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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■グラミー賞独断と偏見大予想
いよいよ今年のグラミーの授賞式を1時間後に控えて、例年やってる受賞者予想をやってみようかな。今年はロスのステイプルズ・センターで開催ということですが、何とあのポリスの再結成ライヴが冒頭を飾るほか、アース・ウィンド&ファイヤーのパフォーマンスが予定されているということで、80年代に洋楽に浸かっていたおじさんたちに取ってはなかなかたまらん授賞式になりそうですね。こちらの放映が朝の9時半から、というのがちょっと気分今一だけど(ホントは酒でものみながらじっくり楽しみたいところ)。では、主要4部門にいく前に、各ジャンルの主要賞の予想。

1.最優秀女性ポップ・ボーカル部門
    <ノミネーション>
    ○ Ain't No Other Man - Christina Aguilera
      Unwritten - Natasha Bedingfield
    ◎ You Can Close Your Eyes - Sheryl Crow
      Stupid Girls - Pink
    × Black Horse And The Cherry Tree - KT Tunstall

 主要4賞ほどではないけど、年間のポップ部門の主要賞の一つであることには間違いない。しかしこの部門、男性の同部門同様毎回明らかにフェイバリットだと判る候補がいるのがパターン。今年も1994年に過去最優秀新人賞、レコード・オブ・ジ・イヤー(「All I Wanna Do」)、そしてこの部門をトリプル受賞し、合計9回の受賞歴のあるシェリル・クロウがまあ大本命でしょうね。でも1994年以降はもっぱらロック部門での受賞だったので、この部門で受賞すると実に12年ぶりということに。それに真っ向から挑むのが最近またアルバム『Back To Basics』で新境地を開拓したもうベテランの風格のアギレラ。大穴としては今年のグラミーのイギリス重視傾向を反映して、イギリス新進気鋭のシンガーソングライター、KTタンストールがくるか?

2.最優秀男性ポップ・ボーカル部門
 <ノミネーション>
    × James Blunt - You're Beautiful
      John Legend - Save Room
    ○ John Mayer - Waiting On The World To Change
      Paul McCartney - Jenny Wren
    ◎ Daniel Powter - Bad Day

 ここも女性同様、必ず「グラミーのお気に入り」が作品内容に関わらずノミネートされる部門。その意味で昔からのお気に入り、ポール・マッカートニーと最近のお気に入り、ジョン・メイヤーがノミネートされているのもうなづけるところ。作品比較でいうとボク的にはぶっちぎりにジョン・レジェンドなんだけど、ここはあれだけヒットしてビルボードの年間1位も取っていながらこの部門しかノミネートされていない、ダニエル・パウター君を本命とみた。対抗は一昨年見事に「Daughters」でこの部門とソング・オブ・ジ・イヤーをダブル受賞しているジョン・メイヤーかな。ダニエル・パウターと並んで昨年の全米チャートをイギリスから席巻したジェイムス・ブラント君は、ボクはきっとソング・オブ・ジ・イヤーだと思っているので、ここでは大穴扱い。でもこの部門とソング・オブ・ジ・イヤーはダブりやすい部門なので、他の大穴よりは可能性高いかも。

3.最優秀ポップ・デュオ/グループ部門(ボーカル付)
 <ノミネーション>
    × My Humps - The Black Eyed Peas
      I Will Follow You Into The Dark - Death Cab For Cutie
    ◎ Over My Head (Cable Car) - The Fray
    ○ Is It Any Wonder? - Keane
      Stickwitu - The Pussycat Dolls

 いやあ最近のグラミーは若手アカデミーメンバーが増えたのか、それとも単に若手のリスナーに色目を使っているだけなのか、結構突拍子もないノミネーションが多いのだが(今年のナールズ・バークレーの主要2部門ノミネートなんかもそうだけど)、いきなりデス・キャブ・フォー・キューティーですか。そんなんだったら、ポスタル・サービスとか、もっとメジャーなところではフォール・アウト・ボーイズとかパニック・フォー・ディスコ!とか活きが良くてポップ・センス溢れるやつがいっぱいいるじゃないか!ブツブツ。その結果この部門のノミネーションリストはいかにも奇妙なものになってますなあ。で、予想としては、ロック部門では絶対受賞できないだろうフレイの「Over My Head」が無難でちょっと新しい、ってんで取るんじゃないかというのがボクの予想。対抗はこれも耳障りがよくてグラミー好みそうなキーンでどうか。大穴としては、たまにグラミーはホントに馬鹿な受賞作を出すことがあるので「My Humps」が取ってしまった暁にはこの傾向を証明することになるだろう、ということでブラック・アイド・ピーズ

4.最優秀ポップ・ボーカル・アルバム
 <ノミネーション>
    ◎ Back To Basics - Christina Aguilera
      Back To Bedlam - James Blunt
    × The River In Reverse - Elvis Costello & Allen Toussaint
    ○ Continuum - John Mayer
      FutureSex/LoveSounds - Justin Timberlake

