Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■53rdグラミー賞大予想 #3〜ロック部門
さて次はロック部門の予想に行きます。

6.最優秀ソロ・ロック・ボーカル・パフォーマンス部門

○ Run Back To Your Side - Eric Clapton
◎ Crossroads - John Mayer

  Helter Skelter - Paul McCartney
× Silver Rider - Robert Plant
  Angry World - Neil Young

うーんなんだこりゃ。えらい平均年齢の高いノミネーションリストだな。ジョン・メイヤー以外は全員60歳以上じゃねーか。果たして過去の状況はどうなってるか。ちなみにこの部門、第46回(2004年)までは男性・女性各部門に分かれていました。僕の予想は第50回から。

第43回(2001年):(男性)Again - Lenny Kravitz(女性)There Goes The Neighborhood - Sheryl Crowデヴィッド・ボーイThursday's Child」、フィオナ・アップルPaper Bag」)
第44回(2002年):(男性)Dig In - Lenny Kravitz(女性)Get Right With God - Lucinda Williamsライアン・アダムスNew York, New York」、PJハーヴェイThis Is Love」)
第45回(2003年):(男性)The Rising - Bruce Springsteen(女性)Steve McQueen - Sheryl Crowロバート・プラントDarkness, Darkness」、アヴリルSk8ter Boi」)
第46回(2004年):(男性)Gravedigger - Dave Matthews(女性)Trouble - Pinkレニー・クラヴィッツIf I Could Fall In Love」、ルシンダ・ウィリアムスRighteously」)
第47回(2005年)Code Of Silence - Bruce Springsteenライアン・アダムスWonderwall」、メリサ・エスリッジBreathe」)
第48回(2006年)Devils & Dust - Bruce Springsteenエリック・クラプトンRevolution」、ニール・ヤングThe Painter」)
第49回(2007年)Someday Baby - Bob Dylanトム・ペティSaving Grace」、ニール・ヤングLookin' For A Leader」)
第50回(2008年)Radio Nowhere - Bruce Springsteenポール・マッカートニーOnly Mama Knows」、ベックTimebomb」、ルシンダ・ウィリアムスCome On」)
第51回(2009年)Gravity - John Mayerブルース・スプリングスティーンGirls In Their Summer Clothes」、ポール・マッカートニーI Saw Her Standing There」、ニール・ヤングNo Hidden Path
第52回(2010年)Working On A Dream - Bruce Springsteenボブ・ディランBeyond Here Lies Nothin'」、ニール・ヤングFork In The Road」)

JohnMayer_BattleStudies.jpgこの部門はいろいろと因縁の多い部門で、部門創設初年度(1979年)の女性ロック・ボーカル部門で、何とドナ・サマーの「Hot Stuff」が受賞したり、1999年〜2002年まで4年連続男性部門をレニー・クラヴィッツが獲得したり(現在も破られていない連続取得記録)と、従来は「これってホントにロック部門???」と言いたくなる部門でした。まあレニクラは別として、ここ10年では6回ノミネート、5回受賞のブルース・スプリングスティーンが圧倒的に強い部門になってますが、今回は対象作なし。またポール・マッカートニーニール・ヤングもここ最近毎年のようにノミネートされてますがいずれも一度も受賞経験なし。今年のお二人のノミネート作もお世辞にも2010年を代表する作品とは思えず。まあこの二人はないでしょう。となると、残りの3人の中で選ぶとすると、2009年にそのボスを押さえて受賞経験のある、グラミー・ボーイ、ジョン・メイヤーがやはり本命◎か。対抗○は1992年に『Unplugged』でこの部門受賞経験のあるクラプトンか。しかしジョン・メイヤークラプトンの曲(「Crossroads」)をやって、クラプトンを押さえて受賞したらこんな皮肉なことはないよね。

7.最優秀ロック・デュオ/グループ部門

◎ Ready To Start - Arcade Fire
  I Put A Spell On You - Jeff Beck & Joss Stone
× Tighten Up - The Black Keys
  Radioactive - Kings Of Leon
○ Resistance - Muse

前の部門のところで「グラミーのロック部門は昔勘違いが多かった」みたいなことを言ったけど、今年のこの部門なんかはアーケイド・ファイヤやブラック・キーズとかノミネートされてて、ちょっとしたメジャーロック雑誌の年間投票っぽい感じもあり、割とまともなメンツです。で、過去はどうだったかな?僕の予想は50回からだけど、毎回対抗○が受賞していて微妙に外している部門です。

