FC2ブログ
Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【Boonzzy Grammy 2019】2年ぶりにやります。グラミー生ブログ #10
さていよいよ授賞式も終盤に近づき後はROY、そして最優秀アルバム部門を残すばかり。ここでジミー・ジャムが登場して、レコーディング・アカデミーの活動紹介と、様々なアーティスト達からの感謝の言葉を述べたビデオを紹介。続いて登場したレコーディング・アカデミー会長のニール・ボートナウの挨拶に続いてのセクションが物故者を偲ぶIn Memoriumのコーナー。思えばこの1年間も多くの素晴らしいパフォーマーがこの世を去りました。

ジェームス・イングラム、ナンシー・ウィルソン、シャルル・アズナブール、デニス・エドワーズ(テンプテーションズ)、レイ・ソイヤー(Dr.フック)、アヴィーチ、マーティ・バリン、トニー・ジョー・ホワイト、オーティス・ラッシュ、マック・ミラー、ロイ・ハーグローヴ、ジェフ・エメリック、ダリル・ドラゴン(キャプテン)、ミシェル・ルグラン、ノーマン・ギンベル…そして当然セグメントはアリサのトリビュートに入っていったのでした。
ヨランダ・アダムス、フェンテイジア、アンドラ・デイの3人による「You Make Me Feel Like A Natural Woman」の歌唱のすごかったこと。実力派の3人の素晴らしい歌唱を聞くと、本番のトリビュート・コンサートの映像も見たくなりますね。
Aretha Tribute

ここでアリシア登場、プロデューサー部門がファレル・ウィリアムスに与えられたことをアナウンスして、一気にレコード・オブ・ジ・イヤーの発表に。さあ、「Shallow」なのか、「This Is America」の2部門制覇なのか、それとも「The Middle」か?
ええええええええええええええええ!まさかのまさか、チャイルディッシュ・ガンビーノがROYも取っちゃった!これは凄い。これで僕の今年のグラミーのメインシナリオが見事に外れてしまったけど、この2部門受賞はグラミーにとっても歴史的な出来事であることは間違いないな。いやあ凄い
ROY.jpg
そして最終のアルバム部門の発表。こうなってくると今年のグラミー、何でもありのような気がしてきた。何かブランディ・カーライルH.E.R.が取ってもおかしくないような気がしてきたなあ。それとも「ブラック・パンサー」か?
おおおおおおお!何ともうないかも、と思ったケイシー・マスグレイヴスの『Golden Hour』が取ったよ!でもなぜか場内がシーンとしちゃったような気がするのは気のせいか?これが「ブラック・パンサー」やブランディ・カーライル、H.E.R.が取ったら会場の反応はだいぶ違ったのかもな。でもケイシーのこのアルバム、受賞はその価値があると思うね。いやあおめでとうケイシー!

Kacey Album of the year
WOWOWスタジオに戻って振り返りやってるけど、「This Is America」のPV監督をしたヒロ・ムライさんによるとチャイルディッシュ・ガンビーノは今年で音楽アーティストとしての活動は引退を表明してるらしい。何てカッコいいやつなんだ(笑)、引退直前に本命視されていなかったROYとSOYを持っていくなんて。しかしこの曲がこのようにレコーディング・アカデミーに支持されるということは、現トランプ政権への批判を顕にした楽曲のメッセージ性と俳優ドナルド・グローヴァーとしてもクオリティ高い活動を続けるアーティスト、チャイルディッシュ・ガンビーノの存在自体に支持が集まった、ということなのかもしれないな。決してこれでラップ・ジャンルが主要部門で認知された、というとはちょっと違う気が。それが証拠に今回もケンドリックドレイクカーディBも(ポスト・マローンもw)主要部門ではカスリもしなかったしね。

結局「Shallow」ナイトが起きるのでは、というのはやや穿ちすぎた読みだったのかもしれないけど、今年のグラミーは昨年の反動か、社会性や女性重視のメッセージが強くショーにも、そして受賞者の顔ぶれにも強く反映された回だったような気がします。予想結果については後ほどまとめのブログをアップしますが、今回はかなりボロボロな気が(笑)

