Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■Hot 100コメント(2011/6/4付)
あっという間に梅雨入りと台風が同時にやってきたこの週末、震災以来何かと落ち着く暇のなかった毎日が一旦ゆっくりとしたリズムになったような気がするのは私だけでしょうかね。昨日はCD通販のあめりかんぱいさんの飲み会で久しぶりにチャート論議で盛り上がって楽しい夜でした。佐藤さんありがとうございました。

さて、そのあめりかんぱいの飲み会でも出ていたクイズ。今週のビルボードアルバムチャートではアデルの『21』が137,000枚を売って通算9週目の1位をがっちりとキープしましたが、1955年5月にビルボード誌でアルバムチャートが「Best Selling Popular Albums」として15位まで発表されて以来、女性ソロシンガーによるアルバムで9週以上1位になったアルバムとして、この『21』は13作目とのこと。さてこれまでの12枚はどういう顔ぶれだったか?下記のリストをご覧下さい。

■ #1 Album for 9 Weeks or More by Female Artists
(1位到達年月日、トータル#1週数、タイトル、アーティスト)

1955/07/23 19週 Love Me Or Leave Me - Doris Day (Soundtrack)
1961/09/11 13週 Judy At Carnegie Hall ● - Judy Garland
1963/12/07 10週 The Singing Nun ● - The Singing Nun
1971/02/27  9週 Pearl ▲4 - Janis Joplin
1971/06/19 15週 Tapestry ▲10 - Carole King
1986/03/08 14週 Whitney Houston ▲12 - Whitney Houston
1987/06/27 11週 Whitney ▲9 - Whitney Houston
1989/10/07 10週 Forever Your Girl ▲7 - Paula Abdul
1991/03/02 11週 Mariah Carey ▲9 - Mariah Carey
1992/12/12 20週 The Bodyguard ▲17 - Whitney Houston (Soundtrack)
1995/10/07 12週 Jagged Little Pill ▲16 - Alanis Morissette
2008/11/29 11週 Fearless ▲6 - Taylor Swift

こうしてみると、マドンナも、バーブラ・ストライザンドも、ダイアナ・ロスジャネットも入ってBodyguard.jpgないのはちょっと意外な感じもしますよね。それにしてもホイットニー強い。デビューから2枚連続で10週以上1位、そしてこのリストでは最長1位記録(20週)を持ってるわけですから。ちなみにグループで最長1位記録を持っているのは、この間『Glee』でトリビュートされた、フリートウッド・マックの『噂(Rumours)』(1977/4/2から通算31週1位)、album_Various-Artists-West-Side-Story.jpg性ソロではいわずもがなのマイケル・ジャクソンスリラー(Thriller)』(1983/2/26から通算37週1位)という納得の顔ぶれ。では全体での最長1位記録保持アルバムは何でしょう?いえいえ『スリラー』ではありません。これは1962/5/5に1位になり、その後何度か返り咲きながら通算何と54週の間1位をキープした、映画『ウェスト・サイド・ストーリー(West Side Story)』のサントラ盤でした。1960年代中盤までの昔は映画のサントラやミュージカルのオリジナル・キャスト・アルバムが大変人気を誇ったわけですが、それを変えたのが1964年のビートルズであり、さらにアルバムをシングル・ヒットを売るためのミディアムとしてではなく、一つの作品としての地位に押し上げたのが、同じくビートルズの『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967/7/1から15週1位)だったというのは皆さんよくご存じのところですよね。