第43回(2001年)Beautiful Day - U2レッチリCalifornication」、フーファイLearn To Fly」、クリードWith Arms Wide Open」)
第44回(2002年)Elevation - U2デブマThe Space Between」、コールドプレイYellow」、トレインDrops Of Jupiter」)
第45回(2003年)In My Place - ColdplayU2Walk On」、3ドアーズ・ダウンWhen I'm Gone」)
第46回(2004年)Disorder In The House - Bruce Springsteen & Warren Zevonホワイト・ストライプスSeven Nation Army」、レディヘThere There」、フーファイTimes Like These」...どう考えてもこの3つのうちのどれかだけど、この年はやはりウォーレン・ジヴォン同情票なんだろうな
第47回(2005年)Vertigo - U2グリーン・デイAmerican Idiot」、フランツ・フェルディナンドTake Me Out
第48回(2006年)Sometimes You Can't Make It On Your Own - U2コールドプレイSpeed Of Sound」、フーファイBest Of You」)
第49回(2007年)Dani California - Red Hot Chili PeppersU2+グリーン・デイThe Saints Are Coming」、コールドプレイTalk」)
第50回(2008年)Icky Thump - The White StripesU2Instant Karma」、グリーン・デイWorking Class Hero」)
第51回(2009年)Sex On Fire - Kings Of LeonコールドプレイViolet Hill」、レディヘHouse Of Cards」、イーグルスLong Road Out Of Eden」)
第52回(2010年)Use Somebody - Kings Of LeonU2I'll Go Crazy If I Don't Go Crazy Tonight」、グリーン・デイ21 Guns」、コールドプレイLife In Technicolor II」)

ArcadeFire_TheSuburbs.jpgこの前の部門がボスの独壇場なら、この部門は2006年までは正にU2の独壇場で、30回、31回、35回、43回、44回、47回、48回と都合7回の受賞歴を誇り、ここ10年でも8回ノミネート中4回受賞という強さです。でも今年はU2はいない。ここ2年はキングス・オブ・レオンが『Only By The Night』の勢いで連続受賞だけど、さすがに3連続はないか。でも最優秀ロック・アルバムにはノミネートされてないんだよなあ。あと不思議なことにもうリリース後2年になろうかというミューズの『The Resistance』からの曲が対象期間の関係で今頃ノミネート。しかもここだけじゃなく最優秀ロック・ソング、最優秀ロック・アルバム部門にも。うーん、ミューズ授賞式で演奏するって言ってるし、きっと何か取るなあ。しかも最優秀アルバムノミネートのアーケイド・ファイヤの『The Suburbs』は最優秀ロック・アルバムにはノミネートされてない!何だこのスクランブル状態は。うーんこれを考えるとこの部門はアーケイド・ファイヤが押さえて、ロック・ソングはKOLミューズ、ロックアルバムはミューズで決まりかなあ。ロックソングにもノミネートのブラック・キーズも気になるし。うーん悩む。

8.最優秀ハード・ロック部門

  A Looking In View - Alice In Chains
  Let Me Hear You Scream - Ozzy Osbourne
◎ Black Rain - Soundgarden
× Between The Lines - Stone Temple Pilots
○ New Fang - Them Crooked Vultures

去年から予想はじめて思いっきり外してしまったこの部門。デイヴ・グロール+ジョッシュ・オム+J.P.ジョーンズのスーパーグループ、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ以外は「これって90年代のグラミー?」と見まごう懐かしい顔ぶれが揃いました。

第43回(2001年)Guerrilla Radio - Rage Against The Machineパール・ジャムGrievance」、ストテンDown」)
第44回(2002年)Crawling - Linkin Parkレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンRenegades Of Funk」)
第45回(2003年)All My Life - Foo Fightersクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジNo One Knows」)
第46回(2004年)Bring Me To Life - EvanescenceオーディオスレイヴLike A Stone
第47回(2005年)Slither - Velvet RevolverメタリカSome Kind Of Monster」)
第48回(2006年)B.Y.O.B. - System Of A Downクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジLittle Sister」)
第49回(2007年)Woman - Wolfmotherシステム・オブ・ア・ダウンLonely Day」)
第50回(2008年)The Pretender - Foo Fightersオジー・オズボーンI Don't Wanna Stop」)
第51回(2009年)Wax Simulacra - The Mars VoltaディスターブドInside The Fire」)
第52回(2010年)War Machine - AC/DCリンキン・パークWhat I've Done」、アリス・イン・チェインズCheck My Brain」)