ではライヴで見れなかった方、夜には編集・字幕版の放送がWOWOWで放映されますのでそちらをお楽しみに。では!
スポンサーサイト

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

【Boonzzy Grammy 2019】2年ぶりにやります。グラミー生ブログ #9
さて次は既にアメリカーナ部門3部門を受賞していて、主要3部門でのノミネートの行方が気になるブランディ・カーライルによる、SOY/ROYノミネート曲「The Joke」のパフォーマンス。これまでレッドカーペットなどで登場していた時のテンガロン・ハットをかぶったマッチョなイメージとはがらりと雰囲気を変えて、よりフェミニンな出で立ち(でも力強い感じ)でアコギをかき鳴らしながらパワフルにこのエモーショナルな楽曲を歌うブランディの姿は観衆の大きな喝采を浴びてました。彼女の場合LGBTの側面がとかくスポット当たるけど、純粋に素晴らしいシンガーソングライターだと思いますね。
そして、ライヴ映像にはサビ部分の歌詞がテロップで表示されるなど、楽曲・リリックの中身を重視するプロダクションにも、なかなかアカデミーの好意が感じられ「むっ、これは「Shallow」との争いは結構僅差になるのかも」と、ちょっと波乱の予感が
ポスト・マローンが観客席でうっとりと聞き惚れてる姿にはちょっとウケたけど(笑)
Brandi Carlile Performance

さて次はリオン・ブリッジズチャーリー・ウィルソンという新旧のメインストリームR&Bシンガーが、ダニー・ハサウェイの功労賞受賞を称えるコメントをして、それに客席のレイラがにっこり応えるという微笑ましい場面が。続いてこの二人の紹介で、新人賞にもノミネートされてるクロエ&ハリーの二人が歌う「Where Is The Love?」、言うまでもなくあのダニーロバータのデュエットによる名曲のカバー。こちらをほとんどアカペラ同様の音数の少ないバックに乗って達者に歌い上げる二人の才能は、確かにビヨンセが惚れ込むだけのことはあるな、と感心。続いてこの二人がラップ・アルバム部門を発表。さあ、トラヴィスが取るのか、それともここもドレイクか?

おおおおおおお!何とカーディBが取っちゃったよ!しかも別れたはずの元ダンナ、オフセットと手を繋いで登場するというサプライズ。そしてスピーチでは、彼女のイメージとは違う、完全にショックをウケてガクブル状態のカーディBが見れたのがレアだった(笑)。「落ち着くためにウィードを吸わなきゃ(笑)」と笑わせといて「妊娠してるのがわかった時、まだアルバムが終わってなくて3曲くらい終わらせなきゃなくて、しかもそれが終わったら今度はお腹が出てくる前にビデオも撮らなきゃいけなくて。とっても大変だったけど、みんなのおかげで乗り切れた。アルバムに参加したアーティスト達(ここですべての名前をちゃんと述べて)ありがとう!」となかなかいいスピーチを聞かせてくれました。
Cardi B Offset

さて続いては、新人賞部門ノミネートのデュア・リパと、既にロックソング部門受賞済アニー・クラークことセント・ヴィンセントのパフォーマンス。ステージでエレキギターをかき鳴らしながら、その受賞曲「Masseduction」を歌うセント・ヴィンセントの背後から近寄ってきたデュア・リパ二人とも短髪の似たようなヘアスタイルと衣装でまるで双子の姉妹がパフォーマンスしているかのような不思議な雰囲気を。曲はデュアの持ち歌「One Kiss」でエレクトロな感じになったところに再び「Masseduction」がマッシュアップ風にミックスされるというなかなかクールなステージでしたね。
Dua Lupa St Vincent

それに続いてプレゼンターで登場したのは、去年の新人賞受賞者、アレッシア・カーラと、1961年の第3回グラミーでアルバム部門を受賞したボブ・ニューハート(!)の年齢差何歳?という二人。「ボブさんのコメディ・レコード、うちのヒイおばあちゃんがファンなのよ」と言って笑わせるアレッシア(笑)。さて、注目の新人賞は?ええええええええええええええええ!何でデュア・リパなの?
うーん、パフォーマンスやったアーティストが受賞するの法則、しばらくグラミーではずれることが多かったけど、ここで復活するとは。これで彼女はダンス・レコーディング部門の「Electricity」と並んで2つ目のグラミーかあ。グレタ・ヴァン・フリートH.E.R.が2つくらいグラミー取ってもよかったと思うけどなあ。
Dua Lipa Wins

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

【Boonzzy Grammy 2019】2年ぶりにやります。グラミー生ブログ #8
さてWOWOWスタジオでは、LAのゼッドの自宅(超豪邸!)を訪問した山下の突撃インタビューの状況をレポート。個人的にすごいと思ったのはスニーカー部屋(笑)。ざっと100足はあったんじゃないかな