さてHot100に行きましょう。今週も当然のごとく3週目の首位をキープしているのはそのアデルの「Rolling In The Deep」。だんだんネタがなくなってきました(笑)。あと今週のトップ10では、3位にワンランクアップしているのが、ピットブル+ニーヨ+アフロジャック+ネイヤーの「Give Me Everything」。この曲今週UKでは見事1位を獲得、ニーヨとの掛け合いがえらくキャッチーなので、これこの勢いだとひょっとすると来週か再来週あたり1位も展望可能か。実現すればピットブルに取って初の1位になりまLMFAO_PartyRockAnthem.jpgす。あと今週トップ10圏外20位から8位にジャンプアップしてトップ10入りしているのが、LMFAO+ローレン・ベネット&グーンロックの「Party Rock Anthem」。LMFAOといえば、去年のデヴィッド・グエッタのトップ40ヒット「Gettin' Over You」(最高位31位)にファーギーと一緒にフィーチャーされてた、カリフォルニア出身ながらリル・ジョンらのサザン・クランク一派と親交の深いエレクトロ・ダンス系2人組。今回メイン・クレジットとしては初のトップ40ヒットながら、既にこの曲今年の4月から5月にかけてUKで4週1位を獲得している、キャッチーなエレクトロ・ダンス・ヒット。フィーチャーされているローレン・ベネット嬢はUKはケント出身の今年18歳の金髪モデル・シンガー。イギリス版アメ・アド『X-Factor』のオーディションに14歳の時出たのがきっかけでジミー・アイオヴィン(インタースコープ・レーベルの創設者で、音楽業界の大御所プロデューサー)肝いりで結成されたプッシーキャット・ドールズのスピン・オフ・グループ、パラディソ・ガールズのメンバーに抜擢されたのが本格的業界デビューとか。パラディソ・ガールズ自体はどうもぱっとしてないですが、こうやってLMFAOのヒット曲にフィーチャー(クリップでも後半登場します)されているのでブレイクするかも。ちなみに後ろで踊ってる連中がグーンロックなのかしら?

LMFAO - Party Rock Anthem ft. Lauren Bennett, GoonRock

LupeFiasco_Lasers.jpgもう一曲トップ10に圏外12位から21週かけて入ってきたのはシカゴ出身のラッパー、ルーペ・フィアスコの「The Show Goes On」。どっちかというとシリアス系のサウンドとラップで定評のある彼がラジオ・フレンドリーなトラックで2008年の「Superstar」(最高位10位)以来2曲目のトップ10を決めました。アルバム『Lasers』も3月に週間20万枚以上を売ってチャート1位初登場するなど、周辺が大いに盛り上がってきてます。前作は僕も買ったけど今一地味な印象だったので、今回まだ買ってないけど、この曲を聴くとちょっと興味が増してきましたな。

さて今週Hot 100初登場組で一番人気は、12位にいきなりガーンと入ってきたのは、来週のチャートでアデルの『21』を蹴落としてアルバムチャート1位が確実なレディ・ガガの新作『Born This Way』からのカット、「Hair」。『Born This Way』はどうやら売上110万枚は確実な模様で(アマゾンが2日間99セント、なんていうとんでもないセールスをやってたのもかなり貢献)、ミリオン超の第一週売上は、昨年11/13LadyGaga_BornThisWay.jpg付1位初登場のテイラー・スイフトSpeak Now』(104.7万枚)以来、110万枚となると2005年3月19日付1位初登場の50セントThe Massacre』(114万枚)の6年ぶりの記録だね。で、その「Hair」ですが以外と正当派ポップ系のダンス・チューン。先週初登場の「The Edge Of Glory」といい、今回はあまり奇をてらわず楽曲アレンジもメインストリームっぽい感じなのかも。あとトップ40内で注目は、先週44位→28位にトップ40入りしたワンリパブリックの「Good Life」。ご存じライアン・テダー率いるオルタナ・ポップ・グループのアルバム『Waking Up』から「All The Right Moves」(2010年4月最高位18位)、「Secrets」(同10月最高位21位)に続く3曲目のトップ40ヒット。この曲2009年11月にアルバMiguel_AllIWantIsYou.jpgム発売時に一週だけチャートインしていたということで当初から楽曲的には人気あったようで。同じく今週トップ40入りしたのは43位→36位ミゲル、「Sure Thing」。先週この曲で1週だけR&B/ヒップホップ・シングル・チャートの1位を見事獲得したこのミゲルことミゲル・ジョンテル・ピメンテール君は、LA出身今年24歳のR&Bアーティスト。メキシコ人の父親とアフリカン・アメリカンの母親の次男として生まれた彼は13歳くらいから音楽の道を目指しはじめ、ひょんなことからジャイヴ・レコードと契約。その後アッシャーなどのバックを経て、昨年11月に発表したデビューアルバム『All I Want Is You』からの2曲目シングルのこの曲がラジオで人気を呼び、今回のヒットにつながったというもの。ちょっと音作りの感じにファンクっぽい感じが入りながらもかなり正当派のR&Bクルーナー、という感じのミゲル君、今後の活躍が期待されます。

