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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【今週の全米No.1アルバム事情 #10 - 2020/1/4付】

とうとうチャートの日付は年を越してしまいましたがまだ今日明日までは2019年。今年最後のこのポスト、よろしくお付き合い下さい(^^)
ところで、今週末のHot 100でマライアの「All I Want For Christmas Is You」が3週目の1位をキープ、これで彼女は90年代、00年代、10年代、20年代と4つのデケイドにまたがって1位を記録した最初のアーティストになった模様。それ以外にもトップ10内はクリスマスソングで埋め尽くされているようですが、逆に言えば今の楽曲のパワーがクリスマスソングに負けてる、ってことなんですかねえ。


さて先週、今週の1位を華々しくカニエの『Jesus Is Born』だ!と宣言してしまいましたが、さすがに彼を買い被りすぎていたようです(笑)。しかもよく聞くとアーティストはカニエではなく、彼がちょうど一年前にスタートしたSunday Service(日曜日の教会でのお務め)で合唱隊を務めるサンデイ・サービス・クワイア名義とのこと。トップ10にも入ってないのでどの辺にエントリーしてるか、後ほど確認してレポートします。

Harry Styles Fine Linie

ということで、今年最後の発表、チャート日付では2020年最初のBillboard 2001位は、先週から81%減の89,000 EAUs(実売47,000枚)ながら2週目の首位をキープしたハリー・スタイルズの『Fine Line』でした。クリスマス・アルバムや今年のヒットアルバムが大きくセールスやストリーミングを伸ばすこのクリスマスウィークにとにかくも1位を維持したことは大きな意味を持つと思うし、ポストワンダイとしてハリーが確実に首一つリードした感がありますね。

さて今週はクリスマスの週の集計ということもあってトップ10内はクリスマスアルバムで満載。6→2位に来たこの時期のアルバムとしては無敵の感もあるマイケル・ブブレの『Christmas』(2011)、8→4位のマライア『Merry Christmas』、7位変わらずのペンタトニックス『The Best Of Pentatonix Christmas』そして11→8位とトップ10入りしたナット・キング・コール『The Christmas Song』(1962)と4枚がチャートイン。これらは来週にはこぞってダウンするでしょうから、来週のチャートはいろいろ動きが激しくなりそうです。

今週トップ10内初登場はありませんが、もう一枚圏外36→10位とトップ10に強力に再登場したのがヤング・サグのNo.1アルバム『So Much Fun』。こちらは集計期間中にボートラを追加したデラックスバージョンがリリースしたのとクリスマスショッピング期間が重なって急進したもの。しかしこれも来週には遠く圏外に消え去るんでしょう。

さて、来週の1位予想ですが、12/27-1/2リリース予定のアルバム自体がそもそもほとんどない中、目につくのはミュージック・ソウルチャイルドの新譜と、昨年リリースが予定されていたけど本人の離婚やら声帯の故障やらで延び延びになっていたマイリー・サイラスの新譜『SHE IS MILEY CYRUS』くらい。この2枚がハリーを1位から引きずり下ろせるかというのはちょっと微妙だなあ。なので7/3くらいの確率でハリーがもう11位に残ると見てます。

ということで今年も今日でおしまい。このポスト、来年も毎週頑張って続けますので乞うご期待。ではまた来年!

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【今週の全米No.1アルバム事情 #9 - 2019/12/28付】

先週のこのポストで予想したアルバムが今週は何とバッチリ、ワンツーフィニッシュを決めてくれました。何だか有馬記念で馬連馬券を当てた気分(笑)。本チャンではなかなかこう行かないんだなあ。