さて続いては、ドレイクラップ・パフォーマンス部門を取られて客席でドレイクのメッセージにも下を向いていたトラヴィス・スコットのパフォーマンス。先日のスーパーボウルのハーフタイムショーにもマルーン5と共演者として登場、CGによる空から飛んできた火の玉に乗って登場したトラヴィス。今日はどういうパフォーマンスなのか、そして注目のラップ・アルバム部門は取れるのか?
登場したアリシアの旦那のスイズ・ビーツイヴが紹介して登場したトラヴィスいきなりあのジェイムス・ブレイクとのコラボで「Stop Trying To Be God」をあのアルバム『Astroworld』での再現のようなパフォーマンス。そしてそのバックでファルセットのコーラスをつけてるのが何とあのフィリップ・ベイリーとギターのヴァーダイン・ホワイトというアルバム通りのミニEW&Fな豪華なメンバー。次の曲「No Bystanders」ではステージ上のでっかい檻の中でパフォームするトラヴィスの周りに、会場から大勢の若い群衆がステージに駆け上がってきて、あるものは檻によじ登り、そっから落ちてモッシュを始めるという、いきなりステージ上はカオス状態。檻から出てきてステージ上の群衆の中心になって力強いフロウをきかせるトラヴィス、なかなか存在感十分のパフォーマンスでした。
Travis Scott 

さて次は最優秀R&Bアルバム部門の発表。個人的には本命◎H.E.R.、対抗◯リオン・ブリッジズなんだけど、H.E.R.取るかなあ。ステージにはおお、御大スモーキーが登場、アリシアとアカペラでスモーキーの名作「Tracks Of My Tears」を歌ってる。どうやら4月にCBSで放送予定の「Motown 60」スペシャル(60周年記念番組らしい。これは見たい!)の番宣も兼ねてるらしい。その二人の紹介で登場したのはJローことジェニファー・ロペスによるモータウンメドレー・パフォーマンス。あのジャクソン5の名曲「Dancing Machine」のイントロから「Dancing In The Street」になだれ込み、「Please Mr. Postman」からバレット・ストロングの名曲「Money (That's What I Want)」、コントーズの「Do You Love Me」、「ABC」と一気に演奏したところで、御大スモーキーが登場、全く年を感じさせない艶のある声でJローと「My Girl」を洒脱にパフォーマンス。ここから今度はテンプスの「Papa Was A Rolling Stone」、エドウィン・スターの「War」そして一気に時代が80年代に飛んでティーナ・マリーの「Sqaure Biz」(これは個人的に嬉しい選曲!)という息もつかせぬ展開。いやあいいなあこのメドレー。そしてJローのパフォーマンスはスティーヴィー・ワンダーの「Another Star」に移ったところでピアノについたニーヨ登場。ピアノの上に寝そべるJローとのコラボパフォーマンスという贅沢さでフィナーレとなったのでした。
JLo Motown 60 

お、そして登場したのはBTSのメンバー。彼らが最優秀R&Bアルバムの発表するみたいね。日本のアーティストでこういう役割が取れるようになるのはいつのことやら。そして発表されたのは…おおおお!やはりH.E.R.が取ったね!素晴らしい!これで彼女の新人賞も決まりかな。そしてこれでH.E.R.のアルバムのエンジニアを努めている日本人のツツミ・ミキさんも受賞!H.E.R.が「ここに来れたのは私だけでできたんじゃない、チームのメンバーの力でこれまで来れた。みんな上がって来て!」とステージに招いたチームのメンバーの間にツツミさんの顔もあったね。いやあ素晴らしい。このアルバム、H.E.R.の最初の2枚のEPをまとめたアルバムであり、彼女の素晴らしいエキスが詰まっているので、まだ聴いてない人はぜひ聴いてください(^^)
HER Best RB Album 

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

【Boonzzy Grammy 2019】2年ぶりにやります。グラミー生ブログ #7
さて続いては、ダイアナ・ロスを称えるセグメントで、ダイアナの孫のライフ・へノック・ケンドリックくん(多分10歳くらい?)のとってもしっかりしたスピーチでの紹介で登場した女王ダイアナ。昔ながらの派手派手の真っ赤なペティコート・ドレスに身を包んで登場したダイアナ、顔を整形で若さを保っているのは周知の事実だけど(笑)、御年75歳ということでまだまだ声もかなりしっかり出ていて「Reach Out And Touch」とかでは場内の観客が総立ちになってウェーヴをしながら盛り上がるという、いやあ華のある人は何をしても場を盛り上げるということを再認識。
Diana Ross 

