Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■超訳!ビルボードHot 100チャート50周年記録オール・タイム100 - #99
さて、前回のコラムからちょっと日にちが経ってしまったけど、引き続いてビルボードのHot100オールタイムチャートをベースにした「超訳!オールタイム100」の99位を行ってみます。

99位:「Uガット・イット・バッド(U Got It Bad)」アッシャー(Usher)
(レーベル:アリスタ)(2001年12月15日、及び2002年1月19日~2月16日、通算6週間1位)
(作者:Usher Raymond, Jermaine Dupri, Bryan Michael Cox)(プロデューサー:J. Dupri & B.M. Cox)
(2002年ビルボード誌年間チャート第9位)

usher.jpeg上記のチャートランの表示を見ても判る通り、アッシャーことレイモンド・アッシャー君の3曲目のNo.1ヒットとなったこの曲は、1週トップを取った次の週から4週間ニッケルバックの「How You Remind Me」(後の方でこのランキングの上位で登場するよ)に首位を明け渡した後に再度トップを奪回、その後5週間トップをキープするという粘り腰のチャートアクションを見せた(返り咲き1位のお話しと、返り咲くまでの間に3週以上かかった曲のリストについては、今日さっきアップしたコラムを参照して下さい)。

皆さんよくご存知の通り、この曲のライター・プロデューサーに名を連ねているジャーメイン・デュプリはまあいってみればアトランタのブラック・ヒップホップ・シーンの顔役として90年代以降、クリス・クロスTLCエクスケイプダ・ブラットといったアーティストを発掘してはメジャー・ブレイクさせてきた90年代~2000年代を代表するサウンド・メイカーの一人といっていい。このアッシャー君も彼が1997年に「You Make Me Wanna...」(これも後ほどこのランキングの上の方で登場予定)でブレイクさせて以来の付き合いで、ゴールデン・コンビによる貫禄の大ヒットという感じ。
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■2008/11/1付Hot100について
TIWhataverYouLikePV.jpgさて11/1付チャートは、先週怒濤の95ポイントジャンプアップを果たしたブリトニーWomanizer」早くもダウンで、2週間前に自らの「Live Your Life」に王座を譲り渡したT.I.の「Whatever You Like」が何と2度目の1位返り咲きを果たしてます。この曲のPV、結構80年代のMTV風で最近のヒップホップ系には珍しいストーリー仕立ての出来で、結構このPV見てT.I.のこの曲見直してる私。一度ここで見てあげて下さい。で、その「Whatever You Like」の今回のアクションについて、昨夜都内某所で行われた「あめりかん・ぱい」のチャートファン飲み会でいくつか論議がありましたので、その内容とそれぞれの正確な記録を確認しておきましょう。

1.1位から2回落ちて2回返り咲いたのは今回の「Whatever You Like」でHot100歴代3曲目。他の2曲は?

(答)シックの「Le Freak(おしゃれフリーク)」(1978/12/9, 12/23-30, 1979/1/20-2/3の計6週)とリオナ・ルイスの「Bleeding Love」(2008/4/5, 4/26 & 5/10-17の計4週)の2曲。

2.今回は返り咲く間に2曲のNo.1ヒット(自身の「Live Your Life」とブリトニーの「Womanizer」)を挟んでいるが、このように1回のチャートランの中で1位返り咲きの谷間に2曲のNo.1を許している例はあるか?

(答)ある。それもつい最近。リル・ウェイン・フィーチャリング・スタティック・メジャーの「Lollipop」が2008/5/3と5/31-6/21の2回に分けてNo.1になった間に、リオナ・ルイスBleeding Love」(2008/5/10-17)
リアーナの「Take A Bow」(5/24)の2曲が1位になっている。(なお、チャビー・チェッカーの「The Twist」はチャートランが2回に分かれてますのでここでは対象外)

3.今回返り咲きの間に2週間を挟んでいるが、3週以上間をあけて返り咲いた1位はあるか?(という話だったと思う。ひょっとしたら問題がちょっと違ってたかも...)

(答)あるある。
● 4週あき=3曲
* アンディ・ギブの「I Just Want To Be Your Everything(愛のときめき)」(1977/7/30-8/13と9/17)
* エース・オブ・ベースの「The Sign」(1994/3/12-4/2と5/7-14の間)
* アッシャーU Got It Bad」(2001/12/15と2002/1/19-2/16の間)
● 3週あき=5曲
* シュープリームスの「Come See About Me」(1964/12/19と1965/1/16)
* KC&ザ・サンシャイン・バンドの「That's The Way (I Like It)」(1975/11/22と12/20)
* リル・ウェインLollipop
* そしてアリシア・キーズFallin'」(2001/8/18-9/1と9/29-10/13)とジェニファー・ロペスI'm Real」(2001/9/8-22と10/20-27)がお互いに交互に1位を3週ずつ取りっこしてました。