Soundgarden_Telephantasm.jpgいや過去の歴史も見事に毎年入れ替わりの受賞で、過去10年で2回受賞しているのはフーファイのみ。あと、今回はアリス・イン・チェインズ、サウンドガーデン、そしてストテンと、90年代を代表するバンド達がノミネートされてますが、このうちこの部門の受賞経験がないのがアリス・イン・チェインズ。あと、47回のヴェルヴェット・リヴォルヴァーのようにスーパーバンドが取る例もあるし、いろいろそういうことを考えると、何となーく本命◎サウンドガーデン、対抗○TCV、そして穴×でストテン、といったところでしょうか。うーん結構いい加減な予想。

9.最優秀ロック・ソング部門(作者に与えられる賞)

  Angry World - Neil Young (Neil Young)
  Little Lion Man - Mumford & Sons (Ted Dwane, Ben Lovett, Marcus Mumford & Country Winston)
○ Radioactive - Kings Of Leon (Caleb Followill, Jared Followill, Matthew Followill & Nathan Followill)
◎ Resistance - Muse (Matthew Bellamy)

× Tighten Up - The Black Keys (Dan Auerbach & Patrick Carney)

さあ問題のロック・ソング部門。この部門も僕の予想は50回から。何と新人賞ノミネートのマムフォード&サンズもいきなりノミネートされてます。

第43回(2001年)With Arms Wide Open - CreedレッチリCalifornication」)
第44回(2002年)Drops Of Jupiter - TrainU2Elevation」「Walk On」、コールドプレイYellow」...何とこの年この部門U2が2曲ノミネート!
第45回(2003年)The Rising - Bruce SpringsteenフーファイAll My Life」)
第46回(2004年)Seven Nation Army - The White StripesエヴァネッセンスBring Me To Life」)
第47回(2005年)Vertigo - U2グリーン・デイAmerican Idiot」)
第48回(2006年)City Of Blinding Lights - U2ブルース・スプリングスティーンDevils & Dust」、コールドプレイSpeed Of Sound」)
第49回(2007年)Dani California - Red Hot Chili Peppersボブ・ディランSomeday Baby」)
第50回(2008年)Radio Nowhere - Bruce SpringsteenフーファイThe Pretender」、ホワイト・ストライプスIcky Thump」)
第51回(2009年)Girls In Their Summer Clothes - Bruce Springsteen(キングス・オブ・レオン「Sex On Fire」、コールドプレイViolet Hill」)
第52回(2010年)Use Somebody - Kings Of Leonブルース・スプリングスティーンWorking On A Dream」、グリーン・デイ21 Guns」)

Muse_TheResistance.jpgこの部門もボスが強いねえ。ところでよく考えると、キングス・オブ・レオンの「Radioactive」は去年の10月の発売で、アルバムはまだ対象期間中にリリースされてないので、アルバムがノミネートされてないのは当たり前。で、対象期間にぎりぎりのKOLよりもやはりこの部門はミューズが取ってしまうような気がする。KOLの曲もそんなに前作に比べて素晴らしい、というレベルではないような気がするし。ニール・ヤングは敬意を表してノミネートされてるけど、まあ取らないでしょう。ここでも不気味なのはブラック・キーズ。規定路線を外すようなケースがあるとすると、彼らのような気もするが、さてさて...

ああ、寒くなってきた。ロック部門もう一つだけど、そろそろ風呂に入って暖まろう。残りは来週かなあ。
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■53rdグラミー賞大予想 #2
いやあ昨日の日本・オーストラリア戦、最後凄かったね。昨日のブログを書いてさあもう寝ましょう、と思って階下に降りたら正に李選手が絶妙のボレーゴールを決めたところ。根っから野球ファンの僕も中3の息子と最後まで見入ってしまいました。めでたしめでたし。

さて2週間後に授賞発表式を迎えている今年のグラミー賞大予想、続きを行ってみましょう。

4.最優秀ポップ・コラボレーション部門(ボーカル付)

  Airplanes, Part II - B.o.B, Eminem & Hayley Williams
× Imagine - Herbie Hancock, Pink, Indie.Arie, Seal, Konono No.1, Jeff Beck & Oumou Sangare
◎ If It Wasn't For Bad - Elton John & Leon Russell
  Telephone - Lady Gaga & Beyoncé
○ California Gurls - Katy Perry & Snoop Dogg