WOWOWスタジオでは、第53回で自らもグラミー受賞してるB'z松本氏が注目のアーティスト・楽曲を語る、というミニコーナー。彼が挙げたのは「Shallow」、ロックにも頑張ってほしいということでグレタ・ヴァン・フリート、そしてパフォーマンスやったレッチリ(今日のパフォーマンスはやや残念だったけど)。そういえばB'zとレッチリは今年のサマソニのヘッドライナーで共演するらしいから、これはある意味番宣かな。

さあ次はレディ・ガガによる「Shallow」のパフォーマンスらしいけど、ロンドンにいるはずのブラッドリー・クーパーとのデュエットは実現するのか?それとも誰か他の人とのデュエットか?
アリシアが高らかに紹介する中、全身銀ラメの派手派手なボディスーツで登場したレディ・ガガ、映画と同じアコギの弾き語りをバックにイメージ的には全く違ったパフォーマンスで力強くファースト・ヴァースを歌ってます。舞台には共作者でもあるマーク・ロンソンがギターを持ってバックを固めてますが、そのマークがセカンド・ヴァースになるとレディ・ガガに近づいて「すわ、デュエットの相手はマークか?」と思うとまた後ろに引っ込むという、なかなかサスペンスを盛り上げる演出やなあ。
でも曲も後半になって、シャウトするわ、ジャンプするわであの「Shallow」を完璧にいつものレディ・ガガの楽曲にしてしまってるパフォーマンスを見ると、今日はどうも一人で歌うようだね。衛星中継のデュエットなんてのも良かったと思うけど、ちょっと残念。
しかし圧倒のパフォーマンス、客席ではH.E.R.が、マレン・モリスが、ジャネル・モネイ呆然として面持ちでただただ拍手している、正しくガガのオーラを120%発揮したパフォーマンスでした
Lady Gaga Shallow

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

【Boonzzy Grammy 2019】2年ぶりにやります。グラミー生ブログ #6
 さて続いてはホストのアリシアのパフォーマンス。いきなり2台のピアノを平行に置いて2台のピアノを一人連弾で演奏しながら、アリシアがお気に入りの曲をメドレーで演奏するという「Songs I Wish I'd Written(私が書きたかった曲たち)」というなかなか素敵なパフォーマンス。歴代のグラミー受賞曲である「Killing Me Softly With His Songs」、ナタリー・コールの「Unforgettable」、コールドプレイの「Clocks」、キングス・オブ・リオンUse Somebody」、ローリン・ヒルDoo Wop (That Thing)」、そして自らのジェイZとのデュエット「Empire State Of Mind」などが次々にアリシアの素晴らしい歌で聞けるということで観衆もやんやの喝采。でもその中に、去年の大ヒットで新人賞にもノミネートされるべきだったと思う(でもガン無視された)ジュースWRLD「Lucid Dreams」ドレイクの今回ノミネートはされなかった去年の大ヒット「In My Feelings」を混ぜるあたりにはアリシアの主張というか、矜持を強く感じる構成だったなあ。あ、一番よかったのは「Boo'd Up」をやった時、客席でエラ・メイちゃんが「OMG!」と小躍りしていたところ。いや可愛かったね。
Alicia Medley 

続いてパフォーマンスしたのはカントリーの若手デュオ、ダン+シェイの「Tequila」。既にこの曲でカントリー・デュオ・グループ部門を、あの「Meant To Be」を抑えて受賞してるこの二人、あのアリシアの素晴らしいパフォーマンスの後ではちょっと気の毒かな、と思ったけど、曲のフィニッシュでは素晴らしい声量で締めくくって喝采を浴びてました。
Dan_Shay.jpg 

続いてそのダン+シェイが発表する最優秀ラップ・パフォーマンス部門うちの息子は「Sicko Mode」しかないじゃん、って言ってて、トラヴィスが取るとすごいなあ、と思ってたんだけど、当然というか順当というかドレイクの「God's Plan」が受賞。珍しくドレイク本人が登場して受賞してたけど、その受賞スピーチがなかなか素晴らしかった。「これは俺も何回目かの受賞でありがたいんだけど、我々音楽パフォーマー達ってのはこういった賞を取らなくても、ヒューストン出身のブラザーも(これは明らかにトラヴィス・スコットを指してる)、NY出身のイケてるスパニッシュ・ガールも(カーディBか?)、演奏して歌ってる歌を、雨や雪の中を大変な思いをしながら仕事をして金を稼いでいるファン達がそうして稼いだお金を使って我々のパフォーマンスを見に来てくれて、我々の歌を一言一句歌ってくれる、それだけで、我々パフォーマーはみんな賞をもらってるみたいなもんなんだぜ!
Drake Grammy 

こういうメッセージをちゃんと発信するのが受賞者の役目だと思うな。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

copyright © 2019 Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.