Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■2006/7/22のトップ40デビューシングル
よく考えたら7/22/2006のトップ40初登場は1曲だけだった。これだったらさっきまとめてアップすればよかったな。
NeYo.jpg
で、その1曲は37位に登場した、もうおなじみのニーヨ(Ne-Yo)の「So SickWhen You're Mad」に続く3曲目のトップ40ヒットとなったその名もズバリ「Sexy Love」。例によって80年代っぽいシンセのビートとオカズをちりばめたクワイエット・ストーム系のミディアム・スロウのトラックにのってニーヨが気持ちよさそうな歌声を聞かせてくれるR&B好きには結構たまらない出来になってます。このニーヨ、いずこからともなく2006年のR&Bシーンに登場した実にお買い得のアーティストですなあ。本当に80年代R&B好きの痒いところに手の届くような楽曲の作りで、結構40親父で昔六本木あたりでブイブイ言わせた人たちではまってる人多いんじゃないかしら。ニーヨ、おすすめです。曲はシェイファー・スミスことニーヨ本人、T.E.ハーマンセン、M.フレデリクセンの共作、プロデュースは「So Sick」も手がけ、最近リアーナの「Unfaithful」なんかもやってて乗っているスターゲイトでした。
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■2006/7/15と7/22のトップ40デビューシングル
大変失礼しました。出張続きでアップできなかった7/15付と7/22付で新たにトップ40に登場した曲を遅まきながら紹介しときます。リアルタイムでなくても許されるのがメルマガ時代と違ってブログのいいところだなあ。

KatharineMcPhee.jpgまず7/15/2006付でのトップ40デビューは4曲。この週の一番人気で一番の話題は何と言ってもいきなりHot 100の12位にいきなり初登場で飛び込んできたキャサリーン・マクフィー(Katharine McPhee)嬢キャサリーンの綴りがKatherineではなくKatharineであるところに注目)の「Somewhere Over The Rainbow」。そう、あのジュディ・ガーランド主演の1939年の古典映画『オズの魔法使い』の主題歌のカバーですが、こんなベタな選曲でいきなりこんなに上位に初登場するというのは...そう、アメ・アド関係者しかあり得ないじゃないですか!キャサリーン嬢はかのジェイ・レノ風のテイラー・ヒックスが優勝した5シーズン目の『アメリカン・アイドル』でテイラー、禿頭のクリス・ドートリー共々最後の3人に残ったファイナルのファイナリスト。そしてこの3人のうちではもっとも歌唱力もあり(ややマライア・キャリー風)、ルックスも知的でフォトジェニックだし、とってもレコード会社が売り出しやすいタイプのシンガーなんで、この人気ぶりも頷けるところ。ケリクラキャリー・アンダーウッドといったメインストリーム系優勝者の後継者的位置づけで、結局こういう人が今後も長くチャートに顔を出し続けるのではないかね。歌の方もいきなりアカペラの歌い出しからしっとりとギターのオブリガードにのって伸びやかなボーカルで自信満々に歌いきっているマクフィー嬢、この曲とシングルにカップリングされていてこの週圏外60位に初登場していた「My Destiny」も正当派ポップ・バラードで、久々に直球ど真ん中で勝負する本格派女性ボーカルということで今後が期待できる。しかしプロデュースがデヴィッド・フォスターというのもあまりにベタすぎるなあ。なおこの曲、この後赤丸を消して現在50位まで下降している。作者はハロルド・アーレンE.Y.ハーバーグ

この週31位に入ってきて2番手のトップ40初登場だったのは、T.I.主宰のレーベル、グランド・ハッスルからYoungDro.jpgデビューしたヤング・ドロ(Young Dro)なるアトランタのラッパーの「Shoulder Lean」。そのT.I.をフィーチャーしてのデビューだが、もともとT.I.とは昔からの付き合いで、P$C(Pimp Squad Click)と称するポッセで一緒だったこともあるというから、まあ地元シーンではおなじみ、今回初めてT.I.のサポートで全国区にデビュー、というところ。曲の方はだるーい感じのサザン・ヒップホップ・トラックで、クランクとかのアッパーな感じとは好対照。はっきり言って聴いてるとちょっと催眠効果のあるトラックだ。ガーッと酒をかっくらってグラスでもキメながら聴くといいのかもしれん。でもこの曲やはり最近のサウスもんの例に違わずチャート上は好調で、7/29付ではもう15位まで上昇してトップ10目前といったところだ。作者はT.I.(クリフォード・ハリス)に加えてC.クイン、D.ハートの3人の共作。プロデュースはリルC