Harry Styles Fine Linie

というわけで今週のBillboard 2001位に初登場してきたのは予想どおりのハリー・スタイルズの2作目『Fine Line』。彼のデビューソロ『Harry Styles』も20176月のチャートで初登場1位を決めてますので、デビューから2連発の初登場1位。これだけでもなかなかのもんですが(何でもUK出身の男性ソロアーティストでは、デビューから2作連続1位初登場は初の記録だそう)、このアルバムの1位がすごいのは、年末ここに来て478,000 EAUsで、実売も393,000枚と、2019年ではテイラーの『Lover』(9/7付、869,000EAUs)、ポスマロ『Hollywoods Bleeding』(9/21付、489,000 EAUs)に続く第3位のポイント数、実売ではテイラーに続く20192番目の売上という、爆発的な売上での堂々一位です。その他にも

  • コロンビア・レーベルグループ(コロンビア、エピックなど)のアルバムでは2016/5/14付のビヨンセ『Lemonade』が記録した653,000 EAUs(実売485,000枚)以来最大のポイント
  • 1991年にニールセン社が実売データをトラックし始めてからUKソロ・アーティストの週間売上としては最大枚数(これまでの記録はクラプトンの『Unplugged』が1992年のクリスマスの週に記録した374,000枚)

とまあ、記録だらけ。例によって、来年早々予定されている彼のツアーのコンサート・チケットとのバンドルによる売上がかなり貢献しているようですが、それにしても初週このボリュームというのは正直予想外でした。ワンダイ、そしてハリーの人気は実はすごかったんですなあ。

彼の本国UKのチャートでは、今週も強かったオーケストラをバックにしたロッド(笑)の『Youre In My Heart』が1位を死守、先週予想のところでちょっと名前を出したラッパーのストームジーの『Heavy Is The Head』が2位初登場に続く3位初登場と、これも堂々たるもんですが、USにはこの2人が敵ではなかった分のこの快進撃につながったということでしょう。

既に一週だけの売上で2019年のアルバム売上ランクの6位になっているというこのアルバム、今回は作品としてもなかなか評判がよさそうです。既に先週トップ40初登場した「Adore You」のPVなんて曲が始まるまで2分半も映画風のストーリーが挿入されている(その後も全編短編映画のようです)というなかなか凝った造りで、コロンビアのプロモーションスタッフの気合いが感じられますねえ。この曲も含め、他のシングル「Lights Up」や「Watermelon Sugar」も楽曲悪くないと思いますね。

Blake Shelton Fully Loaded

で、2位初登場はこれも先週1位の可能性ありと予想していたブレイク・シェルトンのベスト盤『Fully Loaded: Gods Country』ですが、こちらはハリーに比べて随分とおとなしく96,000 EAUs(実売83,000枚)での初登場。ベスト盤としては2011年の『Loaded: The Best Of Blake Shelton』(18位)、2015年の『Reloaded: 20 #1 Hits』(5位)に続く3枚目になりますが、今回は先日のCMAアウォードでシングル・オブ・ジ・イヤーを獲得した「Gods Country」(Hot 100最高位17位)を含むということでBillboard 200での順位はこれまでの最高位になってます。

まあ彼はミランダに逃げられたとはいえ(笑)オリジナルアルバムでも充分Billboard 2001位を取る実力はまだあると思うので、次作での健闘を期待したいものです。

今週のトップ10内初登場はこの2枚だけで、年末のショッピングシーズンというのを反映してか、その他は今週もHot 1001位を死守するかが見物のマライアの『Merry Christmas』が12→8位、ビリー・アイリッシュの『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』が11→9位、そしてテイラーの『Lover』が13→10位と、今年のベストセラー作がトップ10内に駒を戻してきています。来週のクリスマスウィークのチャートをはじめこれから数週間はこういう傾向が強くなりますね。

さて、来週の1位予想ですが、12/20-26リリース予定のアルバムのラインアップにはちょっと前までなかったんですが、何と前作リリースからまだ2ヶ月なのに突然クリスマスの日にドロップされることが明らかになったカニエ・ウェストの『Jesus Is King』の続編作、『Jesus Is Born』がガチで来そうです!何となくUKのチャートっぽくなってきましたが(笑)前作の人気を見るに、クリスマスにイエス生誕、なんてアルバム出たら、真面目なクリスチャンのヒップホップファンだったら買うよなあ。わずか2日間の売上とはいえ、他にめぼしい作品がない中、これが1位になる確率はかなり高いでしょう。どのくらいのEAU、売上になるのかこちらも見物ですね。ではまた来週。