その他の40圏外の初登場曲ざーっと行きましょう。57位初登場は、ヤング・ジージー+リル・ウェインというこいーいデュオによる「Ballin'」。Ballin'というのは金をざくざく使って面白おかしく暮らす、って意味みたいで、ブリングブリングにも繋がる表現みたsantana.jpgい。ヤング・ジージーは16曲目のHot 100ヒット(うちフィーチャリング7曲)だけど、これで何とリル・ウェインのフィーチャリングも含めたHot100ヒット曲数は77曲(うちフィーチャリング47曲)で、チャート仲間の山本さんによるとリル・ウェインフィーチャリング曲数No.1だそうです。2位はT-ペインの28曲。さて続いて59位初登場は、グリー・キャストの「Pure Imagination」。この曲は『Glee』のエピソード「Funeral」でワイルドな女体育教師、スー先生の妹のジーンの葬式で、ジーンが好きだったというジーン・ワイルダー主演のミュージカル映画『ウィリー・ウォンカとチョコレート工場(Willy Wonka & Chocolate Factory)』(1971)からのこの曲をグリーのメンバーが歌う、というシーンで登場。なかなか泣かせる演出になっています。77位初登場はもうすっかりプッシーキャット・ドールズを卒業した感のあるニコール・シェルジンガー+50セントの「Right There」。78位にはいつもゾロゾロとラッパーをフィーチャリングしているDJカレッド(今回はドレイク、リック・ロス、リル・ウェイン)の「I'm On One」。80位初登場は、リアーナのアルバム『Loud』からの4曲目のヒットとなる「California King Bed」。そして82位初登場はこれも『Glee』のエピソード「Funeral」で、NYでの全国大会を目指してサンタナ嬢がトライアルで歌う、エイミー・ワインハウスの「Back To Black」。エピソードでのパフォーマンスもなかなかいい出来です。彼女美人だもんね。92位ジェイソン・デルーロの新曲glee funeral.jpgDon't Wanna Go Home」。そして94位初登場は、こちらは『Glee』の「Funeral」で同じく全国大会用のトライアルでレイチェルフィンのことを思いながら(?)歌い上げる「My Man」。オリジナルは1948年のビリー・ホリデイだが、レイチェルが歌ったのはバーブラ・ストライザンド出世作となったミュージカル『Funny Girl』(1964)の映画版(1968)のラストシーンで歌っているアレンジ。劇中でも「バーブラ・ストライザンドが『Funny Girl』で歌った」と言ってます。そして今週Hot 100最後の初登場曲は、アラバマ出身の女性カントリー・シンガー、アシュトン・シェパードの「Look It Up」。カントリーチャートでは2007年からヒットを飛ばしていますが、Hot 100は今回が初ヒットです。では今週はここまで。


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■Lonely Islandの「Jack Sparrow」(笑)
昨日のブログで書いた、アダム・サンバーグ率いるLonely Islandの3人組とマイケル・ボルトンのヒット曲「Jack Sparrow」のクリップを発見したのでアップします。マイケル君、相当ハッチャケてて、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のみならず「フォレスト・ガンプ」「スカーフェイス」など有名映画のキャラクターに扮して大活躍。クラブ風に攻めたいLonely Islandの連中に「Enough!(もういいよ!)」と言わせるくらいの活躍。結構笑えます。

Jack Sparrow (feat. Michael Bolton)

ああ、今日もいい天気だ。
■Hot 100コメント(2011/5/28付)
ふー。今週は仕事がとってもヘヴィーな一週間だった。最後の木金は異様な暑さだし。しかし地下鉄は節電モードのためか軒並み弱冷房状態なんでスーツ着て乗ってると既に体中べとべとになる。これでは夏が思いやられるな。先週から会社はクールビズにしたけど、お客様商売だからスーツは手放せないしね。ところで長門裕之さんが他界されたとのこと。しばらく前に奥様の南田洋子さんの看病本を本屋で立ち読みしたのだけど、最初の10ページくらい読んで、彼の奥様への愛情の凄さと状況の凄惨さにぼろぼろになりそうでやめた覚えがある。今頃は夫婦仲良く天国で過ごしていることを祈って、合掌