この部門は51回から予想していて、一応今のところ大筋は押さえていますが、過去10年の経過はというと。

第43回(2001年)Is You Is, Or Is You Ain't (My Baby) - B.B. King & Dr. Johnマライア、98ディグリーズ&ジョーThank God I Found You」、ローリン・ヒル+ボブ・マーレーTurn Your Lights Down Low」)
第44回(2002年)Lady Marmalade - Christina Aguilera, Lil' Kim, Mya & Pinkシャギー+リカルド・デュセントIt Wasn't Me」、トニー・ベネット+ビリー・ジョエルNew York State Of Mind」)
第45回(2003年)The Game Of Love - Santana & Michelle Branchトニー・ベネット+k.d.ラングWhat A Wonderful World」)
第46回(2004年)Whenever I Say Your Name - Sting & Mary J. Bligeトニー・ベネット+k.d.ラングLa Vie En Rose」、アギレラ+リル・キムCan't Hold Us Down」)
第47回(2005年)Here We Go Again - Ray Charles & Norah Jonesレイ・チャールズ+エルトン・ジョンSorry Seems To Be The Hardest Word」、ポール・マッカートニー+クラプトンSomething」)
第48回(2006年)Feel Good Inc. - Gorillaz feat. De La Soulハービー・ハンコック+アギレラA Song For You」、フーファイ+ノラジョンVirginia Moon」)
第49回(2007年)For Once In My Life - Tony Bennett & Stevie Wonderシャキーラ+ワイクレフHips Don't Lie」、メアリーJ+U2One」、ネリー・ファタード+ティンバランドPromiscuous」、シェリル・クロウ+スティングAlways On Your Side」...うーんこの年は受賞作品以外のどれが取ってもおかしくない年だな
第50回(2008年)Gone Gone Gone (Done Moved On) - Robert Plant & Alison Kraussティンバランド+ネリー・ファタード+ジャスティン・ティンバレイクGive It To Me」、ビヨンセ+シャキーラBeautiful Liar」)
第51回(2009年)Rich Woman - Robert Plant & Alison Kraussマドンナ+ジャスティン・ティンバレイク+ティンバランド4 Minutes」、ジョーダン・スパークス+クリス・ブラウンNo Air」、マルーン5+リアーナIf I Never See Your Face Again」...この年も激戦だったねえ
第52回(2010年)Lucky - Jason Mraz & Colbie Caillatノラジョン+ウィリー・ネルソンBaby, It's Cold Outside」、シアラ+ジャスティン・ティンバレイクLove Sex Magic」)

EJohn&LRussell_TheUnion.jpgこの部門はいかにもアカデミーが好きそうな、大御所同士あるいは大御所と最近のアーティストのコラボによる「ヒットとは関係ない」楽曲が大体において受賞するパターンが基本で、その間に時々その年のヒット曲がひょいと取るパターンが何年かごとに混ざる、というのが傾向。後者の例だと、44回の「Lady Marmalade」、48回のゴリラズ、去年の「Lucky」あたりがそう。トニー・ベネットハービー・ハンコック、スティービー・ワンダー当たりは楽曲さえ発表されていればなにがしか必ずノミネートされるという所謂王道アーティスト救済部門と言えます。で、今年は「王道」か、「ヒット曲」かというとやっぱりいかにもアカデミー好みのエルトン・ジョン+レオン・ラッセルのコラボが「California Gurls」を押さえて取っちゃうんじゃないかな。過去に明らかな王道を押さえてコンテンポラリーな作品が取ったのって、44回と48回くらいだもんね。この曲自体はなーんてこともない曲なんだけど、このエルトンレオンのコラボ・アルバム、結構音楽メディアでは評判いいし、ノミネーションもこの部門だけなので取らせてあげるんではないでしょうか。ちょっと不気味なのはハービー・ハンコックジョン・レノン・トリビュート作『The Imagine Project』からのカットで、一応穴×を付けときましょう。そしてここでもガガ様は不遇を囲うものと思われます。

5.最優秀ポップ・ボーカル・アルバム部門

  My World 2.0 - Justin Bieber
◎ I Dreamed A Dream - Susan Boyle
× The Fame Monster - Lady Gaga
  Battle Studies - John Mayer
○ Teenage Dream - Katy Perry

ううん、以外と難しいこの部門。何と最優秀アルバム部門ノミネート作が2作もノミネートされるという不穏な状況(ケイティー・ペリーガガ様)。この部門は50回、51回と無印作品に受賞されている、僕の予想には鬼門の部門なのだがさて、過去の状況は?