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【今週の全米No.1アルバム事情 #8 - 2019/12/21付】

(今週火曜日にこちらのブログにアップするのを忘れてました。失礼)
アルバムに行く前に、今週末発表のHot 100でとうとうマライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」が1位取っちゃったみたいですね(笑)。ストリーミングの成せる技ですなあ。しかしリリースから25年で1位になるというのはHot 100の記録ですね。


さて、先週の「アナ雪2」サントラの1位は当たったんですが、今回の1位予想は大外れ(笑)。僕が初登場1位に予想したカミラ・カベロの『Romance』は86,000 EAUs(実売54,000枚)と、このショッピングシーズンにしては思ったほど売上・ポイントが伸びず3位初登場止まり。そしてガッチリと101,000 EAUsを叩き出して今週1位初登場を決めたのは、何とカリフォルニアはコンプトン出身アトランタ育ちのラッパー、ロディ・リッチ(Ricchと表記、本名ロドリック・ウェイン・ムーアJr.)のメジャーデビューアルバム『Please Excuse Me For Being Antisocial』。つい2週間ほど前に早逝してしまったジュースWRLDと同い年の21歳の新進ラッパーです。彼もジュースやこの間1位を取ったトリッピー・レッド同様、シリアスで叙情的な感じのトラップのビートをバックに自分の感情やストリートの状況などをストーリー風にラップする、いわゆる「エモ・ラップ」にあたるスタイルのラッパー。

Roddy Ricch

彼がメインストリームに名前を出して来たのは去年の今頃に出所早々(笑)アルバム『Championship』を初登場1位にぶちこんだミーク・ミルの「Splash Warning」(最高位77位)という曲にフューチャーやヤング・サグと一緒にフィーチャーされたのが初めてかな。その後、3/31に射殺されてしまったことで皮肉にもヒットになったニプシー・ハッスルの「Racks In The Middle」(最高位26位)の共作者及びフィーチャリング・アーティストとして、再び名を馳せ、最近ではDJマスタード改めマスタードの今正にヒット中のシングル「Ballin’」(12/14付現在16位)の共作者・フィーチャリング・アーティストとして、ジワジワとシーンで存在感を増して来ていたのは知ってたけど、まさかここで1位を取るとはちょっとビックリした。ちなみにヒップホップアルバムお約束の実売枚数はわずか3,000枚。賛否両論あると思うけど、このジャンルのオーディエンスの音楽消費行動からいったらこのアンバランスさは実は健全というか、正にロディが今ヒップホップ・コミュニティで注目されてることの証なんだと思う。

The Who 2019

しかし個人的に残念だったのは、あの!ザ・フーの何と13年ぶりのニュー・アルバム『Who』が、89,000 EAUs(実売88,000枚!)というめちゃくちゃ大健闘の売上なのに初登場2位に終わってしまったこと。このアルバム、本国UKのアルバムチャートでも、ロッド・スチュアートが王立交響楽団をバックに自分のヒット曲を歌うという(笑)『Youre In My Heart』と、ロビー・ウィリアムスのクリスマス・アルバムに阻まれて初登場3位に沈むという不運さ。せっかく全く「老成」という言葉を想起させない、力強いロックアルバムを出してくれたんだから、ここまで頑張るんだったら1位を取って欲しかったけどね。

Camila Cabello Romance

そして3位初登場は冒頭触れたカミラ・カベロの『Romance』、そして今週もう1枚のトップ10内初登場は、先週名前を出した故XXXテンタシオンの去年1位を記録した『Skins』に続く2枚目の遺作になる『Bad Vibes Forever』が65,000 EAUs(実売16,000枚)が5位初登場。今週1位のロディ・リッチがブレイクするきっかけになった曲の一つが、Xが亡くなったことについてラップした「Die Young」だったことを考えると、今週のトップ10の並びはエモ・ラッパーの勢揃いで何やら因縁めいたものにも見えますね。