LonelyIsland_Turtleneck&Chain.jpgさて今週(5/28付)のHot 100ですが、今週もトップはアデルの「Rolling In The Deep」ががっちり2週目の首位をキープ。アルバム『21』も同じく首位キープで通算8週目の1位。これは2009年のテイラー・スイフトFearless』の通算11週1位以来の長期政権。今週はNBCの人気番組『Saturday Night Live』の中で人気コメディアンアダム・サンバーグを中心とする3人組でミュージシャンを交えてのスキットから人気の出たThe Lonely Islandのアルバム『Turtle Neck & Chain』が初登場でアデルを倒して1位を取るのでは?という観測もあったのだけど、彼らは3位初登場に終わってます。このThe Lonely Islandのスキットで過去一番笑ったのは、ジャスティン・ティンバレイクをゲストに迎えて、アダムジャスティンが殆ど素っ裸で腰の前に箱を抱えて踊りながら歌う「Dick In The Box」というやつ。(英語の分かる人、大いに笑って下さい。女性の方、失礼しました。)

LadyGaga_EdgeOfGlory.jpg今週のトップ10で何といっても話題は、いきなり3位に初登場してきたガガ様の新曲「The Edge Of Glory」。こちら、UKの方でも今週6位に初登場と、いきなり英米で大ヒットですが、来週月曜日発売の新作アルバム『Born This Way』からの新曲です。相変わらずのエレクトロ・ポップの曲調で、もう王道を行く感じのこれぞガガのヒット曲!という貫禄たっぷりの楽曲なので、おそらく1位は堅いところではないかと。これ以外では案の定元気よくアップしてきたピットブルの新曲「Give Me Everything」が8位→4位と躍進している以外は星なし状態のトップ10でした。ちなみに今週UKでは全米では7位のブルーノ・マーズの「The Lazy Song」が見事1位に輝いてます。

EnriqueIglesias_DirtyDancer.jpg今週のHot 100 初登場曲でガガ様に次いで上位に入ってきたのが、最近めっきりアッパー系で攻めてきているエンリケ・イグレシアス+アッシャー+リル・ウェインという派手な組み合わせの「Dirty Dancer」が18位初登場。この曲、もともとアッシャーのアルバム『Raymond v. Raymond』でアッシャーエンリケをフィーチャーして収録していた曲を今回エンリケがメインで、リル・ウェインを加えてリローンチしたもの。期待に違わずクラブユースばんばんの曲調なんですが、別にエンリケがやる必要あるのかしらん、と思うくらいのマスプロ的な楽曲ですな。ガガの最初のアルバムや、エンリケのこの前のピットブルとの「I Like It」、今ヒット中のジェニロペ+ピットブルの「On The Floor」もやってるRedOneのプロデュースなので、この辺知ってる人ははっきりいって音聴く必要もないくらい。ついで29位に初登場で入ってきたのは、やっぱり来たねえ、という感じで『Glee』の最新エピソードから、アデルの現在のNo.1ヒット「Rolling In The Deep」のカバー。オリジナルとはちょっと雰囲気を変えて完全アカペラで聴かす当たりが考えたなあ、という感じ。グリー関係は今週調子良くって、34位にも「Friday」が初登場。この曲は、レベッカ・ブラックというカリフォルニアの13歳の女の子がプロデビューを目指して歌い、プロモビデオを作ったところこれがYouTubeで何と1億4100万ビューを獲得して一代ポップ・カルチャー・イベントとなったというもの。この曲については音楽評論家が酷評したこともあってYouTube上でも280万人ものビューワーが「嫌い」と表示したという曰く付きの曲で、オリジナルバージョンはこの間Hot100に入ったものの、最高位58位(4/9付)止まりだったわけだから、グリーのバージョンがオリジナルを超えたというわけ。でも結構ポップでいい曲だと思うんだけど。

StevenTyler_ItFeelsSoGood.jpg今週もう一曲トップ40内初登場は、何とエアロスミスと袂を分かったのではないかとのもっぱらの評判のスティーヴン・タイラー初のソロ・ヒット「(It) Feels So Good」が35位初登場。エアロスミスのメンバーとしても2001年4月の「Jaded」(最高位7位)以来のトップ40ヒットだから、何と10年ぶりのトップ40。ご存じの通り、現在ヒット曲を飛ばしているジェニロペ同様、現在『アメリカン・アイドル』の審査員を務めているスティーヴン、一時はエアロのメンバーから首の話もあったことを考えると何と華麗なカムバック。この曲はその「Jaded」や最近ではキャリー・アンダーウッドの「Mama's Song」なんかも書いているM. フレデリックセンスティーヴンとの共作です。