第43回(2001年)Two Against The Nature - Steely DanブリトニーOops!...I Did It Again」、インシンクNo Strings Attached」)
第44回(2002年)Lovers Rock - Sadeジャネット・ジャクソンAll For You」、インシンクCelebrity」)
第45回(2003年)Come Away With Me - Norah JonesアヴリルLet Go」、ブリトニーBritney」)
第46回(2004年)Justified - Justin Timberlakeジョージ・ハリソンBrainwashed」、マイケル・マクドナルドMotown」、アギレラStripped」)
第47回(2005年)Genius Loves Company - Ray CharlesノラジョンFeels Like Home」、サラマクAfterglow」、ブライアン・ウィルソンSmile」、ジョス・ストーンMind, Body & Soul」...うーんこの年も凄い激戦だったんだな
第48回(2006年)Breakaway - Kelly Clarksonポール・マッカートニーChaos And Creation In The Backyard」、シェリル・クロウWildflower」、グウェン・ステファニLove. Angel. Music. Baby.」)
第49回(2007年)Continuum - John Mayerジャスティン・ティンバレイクFutureSex/LoveSounds」、エルヴィス・コステロ+アラン・トゥーサンThe River In Reverse」)
第50回(2008年)Back To Black - Amy Winehouseポール・マッカートニーMemory Almost Full」、マルーン5It Won't Be Soon Before Long」)
第51回(2009年)Rockferry - DuffyイーグルスLong Road Out Of Eden」、リオナ・ルイスSpirit」、ジェームス・テイラーCovers」)
第52回(2010年)The E.N.D. - Black Eyed Peasコルビー・キャレーBreakthrough」、ケリクラAll I Ever Wanted」)

SusanBoyle_IDreamedADream.jpgこの部門は、最優秀アルバム部門との微妙な関係が気になる部門で、過去10年間で最優秀アルバム部門ノミネート作が43回、45回、46回、47回、48回(ポール・マッカートニー)、49回、50回そして52回と、8回もノミネートされ、そのうち48回のポール・マッカートニー以外は全てこの部門を持って行ってるという実績があります。しかも43回(スティーリー・ダン)、45回(ノラジョン)そして47回(レイ・チャールズ)は最優秀アルバム部門もかっさらっていってるという連関性の高い部門。しかし最優秀アルバム部門ノミネート作が2作品ノミネート、というのはここ10年ではなかった(その前もないのでは?)異常現象。で、その傾向からいうと、ガガ様ケイティー・ペリー、そしてグラミーのガガ様への冷たさを考えると、ここはケイティー・ペリーが取るというのが順当な予想のように思われます。ところがおっとどっこい、今年の特殊要素を忘れてはいけない。そう、あのスーザン・ボイルがノミネートされているのです。どう考えてもアカデミーの好みにピッタリの王道アーティスト、スーザン・ボイルが敢えてノミネートされているところにこの部門の今年の受賞作の答が出ている、と見るのはうがちすぎか。でもやはりここは本命◎スーザン・ボイル、対抗○ケイティー・ペリー、穴×ガガ様、というところでしょう。グラミーお気に入りボーイのジョン・メイヤーも今年は出る幕なさそうです。

さてここらで一休みして、次のロック部門の予想を後ほどアップします。

■53thグラミー賞大予想#1〜今年も行きます。
ああ、久しぶりに二週続けてブログがアップできてうれしい。昨年夏以降仕事の状況が結構タイトで、先週までまったく余裕がなかったため、7ヶ月も空いてしまったのですが、決して暇になった訳ではなく、やはりグラミー予想は外せないというわけで。本当は2010年のマイ・ベスト・アルバムのカウントダウンもできていないので、そちらが先なんですが、グラミーばっかりは授賞式が待ってくれないので取りあえずこちらを優先してアップします。

