Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
2013年チャート記録ラップアップその1〜最高位到達までの最多週数記録:3位〜1位
わずか1週間の間に、上原がワールドシリーズチャンピオンを決める感動の試合と、いろいろあるけどもやはり楽天の日本シリーズをマー君が決めたりと、感動イベントが満載。しかしこれで今シーズンのMLBも終了して、一気に年末に向けての雰囲気がぐっと高まった感じ。そろそろ年間アルバムの選定もしなければいけないのですが、いくつかまだ聴いていない注目作もあり、最終マイ年間アルバム決定まではまだ紆余曲折ありそうです。

さて、スリーパーヒットの記録をカウントダウンしてきたこの企画、いよいよトップ3です。

Longest Travel to Peak Position: #3

Higher - Creed (#7 in 38* weeks - 2000/7/22)


この人達ったら今はどうしてるんでしょう、という感満載のクリードスコット・スタップ率いるフロリダ出身4人組の「Higher」がこのランキングの3位です。ニッケルバックなどと同様、ポスト・グランジのハードロックバンドとしてはかなりの商業的成功を収めたクリード、この曲は彼らの2作め『Human Clay』(およそクールではないジャケで有名)からの第1弾シングルで、彼らのブレイクスルー・ヒットとなった曲。ゆったりとしたグルーヴに乗って、彼らのトレードマークとも言えるやや重ためのギターリフでガツン!と来るパラード調ハードロック(変な表現だな)ですが、最初1999/9/11に81位でHot 100入りした後、最高位52位を付けて20週で一旦チャートから消えた後、2000/3/25に今度はいきなり43位に再登場。そこから順調にチャートを上昇、通算38週目で7位まで昇ったロングヒット。再ヒットの要因としては、最初はロック系のステーションでエアプレイを集めていたのが、トップ40ステーションでもプレイされたのが大きかった様子。これで人気を確立したクリード、このアルバムからの「With Arms Wide Open」(2001年グラミー賞最優秀ロック・ソング受賞)が堂々全米ナンバーワンを獲得、アルバム『Human Clay』はチャート1位のみならず、全米で1,100万枚を売る11プラチナ・ディスクに認定。しかしこの後消えるのも早かったな、このバンドは。

Longest Travel to Peak Position: #2

Radioactive - Imagine Dragons (#3 in 43* weeks - 2013/7/6)


さあ再び登場、イマジン・ドラゴンズ。今年のいろんなスポーツ・イベントなんかでもかかりまくっていたし、夏のサマソニでもこの曲を含む熱のこもったライブで観客を大いに盛り上げたらしい。その彼らの2曲目の大ヒット「Radioactive」がこのチャートの2位です。ブレイクヒットとなった「It's Time」の爽やかさから一転して、メランコリックな歌い出しから念仏を思わせるようなコーラス・リフに突入していく曲調が全く違うイメージだったためか、当初は2012年の8月にHot 100の90位代に2週だけ登場してすぐに消えてしまったんで、「ああこいつらは「It's Time」の一発で終わりかなあ」と思っていたら、同年9/29に91位に初登場。その後も何と5回も赤丸上昇マークを消しながらも(そのうち3回はトップ40圏外)上がっては足踏み、上がってはちょっと下げ、という超耐久レース的なチャートアクションの後、何とチャートイン通算43週目で今年の7/6に最高位3位を付け、その後も4位と3位の間を行ったり来たりで都合4週間3位を記録するというあっぱれなヒットぶり。Hot 100にも通算61週目で今もまだチャートイン中、ということで今年の年間チャートではかなりの上位にランクインすることが予想されます。まあ、Macklemore & Ryan Lewisロビン・シックには勝てないでしょうが。現在も3曲目の「Demons」がチャートイン通算27週目先週トップ10入りするなど、相変わらずのロングラン・ヒットのパターンを繰り返すイマジン・ドラゴンス、メインストリーム・ロック・ファンにとってはしばらくは目が離せないバンドですな。しかしこのPV、シュールなんだか何なんだかよーわからんね。

さて、今回のランキングをまとめるきっかけになった、スリーパーヒット・ランキング 第1位はこの曲。

Longest Travel to Peak Position: #1

Sail - AWOLNATION (#17 in 56* weeks - 2013/10/5)


期せずして、このスリーパーヒット・ランキングのトップ3はいずれもハード系のロック・バンドのヒット曲が並んだけど、堂々1位に輝いたのは、アーロン・ブルーノくん率いるLA出身の5人組、AWOLNATION(アウォルネーション)の「Sail」。この曲、もともとアーロン君がいくつかのバンドの後に結成したAWOLNATIONのデビュー・アルバム『Megalithic Symphony』(2011)に収録されていた曲で、2011年に一度20週間Hot 100に滞在して、最高位82位で終わっていた「一度は死んだヒット」。ところがこの曲のポテンシャルに惚れ込んだ所属のRed Bullレコードがロック系のみならず、Top 40系のステーションにも執拗にプロモーションを展開した結果、何とリリースから2年後の今年2/9に63位に再チャートイン。それに連動して、CBS系の『Good Wife』、Fox系の『House』などのTVドラマの挿入曲に使われたり、ノキアアンダー・アーマーのTVCMのBGMにも採用、更には2012年のオリンピック中継期間中流れたBMWのCMに使用されるなど、巧まずしてマルチなメディア・マーケティングが実現したこともあり、順調にチャートを上昇、ついにチャートイン通算56週目(最初のチャートインからは2年1ヶ月目)で最高位17位をマーク。わずか3ヶ月前にイマジン・ドラゴンズが「Radioactive」の通算43週で塗り替えたスリーパーヒット記録を大幅に塗り替えてしまった。バンド関係者、レーベル関係者にとってはまさしく2013年を代表するサクセス・ストーリーということになるが、この後アーロン君率いるAWOLNATIONが、イマジン・ドラゴンズのように第2、第3の「Sail」級のヒットを放つかについては明らかではないねえ。この曲も、楽曲のフックとかで受けているというよりは、このエレクトロニックな音像が受けているという気もするしね。

と、いうわけでこのランキングはおしまい。参考までに、11位以下20位までのランキングも発表しておきましょう。*印は複数のチャートランでの通算週数、日付は最高位達成したチャートの日付です。

11. Use Somebody - Kings Of Leon (#4 in 31* weeks - 2009/9/12)
12. Need You Now - Lady Antebellum (#2 in 30 weeks - 2010/3/20)
13. Some Nights - fun. (#3 in 30 weeks - 2012/9/29)
14. This Kiss - Faith Hill (#7 in 30 weeks - 1998/10/10)
15. Paralyzer - Finger Eleven (#6 in 29 weeks - 2008/1/5)
16. Missing - Everything But The Girl (#2 in 28 weeks - 1996/2/17)
17. Ho Hey - The Lumineers (#3 in 28 weeks - 2012/12/29)
18. You And Me - Lifehouse (#4 in 28* weeks - 2005/8/27)
19. You Gotta Be - Des'ree (#5 in 28 weeks - 1995/3/11)
20. It's Been Awhile - Staind (#5 in 28 weeks - 2001/10/20)


やっぱこうしてみると最近の曲が多いなあ。そしてやはりロック系かカントリー系が多いのね、という感じ。ということで今週はここまで。また近々別のお題でアップしますので乞うご期待。

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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