いやあいろいろ記録の切り口、あるもんですなあ。
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■やはり...ジャンプアップ記録たった1週で破られる
ほうら、やっぱりね。先週の書き込みの時の予想通り、今週(ビルボードHot 100 - 2008年10月25日付チャート)ブリトニーの「Womanizer」、一気に96位Womanizer2.jpg→1位というほぼ枠を目一杯使ったズームアップで先週86位から驚異のジャンプアップ記録を作ったT.I.の「Live Your Life」を1週で蹴落として1位になっちゃったよ。これでiTunesのチャートの動向から目が離せなくなったね。今のところまだ「Womanizer」はiTunesのダウンロードチャートでトップを突っ走ってるからしばらく1位をキープしそうだな。ちなみに「Womanizer」ってのはいわゆる「女たらし」のこと。

それよりこの曲のビデオクリップ見たかい?いよいよ
ピンクSo What」のビデオで一瞬全裸状態に。もちろん肝心のWomanizer1.jpg部分はスミ消ししてあったけど)に続いてブリトニーもとうとう惜しげもなくその裸身を前面に出して凄いねえ。これ、R指定にしとかないとまずいんじゃない?まあここんとこの彼女の行動から考えて全く違和感ないけど。リンク張っておいたので楽しんで下さい。曲自体は最初聴いた時は何だか芸のないホゲホゲダンスミュージックだなと思ったけど、サビの「うぉまないざうぉまうぉまないざよーらうぉまないざおーうぉまないざおーよーらうぉまないざべいびー」ってところが妙に耳と頭に残るなあ。結構知らず知らずのうちに口ずさんでそうでちょっと怖いね。
■超訳!ビルボードHot 100チャート50周年記録オール・タイム100 - #100
ということで。昨日の更新の時に宣言したビルボード誌のHot 100 50周年企画である「Hot 100エラ~1958-2008のオールタイム・トップ100」の記事を一曲ずつ「超訳」形式でかつオリジナルの記事にはない情報もちりばめてご紹介しようという企画の第一弾、今日は100位を紹介しようかな。これ、特に一回ごとのカバー曲数は決めてないので気が向いたら一気にどっと紹介するかも。ということで気長にお付き合い下さい。なお、おまけとして「1950年代とか1960年代とか知らないし、興味ないよなあ」という人のために、僕が独自に集計した「1970-2008年(これを「ポスト・ビートルズ・エラ」と呼ぼうかなあ。何かいい呼び名あったら投稿して下さい)のオールタイム・トップ100」の順位を随時10曲単位で発表しようと思ってるのでよろしく。

なお、原文のビルボードサイトのこのオールタイムチャートのURLはここです。


100位:「喜びの世界(Joy To The World)」スリー・ドッグ・ナイト
(レーベル:ダンヒル)(1971年4月17日~5月22日、6週間1位)(RIAA公認ミリオン・セラー●)
(作者:Hoyt Axton)(プロデューサー:Richard Podolor)
(1971年ビルボード誌年間チャート第1位)

ThreeDogNight.jpg彼らにとって2曲目のナンバー・ワンヒットとなった「喜びの世界」がヒットする前は、リード・ボーカリスト達のダニー・ハットンコリー・ウェルズチャック・ネグロンの3人は、レッドウッド(Redwood)というユニット名で、ビーチ・ボーイズの中心的存在だったブライアン・ウィルソンの初期の作品に参加していた(これがどの作品か調べたけど不明。誰か知ってる人いたら投稿してね)。ロスで活動していた彼らは1969年から1975年にかけてその勢いを一気に加速して、1970年の彼らの最初のナンバーワンであるランディ・ニューマン作の「ママ・トールド・ミー(Mama Told Me Not To Come)」(今回のビルボード誌のオールタイム100には登場せず)を始めとして21曲のポップ・ヒットをチャートに送り込んだ。グループ名の由来は、オーストラリアの言い回しで「犬を三匹ベッドに連れ込んで寝たくなるようなとても寒い夜」というのから取ったという。誰がそんな言い回し、知ってたんだ?また、彼らは無名のソングライターの作品を発掘してきては大ヒットにして、後にそのソングライター達がブレイクする布石を打ってあげるというので有名で、彼らのヒットで有名になったソングライターは、「ママ・トールド・ミー」のランディ・ニューマンを始め、ハリー・ニルソン(「ワン(One)」1969年最高位5位)、ローラ・ニーロ(「イーライズ・カミング(Eli's Coming)」HoytAxton.jpg1969年最高位10位)、レオ・セイヤー(「ショウ・マスト・ゴー・オン(The Show Must Go On)」1974年最高位4位)といった錚々たる顔ぶれで、この曲もシンガーソングライターのホイト・アクストン(母親のメイ・アクストンエルヴィス・プレスリーの出世作「ハートブレイク・ホテル」(1956) の共作者であることで有名)のペンによるもの。ホイトはこの他に「ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン(Never Been To Spain)」(1972年最高位5位)をスリー・ドッグ・ナイトに提供している他、リンゴ・スターの大ヒット、「ノー・ノー・ソング(No No Song)」(1975年最高位3位)の作者としても知られている。