BrunoMars.jpg今年は本当にプライベートに余裕がないために、グラミーの前哨戦がどうなっているのかフォローできていませんが、今年の授賞式のパフォーマンスは、ガガ様を筆頭に、ケイティー・ペリー、ミューズ、アーケイド・ファイヤ、レイディー・アンティベラム、シー・ロー ”ファ**・ユー” グリーン、ジャスティン・ビーバー+ジェイデン・スミスの「カラテ・キッド」コンビ、B.o.Bと去年の当たり男ブルーノ・マーズ、御大エミネムミランダ・ランバートと結構豪華な顔ぶれが楽しめるようです。個人的にはアーケイド・ファイヤが結構楽しみ。アルバム『The Suburb』は去年の各音楽誌のベスト・アルバムを取って、今回何とアルバム部門にノミネートされてるだけに期待が高まります。また今年は昨年に続いてインディ・ロック系のアルバム(上記のアーケイド・ファイヤ)が主要賞にノミネートされたり、新人部門にジャズ系の人がノミネートされたり、去年ビルボード年間シングル1位のケシャがどこにもノミネートされてなかったり(!)と、相変わらずグラミーらしい話題には事欠きません。今年は授賞式が現地2月13日、こちらだと2月14日の月曜日ということで、ちょっと生ブログは今年は難しそうですが、仕事の合間を縫ってTwitterで状況フォローできれば、と思ってます(そんなことしていいのか?)。

ではさっそく予想をば。まずは恒例に従い、ポップ部門です。

1.最優秀女性ポップボーカル部門

○ King Of Anything - Sara Bareilles
  Halo (Live) - Beyoncé
  Chasing Pirates - Norah Jones
× Bad Romance - Lady Gaga
◎ Teenage Dream - Katy Perry

今回の予想に当たっては、過去10年の歴史を振り返りながら傾向を考えて予想する、というアプローチを取ってみようかな、ということでこの部門の過去10年の歴史は下記の通り(僕の予想は第49回以降で、赤字は予想的中、緑は○または×を付けた候補。カッコ内は有力対抗馬たち)。

第43回(2001年)I Try - Macy GrayマドンナMusic」、ブリトニーOops!...I Did It Again」、アギレラWhat A Girl Wants」)
第44回(2002年)I'm Like A Bird - Nelly Furtadoジャネット・ジャクソンSomeone To Call My Lover」)
第45回(2003年)Don't Know Why - Norah JonesアヴリルComplicated」、シェリル・クロウSoak Up The Sun」)
第46回(2004年)Beautiful - Christina Aguileraケリー・クラークソンMiss Independent」、サラマクFallen」)
第47回(2005年)Sunrise - Norah Jones(特になし、強いていうとジョス・ストーンYou Had Me」)
第48回(2006年)Since U Been Gone - Kelly Clarksonシェリル・クロウGood Is Good」、グウェン・ステファニHollaback Girl」)
第49回(2007年)Ain't No Other Man - Christina AguileraKTターンストールBlack Horse And The Cherry Tree」)
第50回(2008年)Rehab - Amy WinehouseファーギーBig Girls Don't Cry」、アギレラCandyman」)
第51回(2009年)Chasing Pavements - Adeleリオナ・ルイスBleeding Love」、ダフィMercy」、ケイティー・ペリー「I Kissed A Girl」、サラ・バレイエスLove Song」...いやあこの年は超接戦だった
第52回(2010年)Halo - Beyoncéテイラー・スイフトYou Belong With Me」、ケイティー・ペリーHot N Cold」)

KatyPerry_TeenageDream.jpgこうして見ると、過去10年ではノラジョンアギレラがそれぞれ2回受賞と強さを見せてるけど、今年はノラジョンのノミネートはいかにも地味。となるとここ2年連続ノミネートされながら受賞できてないながら、昨年のポップシーンを席巻したケイティー・ペリーに軍配が上がるのでは、というのが僕の見方。しかし去年の夏を代表するサマー・アンセム「California Gurls」ではなく何でこの曲でノミネートなのかは不可解。ちなみに去年多数ノミネートされながらポップ及びメイン部門で惨敗したガガ様はどうもアカデミーには「ダンスの人」という整理をされてしまってるような気が。従って穴印です。

2.最優秀男性ポップボーカル部門

  Haven't Met You Yet - Michael Bublé
◎ This Is It - Michael Jackson
  Whataya Want From Me - Adam Lambert
○ Just The Way You Are - Bruno Mars
× Half Of My Heart - John Mayer

こちらも過去10年振り返り、いざ!