PublicAffair.jpg7/15付の3曲目のトップ40初登場は、39位にこれもHot 100初登場、一時期一緒にMTVでTVショーまでやりながら、あっけなくニック・ラシェイを袖にして離婚してしまった、あのジェシカ・シンプソンの新曲「A Public Affair」。前の旦那のニックも「What's Left Of Me(僕に残されたもの)」などという意味深なタイトルの曲をこの間トップ10ヒットにしていたが、今回のジェシカの曲のタイトルも結構意味深。内容は「女の子はみんな人の目なんか気にせずに、パーティーに情事にガンガンいっちゃおう!人が何言おうと関係ないわよね!」といかにも頭悪そうなもの。そして曲は...ううう、あまりにもお手軽すぎる。これではマドンナの「Holiday」とシュープリームスの「Ain't No Mountain High Enough」の合成ではないか(一応後者の作者、ニコラス・アシュフォードヴァレリー・シンプソンはクレジットされているが)。『チキン・リトル』の豚君じゃないんだからさあ、もっと何というかせめてパリス・ヒルトンくらいもう少しオリジナルっぽい曲やったら?と思ったらやはりこの曲その後赤丸を消して38位で足踏み状態。来週くらいにはドカーンと急降下と見た。作者には上記のアシュフォード&シンプソン以外にジェシカ自身の名前とJ.オースティン、G.カースティン、S.ワッターズ、L.ビアンカニエロ、L.メンデスの名前がクレジットされているが....プロデュースはL.メンデス。うーむ。

さてこの週のトリで40位に入っていたのは、こちらもこの間「Temperature」を大ヒットさせて依然乗りにWhenUGonnaGiveItUpToMe.jpg乗っているショーン・ポールがあの本格派ソウルの歌姫、キーシャ・コールをフィーチャーした「When You Gonna (Give It Up To Me)」。全然関係ないが、この曲のiTuneのページへの書き込みを見てると、アメリカ人のリスナーが「ショーン・ポールよ、お前の歌って何言ってるか全然わかんねーから、俺っちいつもでたらめで歌ったりしてるけどおめーって最高だぜ!」なんていうのがあったりしてその馬鹿さ加減に思わず吹き出してしまった。ま、それは別にして確かにショーン・ポールのトーストっぽいボーカルには結構クセになるものがあるのは確かで、最近みたいにだんだん暑くなってくるとこのあたりの好感度がまたぐっと上がってくるというもの。今回はキーシャの絡みも全体にR&B色を色濃く出すのに役だっていて、なかなかいい楽曲に仕上がっている。この曲も好調で7/29付では16位にアップしてきてるのでこれもトップ10射程距離。作者はS.P.ヘンリケ、J.ヘンリケ、D.ベネット、N.スタッフの4人で、プロデュースはD.ベネットでした。

ああ疲れた。一気に書くとやはり疲れるな。7/22付の初登場曲はちょっと休んで後でアップします。ちょっと待ってね。
■2006/7/22付Hot100(久しぶりですいません)
またやっちまった。ブログなんて最低でも毎週、できれば毎日アップしなきゃ意味がないと判ってるんだけど、今月に入ってからの忙しさといったらちょっと並じゃなかったので。まあこのブログは毎週のトップ40に入ってくる新曲の紹介を中心にやってるので、毎日アップ、という感じでもないんで、そこんとこは勘弁。

で一週間あいてしまった今週のHot100のトップはというと、3週目のトップをキープ中のネリー・ファータド+ティンバランドの「Promiscuous」。この曲の邦題、「ふしだらなビート」というらしい。レコード会社のA&R担当も邦訳に困ったと見えて、楽曲サウンドの連想からプリンスの「When Doves Cryビートに抱かれて」を彷彿とさせるセンスの邦題を持ってきた。なかなかあっぱれですな。何せこの言葉の意味はもっと直接的な「淫乱な、性的に見境のない」という意味なんで。サウンドはともかくこの歌詞の内容的にも一部のオリジナル・ネリー・ファンからは顰蹙をかっているようなところもある。確かにちょっと奔放すぎる嫌いはあるが、今更XXX仕様のラップとかをさんざん聴いてるアーバン系のリスナーたちにはあんまり関係ないだろうし、そういう層に今回結構受けているようなので、まあここはネリー嬢の作戦勝ちというところか。まだまだダウンロードも人気のようなので、もうしばらく首位キープでしょう。そういうネリー嬢を押しのけるかどうか判らないが、結構知らぬ間に何と2位まで迫ってきているのがナールズ・バークレイの「Crazy」。これって、1975年頃にホット・チョコレートが急に「Emma」でトップ10に殴り込んできたのとイメージがかぶってしまうのは、イギリスで、かつ単にボーカルがセミ・ファルセット系の変態ボーカル、という共通点があるからか。それ以外に今週のトップ10は特に見るべき動きはないね。