XXXTentacion.jpg

そしてエモ・ラッパーといえば故ジュースWRLD2枚のアルバムも今週、先々週の訃報を受けてトップ10に返り咲いてます。再登場したのは、デビューアルバムの『Goodbye & Good Riddance』(2018)が71→6位、今年出た2枚目の『Death Race For Love』が88→10位の2枚。何だかXとジュースの魂がロディを1位に押し上げたような感じがする、と言ったらうがち過ぎでしょうかね。

さて、来週の1位予想ですが、12/13-19リリース予定のアルバムのラインアップを見ると、中粒のリリースが激戦状態で、カントリーのブレイク・シェルトンと元ワンダイレクションのハリー・スタイルズの2作目ソロあたりが有力候補かな。今週のようなことがあるので、ヒップホップ勢の予想外の躍進もあるかもですが、今回目立つのはUKのストームジーとリッチ・ホーミー・クアンくらいなんでまあないかなと。ではまた来週。

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【今週の全米No.1アルバム事情 #7 - 2019/12/14付】

今週末のBillboard 200チャートの1位の予想、今度はうまいこと的中しました。やはり強力なリリースがやや少なかった今週は、映画の興行成績の方も順調に上積みを続けている『Frozen II(アナと雪の女王2)』のサントラが先週3位から1位にアップ、今年わずか2枚目の「初登場で1位にならなかったアルバム」というステイタスを達成してます(もう1枚は1/19付で2→1位となった、ア・ブギー・ウィット・ダ・フディーの『Hoodie SZN』)。

Frozen 2

『アナ雪2』サントラは、先週予想したとおり、先週の79,000EAUs(実売43,000枚)とほとんど変わらず今週は80,000AEUs(実売37,000枚)で他のアルバムが売上を落とす中、1位をゲット。これっておそらく映画を見に行った家族が帰りとか家に戻ってからサントラ盤を買ってる、という消費行動がそのままポイント、実売数に反映してる気がしますね。今回の映画は前回とコア・キャストは同じでほとんどの楽曲はイディナ・メンゼルら出演者たちがパフォーマンスしているわけですが、サントラにはエンドロール・クレジットで流れると思われる、パニック!アット・ザ・ディスコ、ケイシー・マスグレイヴそしてウィーザーによる、劇中曲のカバーも収録されていてこのあたりもステディな売上に寄与してるのかも。

11/22(金)に公開されて最初の週末でいきなり13,000万ドルの興行成績をあげて、最初の週が18,800万ドル、2週目が9,460万ドルと徐々に下げては来ているものの、昨日までの週末までの累計が既に33,700万ドルに。全世界では既に9億ドルを超える興行成績で、既に2019年の興行成績ランキング8位にランクされてるというからまあサントラも売れるというわけですね。このサントラからは、Hot 100の方にも先週末のチャートにイディナ・メンゼル(雪の女王エルサの声)&オーロラの「Into The Unknown」(55位初登場)、パニック!アット・ザ・ディスコのバージョンの「Into The Unknown」(98位初登場)、そしてイディナ・メンゼル&イヴァン・レイチェル・ウッド(エルサとアナの母、イドゥナの声)の「Show Yourself」(99位初登場)の3曲がランクインしています。