 この部門でジャスティンをノミネートしたことは、今年のグラミーのノミネーションの中で数少ない「おお」と思った点。既に「My Love」が最優秀ラップ/ソング・コラボレーション部門でエイコンエミネムビヨンセとかを押さえて受賞してるのでラップ系の評価は頷けるけどね。さてこの部門は、やはりアルバムのコンセプト具合とか、そのコンセプトのグラミー受け可能性からいってアギレラが本命。対抗はアルバムで受賞したことのないジョン・メイヤーかな。穴としては、これもグラミー・アカデミーのおじさん会員達が好きそうなコステロアラン・トゥーサンが可能性あり。作品としてはたいした事のないアルバムだったけど。

5.最優秀新人賞

 <ノミネーション>
      James Blunt
    × Chris Brown
      Imogen Heap
    ○ Corinne Bailey Rae
    ◎ Carrie Underwood

 イモジェン・ヒープが何で新人なんだよ!1998年からもう2枚もアルバム出してるじゃねーか!なんていうクレームは、2000年にその時点で既に活動歴8年、アルバム6枚のシェルビー・リンにこの賞を与えたグラミー・アカデミーには関係ないってか。(しかし受賞の時のシェルビーの「ここまでの6枚のアルバムの活動を認めて頂いたアカデミーに感謝します」というすましたスピーチは最高だったね)あとこの部門は1990年以降の16回の受賞のうち、実に女性ソロ・アーティストの受賞が10回という女性上位部門。あと、イギリスの新人たちはこの間一度も受賞してないし、そういうのを総合すると本命はアメ・アド出身ながら歌唱力を誇るキャリー・アンダーウッドが本命で、今年の意外なノミネーションのもう一人の代表、コリン・ベイリー・レイが対抗かなあ。でもイギリスだしなあ。で、大穴はマイケル・ジャクソン路線のヒップホップ的後継者、クリス・ブラウンかね。

6.最優秀アルバム
 <ノミネーション>
    ◎ Taking The Long Way - Dixie Chicks
      St. Elsewhere - Gnarls Barkley
    ○ Continuum - John Mayer
    ×   Stadium Arcadium - Red Hot Chili Peppers
      FutureSex/LoveSounds - Justin Timberlake

 去年U2、一昨年レイ・チャールズが受賞しているこの部門、傾向としては王道が征するというのがトレンド。で、今年の王道はというと、このディキシー・チックスの重厚かつ軽快にして貫禄に満ちたアルバムしかないでしょうなあ。対抗としてはジョン・メイヤーか。レッチリは昔からのファンや心あるロックファンには評判のよくないアルバムだけど、アカデミーのことだからああ勘違い!でひょっとすると賞を与えてしまうかも、ということで大穴に挙げてます。しかしこの部門でナールズ・バークレイジャスティンが取ったら凄いけどね。その時は嬉しい誤算ということで。

7.ソング・オブ・ジ・イヤー(作者への授賞)

 <ノミネーション>
    × Be Without You - Mary J. Blige
      Jesus, Take The Wheel - Carrie Underwood
    ○ Not Ready To Make Nice - Dixie Chicks
      Put Your Records On - Corinne Bailey Rae
    ◎ You're Beautiful - James Blunt

 これはね、個人的にはメアリーJコリン・ベイリー・レイに取って欲しいですね。でもこのジェームス・ブラントのノミネーションのされ方(5部門)とシンガーソングライターであるという点からいってこの楽曲賞で取るんじゃないか、というのがボクの予想。対抗は今年のグラミーの王道代表であるディキシー・チックスの「Not Ready To Make Nice」。こちらも自分たちで曲書いてるしね。メアリーJはベテランR&Bライターのブライアン・マイケル・コックスらとの共作の「Be Without You」でノミネートされてるけど、ボクの予想ではまだレコード・オブ・ジ・イヤーの方が受賞確率が高いのじゃないか、というので穴どまり。

8.レコード・オブ・ジ・イヤー(アーティスト、プロデューサーへの授賞)
 <ノミネーション>
    ○ Be Without You - Mary J. Blige
      You're Beautiful - James Blunt
    ◎ Not Ready To Make Nice - Dixie Chicks
      Crazy - Gnarls Barkely
    × Put Your Records On - Corinne Bailey Rae

 ああ、もう放送が始まってしまう。ということで主要部門最後の、そして最高の栄誉のこの賞、アーティストに与えられる賞、ということになるとこのメンツではメアリーJディキシー・チックスしかない、というのは大体誰もが予想するところ。そこにグラミー・アカデミー特有の嗜好、傾向を加えると、やっぱり王道をひた走るディキシー・チックス、というのが本命予想としては妥当なところでしょう。個人的には絶対メアリーJに取って欲しいけど!何しろこの部門に初のノミネート、で過去一度も受賞なし、という呪縛をぜひメアリーJには解き放って欲しいんだよねえ。見たいなあ、メアリーJの涙。で穴としては、本当は可能性としてはナールズ・バークレーかなあとも思うんだけど、ここはボクの希望も含めてコリン・ベイリー・レイ、という夢も見させてもらえればねえ。

ということで時間があればロック部門、R&B部門なんかも予想したかったけど、時間切れになりました。既にWOWWOWでは放送が始まって、どーでもいいクイズとかやってますが。さあポリスのライブ楽しみだなあ。皆さん、Enjoy!
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