第43回(2001年)She Walks This Earth - Stingマーク・アンソニーYou Sang To Me」、リッキー・マーティンShe Bangs」)
第44回(2002年)Don't Let Me Be Lonely Tonight - James Taylorマイケル・ジャクソンYou Rock My World」)
第45回(2003年)Your Body Is A Wonderland - John Mayerジェイムス・テイラーOctober Road」)
第46回(2004年)Cry Me A River - Justin Timberlake(特になし、強いて言うとウォーレン・ジヴォンKeep Me In Your Heart」)
第47回(2005年)Daughters - John Mayerジョッシュ・グローバンYou Raise Me Up」)
第48回(2006年)From The Bottom Of My Heart - Stevie Wonderジャック・ジョンソンSitting, Waiting, Wishing」)
第49回(2007年)Waiting On The World To Change - John Mayerジェームス・ブラントYou're Beautiful」、ダニエル・パウターBad Day」、ジョン・レジェンドSave Room」...この年も接戦だな
第50回(2008年)What Goes Around...Comes Around - Justin Timberlakeジョン・メイヤーBelief」、マイケル・ブブレEverything」、ポール・マッカートニーDance Tonight」)
第51回(2009年)Say - John Mayerジェイソン・ムラーツI'm Yours」、ニーヨCloser」、キッド・ロックAll Summer Long」)
第52回(2010年)Make It Mine - Jason Mrazジョン・レジェンドThis Time」...この年は地味でした)

michaeljackson_thisisit.jpgしかしグラミーはジョン・メイヤージャスティンがお好き、というのが如実に分かる過去10年の経過でして。でも今年はこのメンツだと、マイケルを差し置いて他の人が取るわけにはいかんでしょう。これ以外の部門には全くノミネートされてないのも不可解ですが、だからこそこの部門はマイケルで決まり。去年の当たり男、ブルーノ・マーズも今回のグラミーではB.o.Bとの「Nothin' On You」ではレコード・オブ・ジ・イヤーにノミネートされていながら、この「Just The Way You Are」ではこの部門だけで、取らせてあげたいところですが相手が悪すぎるということで。過去10年で何と4回も受賞しているグラミー・ボーイのジョン・メイヤーもさすがにこういうメンツでは穴印が精一杯でしょう。

3.最優秀ポップ・デュオ/グループ部門(ボーカル付)

◎ Don't Stop Believin' (Regionals Version) - Glee Cast
○ Misery - Maroon 5

× The Only Exception - Paramore
  Babyfather - Sade
  Hey, Soul Sister (Live) - Train

うーん難しい、今年のこの部門。取りあえず過去10年振り返って見ましょう。

第43回(2001年Cousin Dupree - Steely DanインシンクBye Bye Bye」、コアーズBreathless」、バックストリート・ボーイズShow Me The Meaning Of Being Lonely」)
第44回(2002年)Stuck In A Moment You Can't Get Out Of - U2ファイヴ・フォー・ファイティングSuperman (It's Not Easy)」、インシンクGone」、バックストリート・ボーイズShape Of My Heart」)
第45回(2003年)Hey Baby - No DoubtインシンクGirlfriend」、デイヴ・マシューズ・バンドWhere Are You Going」)
第46回(2004年)Underneath It All - No Doubtマッチボックス20Unwell」、イーグルスHole In The World」)
第47回(2005年)Heaven - Los Lonely Boysマルーン5She Will Be Loved」、フーバスタンクThe Reason」、エヴァネッセンスMy Immortal」)
第48回(2006年)This Love - Maroon 5ブラック・アイド・ピーズDon't Lie」、キラーズMr. Brightside」)
第49回(2007年)My Humps - The Black Eyed PeasフレイOver My Head (Cable Car)」、キーンIs It Any Wonder?」)
第50回(2008年)Makes Me Wonder - Maroon 5ドートリーHome」、U2Window In The Skies」、プレイン・ホワイトTズHey There Delilah」)
第51回(2009年)Viva La Vida - Coldplayマルーン5Won't Go Home Without You」、ワンリパブリックApologize」)
第52回(2010年)I Gotta Feeling - Black Eyed Peas(特になし、強いて言うとボン・ジョヴィWe Weren't Born To Follow」...しかしこの年のこの部門はブタだったな

GleeCast_DontStopBelievin.jpgこの部門はとにかく基本的に何でもありの傾向が強いんだけど(2001年のスティーリー・ダンとか2005年のロス・ロンリー・ボーイとかそのいい例)、過去10年ではノー・ダウト、マルーン5、ブラック・アイド・ピーズがそれぞれ2回ずつ受賞していて、今年もノミネートされているマルーン5が強そうに見える。でもでも、やっぱりグリーのパワーは強いのでは!ということで一押しはグリー・キャストによるジャーニーのカバー(第1回目のエピソードのバージョンではなく、地区大会でのあのバージョン)です。マルーン5は対抗○。トレインもライブ・バージョンじゃなければ昨年かなりアダルト・コンテンポラリーでロングヒットになっていたのでひょっとして、と悩んだところですが無印。穴×はこちらもグリーでカバーされた、パラモアのアコースティック・バラードのこの曲を。