Fabolous Summertime shootout 3

一方今週のその他のトップ10内初登場ですが、7位に先週ちらっと名前を出したファボラスの5年ぶりになる新作『Summertime Shootout 3: Coldest Summer Ever』が44,000EAUs(実売6,000枚)で初登場してます。何で冬のリリースなのに「寒い夏」なんだかは不明です(笑)。ファボラスも頻繁にチャートを賑わしていた2000年代が終わって以降、鳴かず飛ばずで、2010年代はやっとこのアルバムが2枚目のチャートイン、前々作の『The Young OG Project』は最高位12位で、前作の「Summertime Shootout 2: The Level Up」に至ってはアルバムチャートインせずという状態だったので、今回のトップ10復帰は本人に取っては朗報でしょう。ただ音を聴く限りはそこらによくあるトラップ路線なので、シングルヒットは厳しいでしょうけどね。

Michael Buble Christmas

初登場以外で今週トップ10に入ってきたのは3枚あっていずれも季節がらクリスマス・アルバム。まずは17→6位のマイケル・ブブレ『Christmas』。2011年リリースでリリース当時は51位と大いに売れたこのアルバムももはやクラシックの域に入りつつあるようで今週トップ10に復活。先日ビルボード誌が発表した2010年代のアルバムランキングでも24位にランキングされてるくらいのベストセラー・アルバムになってます。僕も実は持ってて、この時期には重宝してます(笑)。2枚目はペンタトニックスの『The Best Of Pentatonix Christmas』が18→8位に上昇。これは今年リリースで、過去の彼らのクリスマスアルバムのベスト盤という、正しくショッピング仕様のアルバム。彼らのアカペラはクリスマス気分満点ですからね。

そして3枚目はこちらも定番アルバム、マライアの『Merry Christmas』が21→9位とえらい勢いでトップ10復帰。毎度お馴染みのクリスマスソング「All I Want For Christmas Is You」もHot 1008回目の再登場で12/7付では18位に急上昇中。昨年は3位まで行ってますから、今年も今週末のHot 100あたりでトップ10入りは固いんでしょうねえ。

Best Of Pentatonix Christmas

さて来週の1位ですが、12/6-12リリース予定のアルバムの目玉は何といってもカミラ・カベロの大ヒット「Senorita」を収録した新作『Romance』なのでこれが最右翼で、これに対抗するのはフレンチ・モンタナの『Montana』、本来デビューアルバムとしてリリースされるはずだったという故XXXテンタシオンの『Bad Vibes Forever』あたりかな。ではまた来週。

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【今週の全米No.1アルバム事情 #6 - 2019/12/07付】

今週のBillboard 200チャート、先週の予想でベックが1位じゃね?なんて言ってたんですが見事に外してしまいました。てかベック、トップ10にも入ってないし、いったいどうなっているのかフルチャートがポストされる明日の夜に確認したいなあ。

で、今週末のチャートの1位をものにしたのは、何とオハイオ出身のラッパー、トリッピー・レッド(本名:マイケル・ラマー・ホワイト4世)の3作目にして初の1位を獲得した『A Love Letter To You 4』。これ、ラッパーにありがちの実売は100枚単位でストリーミングで稼いで1位、っていう今年でいうとア・ブギー・ウィット・ダ・フディー『Hoodie SZN』とかと同じパターンの1位かと思うと、これがさにあらず。このアルバム、104,000EAUと先週のセリーン・ディオンと遜色のない規模のポイントのうち、実売も14,000枚と、今年のアルバム1位を取ったけどダベイビーとかヤング・サグあたりが数千枚しか実売売れなかったのと比較すると、カニエやドレイク並の実売を達成してるのは正直驚き。そしてストリーミングの方も12590万オンディマンド・オーディオ・ストリーミングを達成したというから、ヒップホップアーティストにしてはかなりソリッドな1位ということが言えますな。

Trippie_Redd_-_A_Love_Letter_to_You_4.png

その名の通りドレッド風の深紅の髪の毛が独得の印象を醸し出してるトリッピー・レッド。トリッピーっていうと最初はXXXテンタシオンとか、リル・ヤティとかのトラックにフィーチャリングされてて「これ誰?」的なイメージだったんだけど、去年くらいからピンのトラックを次々にリリースして「Topanga」(Hot 100最高位52位)あたりでは「お、結構正統派のラッパーで今っぽくないのがいいね」って感じを持ってたので、今回のブレイクはある程度予想すべきだったのかも。