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■#1へのジャンプアップ更新~何だかなあ
てなわけで久々だなあ、チャートのブログ書くの。今日はまあいつかはまた破られるだろうと思っていた、ビルボードのHot100のチャート内から1位へのジャンプアップ記録が先週末発表の10月18日付チャートで破られたのでご紹介。この記録にカウントされるためには前の週にHot 100のどこかにいなくてはいけない。従って、マイケル・ジャクソンの「You Are Not Alone」やセリーン・ディオンの「My Heart Will Go On」が記録じゃないの?と指摘したい人もいるかもしれないけど、あれは前の週に影も形もなくて、突然1位に初登場した曲たちなんで、この記録とはちょっと違う。

TI.gifで、今回記録達成したのは....(ドラムロール)アトランタの売れっ子ラッパー、クリフォード・ハリスことT.I.リアーナの「Live Your Life」で、何と圏外80位→1位と実に79ptもアップして、T.I.自身がつい先月ソロでリリースした「Whatever You Like」(71位→1位、70ptアップ)を僅か1ヶ月で更新したというわけ。自分で樹立したジャンプアップ記録を自分自身でしかも僅か1ヶ月で更新、というあたりにアーバン・リズミック40系に偏重している今のHot 100のエアプレイミックスと、デジタル・ダウンTI_PaperTrail.jpgロードの動きに大きく左右されやすいダウンロードが最近のチャートの現実を改めて見せつけられたという感じだねえ。というのもこのT.I.の新曲、新作『Paper Trail』(こちらもアルバムチャート初登場1位)のリリースに合わせてか、先週からiTunesに配信された模様で一気に335,000ダウンロードを記録、それまでの1週間のダウンロード記録だった、マライア・キャリーの「Touch My Body」の286,000ダウンロードを軽く抜いてしまったっていうから。で「何だかなあ」と思わず呟いてしまったのでした。ちなみにこの「Live Your Life」、日本でも3年前に大ヒット、あのMステにも出演したオゾンの「恋のマイアヒ(Mai Ai Hee)」を全面的にサンプリングするという死ぬほどベタな造り。いやあこりゃあ父さん一本取られたなあ...

で、ここで一応ジャンプアップ記録のおさらいです。
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■久々の更新です。
いやあ久しぶり。この前の更新が3月だから7ヶ月ぶりの更新か。今回も相当ぶっちぎっちゃったなあ。しかし前回の最後の更新が下記のロバータ・フラックの最低なライブについての文句だったので何となく尻切れトンボにするにも何となくあまり後味のよくない切り方だったので早く更新しようしようと思ってたんだけどね。

caroleking.jpgそうそう、ロバータ・フラックの件ではいろいろとご心配をおかけした向きもあったようでTapestry.jpgすみませんでした。お陰さまでもう立ち直ってます(笑)。そろそろライブにも行こうかと、この11月には「死ぬまでには一度見とこうシリーズ(爆)」ということで嫁さんとキャロル・キングを見に行って来ます。楽しみだなあ...あの名盤『つづれ織り(Tapestry)』のデジタルリミックス再発版も去年の年末買って再感動してたのだけど。それと先月末オリジナル・アルバムとしては『Naked Ride Home』以来6年振りになる新作『Time The Conqueror』を出したジャクソン・ブラウンも来日するのでこれも行って来ます。彼のライブは去年例の『Solo Acoustic』のシリーズで来日した時に、Bunkamuraに見にJacksonBrowne_TimeTheConqueror.jpg行ったんだけどあれは良かった。会場に入るとステージにアコギがずらっと20本ほど並んでるんだよね。そこへジャクソンがのそっとJacksonBrowne_LateForTheSky.jpg入って来て「今日は全曲リクエストで行くから」とか言うもんだから会場に集まった40代~50代ののオジサンオバサン(含む僕)は狂喜乱舞。至福の2時間でしたが。今回のアルバムはどうも評判があまり良くないようで、ちょっと買うのをまだためらってるんだけど、ライブに行くまでには買うと思うので、また私的レビューをこのブログに乗っけようかな。ちなみに僕のジャクソン・ブラウンへの思い入れの程は、あの1974年の名盤『Late For The Sky』についての(今にして読むと結構青い)この↓レビューを見てやって下さい。

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