ということで日本対オーストラリアのアジア・カップ決勝が行われているもう夜更け(息子は受験だというのに起きて試合を見てるよ)、ちょっと疲れたので今日のところはここまで。明日また続きをアップします。ではお休みなさい。
■7ヶ月ぶりのご無沙汰です。ブリトニー初登場1位。
134633_keha-on-the-cover-of-billboards-year-in-music-2010-issue.jpg皆さん、明けましておめでとうございます!という挨拶がもう既に間抜けに聞こえてしまう1月の後半。前回のブログアップからあっという間に7ヶ月が過ぎましたが皆さんお元気でしたか?僕ははっきりいって仕事の方が大変タイトで、今日までアップできなかったというわけで。その間にいろんなことがありました。年間チャートの1位は何と新人にして、グラミー新人賞部門にノミネートもされていないケシャの「Tik Tok」がぶっちぎりで獲得するとか。ビルボードの年間チャート号の表紙を飾ったケシャ嬢、グラミー賞の日はどういう気分で過ごすんだろうね。BritneySpears_HoldItAgainstMe.jpg
というところで、今週のHot 100では何とブリことブリトニー・スピアズが2009年10月の「3」に続いて2曲目の初登場1位をマーク。ここんところブリは曲はあんまり出さないけど、出す時は凄いねえ。しかも2連続初登場1位というのは彼女だけですよ(後で述べるけどセリーン・ディオンは追い風参考記録として考えるべきですよね)。私生活はボロボロだけど、芸能面は絶好調のブリ嬢。今回も30年前のユーロビートみたいななんてことないダンス・チューンですが何でこんなに売れるかねえ。

ということで初登場1位のリストをちょっとおさらいしてみようかな。Hot100での初登場1位というのは1990年代になってチャート集計の基準が大幅にトラックのエアプレイの比重が大きくなったことによるもの。従って、ビートルズエルヴィスストーンズも初登場1位は持っていません。ではリストです。

ビルボード誌Hot 100 初登場1位曲リスト(全19曲)

  • 1995/09/02 You Are Not Alone▲ - Michael Jackson
  • 1995/09/30 Fantasy▲2 - Mariah Carey
  • 1995/11/25 Exhale (Shoop Shoop) (From "Waiting To Exhale")▲ - Whitney Houston
  • 1995/12/02 One Sweet Day▲2 - Mariah Carey & Boyz II Men
  • 1997/06/14 I'll Be Missing You▲3 - Puff Daddy & Faith Evans (Featuring 112)
  • 1997/09/13 Honey▲ - Mariah Carey
  • 1997/10/11 Candle In The Wind 1997 / Someting About The Way You Look Tonight▲11 - Elton John
  • 1998/02/28 My Heart Will Go On● - Celine Dion
  • 1998/09/05 I Don't Want To Miss A Thing● - Aerosmith
  • 1998/11/14 Doo Wop (That Thing)● - Lauryn Hill
  • 1998/12/05* I'm Your Angel▲ - R. Kelly & Celine Dion
  • 2003/06/28 This Is The Night▲ - Clay Aiken
  • 2004/07/10 I Believe - Fantasia
  • 2005/07/02 Inside Your Heaven● - Carrie Underwood
  • 2006/07/01 Do I Make You Proud - Taylor Hicks
  • 2009/10/24 3 - Britney Spears
  • 2010/05/22 Not Afraid - Eminem
  • 2010/11/13 We R Who We R - Ke$ha
  • 2011/01/29 Hold It Against Me - Britney Spears

こうしてみると、映画の主題歌が3曲、アメリカン・アイドル関係が4曲と初登場1位にそれなりの要素を持つ曲が多い中、マライアの3曲初登場1位というのはとても光ります。ここで1998年12月のR.ケリーとセリーン・ディオンの「I'm Your Angel」についてちょっと注釈。この週(12/5)はビルボード誌が新たなHot 100を発表した週で、この週から大きく集計基準が変わったため、いきなり初登場1位となったもの。でもチャートファンなら皆さんご存じのように、ビルボード誌は新しい集計基準でのチャートをこの週の前から作っており、この曲も1位初登場の週のチャートでは6週目のチャートインとの表示がされていたのでした。ともあれ、マライア同様、複数の初登場1位を記録するというのは評価してしかるべきでしょう。

さて何とか今週の間にグラミーの予想をアップしなくては。乞うご期待。ではでは!
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