グリーの曲は今週は上記の「Rolling In The Deep」「Friday」以外には49位に最近クリスティーナ・ペリがヒットさせた「Jar Of Hearts」、65位にスティーヴィー・ワンダーの名曲「Isn't She Lovely」、72位にフロリダ出身の今年期待のインディー新人バンド、ブラック・キッズの曲「I'm Not Gonna Teach Your Boyfriend To Dance With You」(何でこんな曲カバーしてんだ?でもいい感じの曲だけど)、74位にご存じアバの「Dancing Queen」と都合6曲がエントリー。これで彼らのHot 100曲数は148曲となり、いよいよ大台の150曲は目の前です。

これ以外もいろいろありますが、注目は先ほどご紹介したThe Lonely Islandの新曲、何とタイトルが「Jack Sparrow」が69位初登場。そう、もうすぐ日本でも更改の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの主役キャラクターですがな。いったいどういう笑える曲なんだか。しかもフィーチャリングでえらい懐かしのマイケル・ボルトンが参加してるらしく、これは是非聴かなくては、という感じです。あともう一曲。82位に初登場してるのは、ご存じ2007年の『アメリカン・アイドル』の優勝者、ジョーダン・スパークスが先週の『アメ・アド』の放送でパフォーマンスしたという「I Am Woman」(ヘレン・レディのNo.1ヒットではない)。どうもOneRepublicライアン・テダーが共作しているらしいので、こちらもちょっと興味ありです。

ということで今日は終わり。お休みなさい。
■ 久しぶりのHot100コメント(2011/5/21付)
kennyloggins_nightwatch.jpgお、3ヶ月ぶりのブログエントリーです。皆さんお元気ですか。この間に大震災はあるは、福島原発はあるは(今日はとうとう現地作業員の方で犠牲者が出た模様。ご冥福をお祈りします)、仕事の方もその関係もあってバタバタだはで、気分的にも洋楽ブログを書こう、という気にもなかなかならなかったのも事実。でも震災から四十九日も過ぎ、そろそろ始動、と思っていた矢先にこの間の金曜日、友人が主催者グループの一員で赤坂サカスのパブで開催した「AORを聴いて呑んで、そのうちの一部を震災被災地の子供達に寄付しよう!」というイベントに参加。そのチャリティ参加にKalapana_Nightmusic.jpgも高揚したけど、当日主宰リーダーのH原さんをはじめ友人のO田君らの選曲による懐かしのAOR(というか、単なる懐かしロック/ポップスもだいぶ入ってたな)の嵐に心洗われる思いでいっぱいになった。気が付くとケニー・ロギンズの「Whenever I Call You "Friend"」を大声で歌っている自分にはっとすることも。あと心に沁みたのは、セシリオ&カポノの「Nightmusic」とかジェリー・ラファティーの「Days Gone Down」とか。ああ懐かし。その他にも主宰NGOのKnK(国境なき子供達)の方の熱いお話に聞き入ったり、FM番組製作会社のN崎さんと初対面ながらサタデイ・ナイト・ライブでいかに大スター達が自らをコケにしたギャグを炸裂させていたかとか、竹内まりやの「人生の扉」の元ネタがジョージ・ストレイトだった、なんていう相当コアな話題で盛り上がってああ楽しかった。次の同様のイベントも是非参加します!とH原さんに感謝して帰途についたのでした。

というところで今日は無茶苦茶いい天気の中(1号機のメルトダウンなどやり切れないニュースも頭の後ろの方に引っかかっているが)、久しぶりにHot 100の初登場曲を中心にちょっとコメントしようかな。



今週(5月21日付)のHot100は、アルバム『21』が英米でチャートトップを独走中のアデル、「Rolling In The Deep」が18週かけて見事ケイティー・ペリーの「E.T.」を蹴落として彼女初の1位に。本国UKでは今年の1月に最高位2位を記録した、どちらかというとメランコリックなアップテンポナンバーのこの曲、地味なんでトップ10も難しいのでは、と思っていたが、アルバムの全米初登場1位以降はあれよあれよという間にチャートを登り詰めてこの晴れの1位となった。いろいろ昔の男から訴えられたりとか人気商売が故の悩みも最近多そうだけど、実力のあるこの子には相応しい勲章になるだろうね。ちなみに本国UKでも1位になったのは今年2月〜3月にかけて5週1位を記録した「Someone Like You」だけです。ちなみに18週目で1位、というのは今年2月に1位になったウィズ・カリファ「Black And Yellow」と並び、2009年1月1位のレディ・ガガ「Just Dance」の22週以来のスロークライミング記録ですが、この記録のリストもなかなか興味深いので下記をごらんあれ。