ちょっと今週3連休なのに、体力回復といろいろ野暮用で結構あっという間に時間がたってしまったので、今日のところはここまで。新曲の方はまた今週時間を見てアップすることにしよう。外は今大雨。あー明日からまた会社か。
■2006/7/8付Hot100
Promiscuous.jpgネリー嬢、やりました。先週の書き込みで「来週挽回して1位獲得なるか?」と半ば無責任にコメントしたんですが、今週見事に3位から反転してテイラー・ヒックスを蹴落とし「Promiscuous」首位獲得。やるなあ。そしてアルバム『Loose』の方も今週見事にアルバムチャート初登場1位を達成。シングル・アルバム同時1位なんて70~80年代のポップスターみたい。このアルバム、この曲と「Maneater」あたりがこれまでのネリーの傾向からかなり飛んじゃってる関係もあって以前からのファンには「セルアウトじゃねーか」と不評の向きもあるようだけど、相対的にはかなり評判がよいようで。自分自身アルバム全体聴いてないから何とも言えないけど、ファーストからのファンとしては早々にゲットして自分としての評価を下して見るつもり。

今週はアギレラの「Ain't No Other Man」が余裕で13位→9位とトップ10入りを果たしたのも話題なんだけど、何と言ってもいきなり今週18位にHot100初登場してきたのが、あのヒルトン・ホテルチェーン創業者のひ孫でお騒がせセレブParisHilton.jpgねーちゃんのパリス・ヒルトン。「Stars Are Blind」なんてタイトルの曲で、「目がくらんでるのはキミの方なんじゃないの」なんて突っ込みたくなるんだが、曲調は何やらレゲエ・ビートに乗っかって取りあえず歌ってます、といったもの。有名人だからって金使って曲出せば売れるなんて思ってもらっちゃ地道にやってるミュージシャン達に対して失礼だって事が判らんのかねえ、この子は。彼女のあきれるほどの非常識さとお騒がせぶりは既に皆さんもご存知とは思うが、詳しく知りたい方はこのウィキペディアの記述 が凄く詳しいので一読をお薦めする。

まあ過去にも俳優やモデルたちがチャートを賑わしたことはあるが、ここまでお気楽なセレブのくせしてここまで売れてしまうというのはあまり記憶にない。彼女、これで変な勘違いをしなければよいのだが。作者はプロデュースもやってるF.ガリベイS.ソロモンの二人に加え、R.マッカーシー

今週の2曲目のトップ40入りは先週既にご紹介済みのビヨンセジェイZの「Deja Vu」。先週の44位→37位と、この2人にしてはえらく地味なトップ40入りの仕方だなあ、と言う感じ。楽曲は思いっきり売りに来ているだけにもっと伸びるんだと思ってたけど。プロデュースはロドニー・ジャーキンスビヨンセ自身、作者はこの二人とジェイZJ.ウェッブ、K.N.プライス、M.リディック、D.トーマス

E40.jpg今週のもう一曲のトップ40初登場曲は、カリフォルニアはヴァレーホの怪人、E-40が、去年「I'm Sprung」でブレイクしたマイアミのソウルシンガー、T-ペインキャンディ・ガール(このキャンディ・ガールというのは2000年にキャンディ名義で「Don't Think I'm Not」(最高位24位)をヒットさせた、元エクスケイプのメンバーだった、あのキャンディ・バラスではないか~実際彼女の名前がソングライティング・クレジットにあるし~と思うが未確認)をフィーチャーした「U And Dat」。E-40大先生、このところ新作『My Ghetto Report Card』からのカット「Tell Me When To Go」が久々の40ヒットになったり、リル・ジョンの「Snap Yo Fingers」にフィーチャーされたりと俄に露出が目立っているところにこの曲のヒットということで、いよいよかの変態ラップ王も表舞台に出てくるのか?という感じですが、この曲も決してメインストリームにすり寄ってるわけでもなく、T-ペインの変態ボコーダーっぽいボーカルに先生の粘質系のフロウが絡まる、というおよそ大ヒットしそうもない曲(笑)なのでご安心を。一応リル・ジョン系のサポートでクランクつながりで受けている面もあるようなので、このまま表舞台に残るか、また裏舞台に引っ込むのかはしばらく様子を見ないと判らないですなあ。そのリル・ジョンがプロデュース、曲の方もリル・ジョンキャンディ・バラスの他、D.スティーヴンス、A.ベイリー、F.ナジムがペンを取っている。

今週はバタバタしているのでこれくらいで。今週の50位までのHot100はお馴染みのこのサイトで↓

http://www.billboard.com/bbcom/charts/chart_display.jsp?g=Singles&f=The+Billboard+Hot+100

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