今回のアルバムは、最近ジュースWRLDやリル・テッカでいい仕事してるニック・マイラをメインのプロデューサーに迎えて、シングルの「Love Me More」あたりはトラップ風味も加えながら正統派っぽいフレイバーもしっかりキープしてるのが支持されてるゆえんなのかもね。うちの息子に聴いたら「まだちゃんと聴いてない」とのことだったので、感想教えてもらうことにしました(笑)。

Jason Aldean 9

さて、今週のその他のトップ10内初登場。2位に83,000EAU(実売68,000枚)で飛び込んで来たのは先週も名前を出してたカントリーのジェイソン・アルディーンの『9』。その名の通り彼の9作目のアルバム、この前の『Rearview Town』まで4作連続Billboard 200でも初登場1位だったので、今回はトリッピー・レッドの後塵を拝するという結果は本人としては大いに不満足なんではないかなあ。これまでの初登場14枚の実売も2012年『Night Train409,000枚、2014年『Old Boots, New Dirt278,000枚、2016年『They Dont Know131,000枚、そして去年の『Rearview Town162,000枚と下降傾向だったのが今回一気に10万枚を割ってるあたりが気になるところ。今やカントリー男性シンガーの人気はルーク・コムズとクリス・ステイプルトンに集中している感もあるので致し方ないところではあるのでしょうが。

Frozen 2

そして初登場ではないですが、トップ10圏外15位から一気に3位に上がってきたのは、映画の公開と同時に一気にポジションを延ばした『Frozen 2(アナと雪の女王2)』のサントラ。79,000EAU(実売43,000枚)とがっつりと売上ストリーミングを稼いで、このサンクスギヴィングの週末映画を見に行った家族の売上が来週乗っかると、ひょっとして来週の1位はアナ雪2?というシナリオもあるかも。

Coldplay Everyday Life 

続いて7位に初登場したのが、先週ベックと1位を争うのでは、と予想したコールドプレイの新譜『Everyday Life』。もっと売れるかなあ、と思ったのに48,000EAU(実売36,000枚)と実売でジェイソン・アルディーンの半分と意外と振るわない結果に(ベックはもっと振るってないってことだけど汗)。もうそろそろコールドプレイってバンドの賞味期限も終わりに近い感じなんでしょうかねえ。アルバム自体の評判はそんなに悪くないみたいだし、何曲か聴いてみた感じだと、一時期あった悪しき大作主義みたいな感じもなさそうですね。今回はちょっと真面目に聴いてみようかな。

YNW Melly Melly vs Melvin

そして今週最後のトップ10初登場は、2月に逮捕されて今現在第一級殺人罪の容疑で服役中の(笑)フロリダ出身のラッパー、YNWメリー(本名:ジャメール・モーリス・ディーモンズ)の初めてのフルアルバム『Melly vs. Melvin』が43,000EAU(実売1,000枚、典型的やな)で8位初登場。カニエをフィーチャーしてブレイクアウトヒットになった去年の「Mixed Personalities」(最高位42位)も初のトップ40ヒットになった「Murder On My Mind」(14位)もちょっといっちゃってる感はあるけどどちらかというとこれも今っぽくない王道のフロウを聴かせてただけにこのまま無期、下手すると死刑判決もありうると言う状況の中でこのアルバム大ヒットは皮肉というか何というか。

さて来週の1位ですが、11/29-12/5リリース予定のアルバムは正直言ってこれ、というのがなくて、ファボラスの新譜とか、ケイシー・マスグレイヴスのクリスマス・スペシャルのサントラくらいが目に付く程度。だとするとやっぱりアナ雪2が来週1位なのかも。ちょうどサンクスギヴィングのブラック・フライデーが集計期間に入っているのもそういう予想を掻き立てますね。ということでまた来週。

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