■ Slowest Climbing #1 at Hot 100
(#, 1位までの週数、タイトル、アーティスト、1位日付)なお、*印は2回のチャート・ランで記録を達成した曲。

 1. 31 wks Amazed* ● - Lonestar (2000/3/11-18, 2 wks)
 2. 27 wks With Arms Wide Open - Creed (2000/11/11)
 3. 26 wks Everything You Want - Vertical Horizon (2000/7/15)
 4. 25 wks Red Red Wine* ● - UB40 (1988/10/15)
 5. 23 wks Baby, Come To Me* ● - Patti Austin (Duet with James Ingram) (1983/2/19-26, 2 wks)
 6. 22 wks Chariots Of Fire (Titles) - Vangelis (1982/5/8)
 6. 22 wks Just Dance* ▲6 - Lady Gaga Featuring Colby O'Donis (2009/1/17-31, 3 wks)
 8. 21 wks Hot Child In The City ▲- Nick Gilder (1978/10/28)
 8. 21 wks Sad Eyes ● - Robert John (1979/10/6)
 8. 21 wks The Way You Move ● - OutKast Featuring Sleepy Brown (2004/2/14)

11. 20 wks Love Machine Pt. 1 - Miracles (1976/3/6)
11. 20 wks A Fifth Of Beethoven ● - Walter Murphy & The Big Apple Band (1976/10/9)
11. 20 wks Please Don't Go - KC & The Sunshine Band (1980/1/5)
14. 19 wks Don't Leave Me This Way - Thelma Houston (1977/4/23)
14. 19 wks Jessie's Girl ● - Rick Springfield (1981/8/1-8, 2 wks)
14. 19 wks Big Girls Don't Cry ▲2 - Fergie (2007/9/8)

ちなみに18週で1位になったのは、今回のアデル、直近のウィズ・カリファを入れて全部で11曲あります。全部当てたら凄い。


JLopez_Pitbull_OnTheFloor.jpgさて今週のトップ10でアデル以外の話題はというと、先週の『アメリカン・アイドル』の放送で今審査員もしているジェニロペが、ピットブルとの今のヒット曲「On The Floor」(例の「ランバダ」をサンプリングしてるやつです)をパフォームしたのが功を奏して7位→3位とジャンプアップしているのと、同じく『アメ・アド』で初披露のパフォーマンスで一気に初登場7位で飛び込んできたレディ・アンティベラムの新曲「Just A Kiss」の2曲の『アメ・アド』露出がらみのチャート・アクション。ジェニロペ+ピットブルのこの曲は、顔合わせもおいしければ、サンプリングのアイディアもおいしいヒットで、売れないわけがないという感じ。これで一気に出産後のショービジネス復帰を目指すジェニロペにはいい弾みになってるでしょう。ピットブルの格ももまた一段と上がったと思うし、いわばWin/Winのコラボですね。ひょっとしたら1位まで行ってしまうかも、です。一方のレディ・アンティLadyAntebellum_JustAKiss.jpgベラムの新曲ですが、思ったより前作の曲調よりは地味目の曲をカットしてきたなあ、というのが正直な印象。来週のアクションが気になりますが、メディア露出で最大限のチャートアクションがこれだとすると来週はランクダウンは必至かも。ちなみにこの7位初登場というのは、カントリー・グループによる初登場最高位記録だそうで。これまでの記録は去年2010年8月14日付で20位に初登場したシュガーランドの「Stuck Like Glue」だったとか。あとトップ10ではもう1曲、13位→7位とフィーチャリングも含めると7曲目のトップ10ヒットをマークしたのが、(またまた)ピットブルの「Give Me Everything」。今回はニーヨアフロジャックネイヤー(誰?)という3組のアーティストをフィーチャーして、いつものアゲアゲ一辺倒ではなくR&Bボーカルを交えたいかにも売れ線!という出来。彼のブレイクスルーヒットとなった、2009年の「I Know You Want Me (Calle Ocho)」(最高位2位)を凌駕する1位を狙えるかもしれません。

DGuetta_WhereThemGirlsAt.jpgさて今週はトップ40内にいきなり初登場、というのがレディ・アンティベラム以外に2曲。14位に飛び込んできたのが、ここのところ英米のダンスクラブシーンで確実な支持を得ているデヴィッド・グエッタフロ・ライダニッキー・ミナージという強力な男女ペアをフィーチャーしてドロップした「Where Them Girls At」。今週UKのチャートでも3位に初登場して英米同時ヒットを果たしているこの曲、ノリは完全に「Low」とかのパターンでフロリダやニューヨークのクラブでガンガンにかかってそうな絵に描いたようなダンスフロア・ヒットです。フロ・ライダにしてみれば去年の大ヒット「Club Can't Handle Me」(最高位9位)で客演してもらったグエッタに対する恩返しヒット、といったところか。これも来週辺りはトップ10に駒を進めて来そう。もう1曲、32位に初登場で飛び込んRoyceda59.jpgできたのが、バッド・ミーツ・イーヴィル(ワルが邪悪な奴と出会った)というユニットによる「Fast Lane」。実はこのユニット、誰あろうあのエミネムと、ロイス・ダ・5'9"なるラッパーのコラボ・ユニット。ロイス・ダ・5'9"ことライアン・モンゴメリーエミネム同様デトロイト出身のラッパーで、容貌はL.L.クールJに酷似しているというガッチリ系のラッパー(どんなんや)。エミネムのブレイク作『The Slim Shady LP』(1999)収録のトラック「Bad Meets Evil」で共演したのをきっかけにヒップホップ界で名を馳せ、2002年にはデビュー作『Rock City』を発表していたというからもう大ベテラン。その彼が今回エミネムと組んで、ブレイクのきっかけになったトラック名をユニット名にしたEPを発表し、そこからのシングルカットがこの「Fast Lane」というわけ。いかにもデトロイトっぽいローなサウンドとビートをバックにストイックにラップする2人のコラボがなかなかタイトに仕上がっている。来週はダウンするとは思うけど、相変わらずのエミネム一派の人気の底強さを感じさせるチャートアクションですな。

FleetwoodMac_Rumours.jpgさてHot 100の初登場といえば、去年来『Glee』を抜きには語れないわけで。しかも最新のエピソードはタイトルが「Rumours」。そう、我々中年洋楽ファンには超懐かしい、あのフリートウッド・マックの名盤(1977)の収録曲をグリーの連中ががっつりカバーするという内容。この影響で、何とオリジナルのフリートウッド・マックのアルバムも今週アルバム・チャートに11位で初登場しているというから凄い波及効果。残念ながら1曲もトップ40には入ってきていないけど、そのうち、今週のHot 100に初登場しているグリー・キャストの曲は下記の5曲。

#45 - Go Your Own Way
#68 - Songbird
#79 - Don't Stop
#81 - Never Going Back Again
#92 - Dreams (Glee Cast Featuring Kristin Chenoweth)

オリジナルでシングルヒットしたのは「Go Your Own Way」(最高位10位)、「Don't Stop」(最高位3位)、Glee_Season2.jpgDreams」(最高位1位)の3曲。残念ながら肝心のエピソードは娘がダウンロードしてて今いないので見れないんですが、どうやらシュー先生をことあるごとに誘惑するエイプリル(ブロードウェイ俳優のクリスティン・チェノウェス)が登場して、上記の通り「Dreams」を歌うというから、またいつものドタバタ面白いエピソードの模様。「Go Your Own Way」と「Don't Stop」はいつものグリーのメンバー全員が参加の大合唱バージョンで、いかにも盛り上がりそうなアレンジになってます。「Dreams」はモロ原曲のイメージのままで我々中年洋楽ファンにはたまらないラインアップと言えましょう。なお、この5曲でGlee CastによるHot 100ヒットは計142曲となり、最多Hot 100ヒットランキング第2位のエルヴィス(108曲)をぶっちぎりで引き離してしまっています。この次の週のエピソード「Prom Queen」では、何と今週1位のアデルRolling In The Deep」をカバーしているので、こちらのアクションも期待できそう。この調子だと今月中に150曲を突破してしまいそうですね。

ということでこの他にも今週の初登場はいろいろありますが、取りあえず今日はこれくらいで。
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