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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■棚からひと掴み - 2006年の聞き残しアルバム中心に
ええ、皆さん明けましておめでとうございます。なーんて実に5ヶ月半ぶりにブログ更新しておめでとうもないよね。今年は少しまたペースを取り戻して書き込みしてみようかと思うのでまあ許して下さい。

といってもそんなに気合いの入ったものは書けないので、この週末家で久々にCDをまとめて聴いたのでそのコメントをちょっとレビューっぽく書いてみます。達郎先生のマネですが「棚からひとつかみ」ってやつで。実は年末に2006年のアルバムを慌ててまとめ買いしたのだけど、まだ全部聴けてなくてその消化も兼ねてますのでま、おつきあいを。

■ The Beatles "Love"Love.jpg

こういうビートルズの企画物はあまり肩肘張らずに、お遊びと割り切って聴くと素直に聴けて腹も立たないというもの。今回ジョージ・マーティン大先生が息子と組んでリミックスしているというのでヒップホップとかラップロック的な方向性に流れたマッシュアップでなく、結構茶室でお手前を頂きながら正しくお手並みを拝見、といった感じの出来でジョージの生真面目な人柄が伺える出来になっている。中古屋でそのうち1000円以下で出回ると思うので、それから買って聴いてもいいと思うけど、一回聴く価値はあるかもね。まあ一回聴いたら十分という説もあるが。

ModernTimes.jpg■ Bob Dylan "Modern Times"

うーん力強い佳作だと想うけど、ミュージック・マガジンの年間ベストになるほどかなあ。ただここんとこの頑固じいさんボブ・ディランの作品の中では一番精進料理度が低い、つまり意外とメインストリーム的なアプローチもそこここに見せているので、ディランに馴染みのない人も、あのダミ声を気にしなければ結構気にいるトラックの1つ2つは見つけられるのでは?

■ Neko Case "Fox Confessor Brings The Flood"

今回このアルバムで初めて聴いたニーコ・ケイスの気合いの入った作品。実はアーティストFoxConfessorBringsTheFlood.jpg名は前から知っていたが日本好きのインディー・バンド(猫ケース?)だと思っていた。ああ勘違い。実はエミルー・ハリスからキャスリーン・エドワーズにつながる清冽さを持ち味としたカントリー系女性シンガー・ソングライターという、僕のツボにはまるタイプの人だと今回初めて認識。Allmusic.comで「これが2006年のべストの一つでないというなら何がベストなのか?」なんていうえらい気張ったコメントが付いていたので興味本位もあって聴いてみた。のっけからクリスタルのような声でかなりテンションの高い歌声が。これで延々とやられるとちょっと疲れるところだが、一曲一曲が結構短いのでテンポよく聴けた。多分何度も聞き返すうちにどんどんはまっていくのでは、そんなことを思わせる不思議な作品ではある。

■ Dixie Chicks "Taking The Long Way"

TakingTheLongWay.jpgブランクを感じさせず、円熟と貫禄を感じさせる充実作。聴く前の期待に違わず、どっしりとした楽曲展開、嫌味なく心地よくバックの演奏に乗ってストレートに歌声を聞かせる3人。特にラストの「I Hope」のゴスペル的カタルシスに結構はまった。多くの曲が70年代から80年代にかけて僕らの世代が聞き親しんだウェスト・コースト系ロックのエレメントを持っていて、僕ら中年ロックファンはきっと楽しく聴けるだろうし、そのへんが今度のグラミーのアルバム部門にノミネートされた所以でもあるのだろう。「So Hard」のイントロのギターリフを聴いてイーグルスの「In The City」(アルバム『The Long Run』所収)を思い出したのは多分僕だけではないよね。彼らのスタジオワークを収録したDVDも楽しい。
TheBlackParade.jpg
■ My Chemical Romance "The Black Parade"

なかなかいい。ポップ・エモというか突き抜けていて変に構えていないところが爽快。ヒットした「Welcome To The Black Parade」は楽曲としてもよく出来ているが、他の曲もクオリティという面では粒ぞろいだ。といっても特に奇をてらっているわけでもないし、複雑なことをしているわけではない。メインストリームでも通用するが、ポップに堕することのない、力の入った曲が並んでいて好感度大だね。

■ Spinners "Pick Of The Litter"
PickOfTheLitter.jpg
ご存知ライノが再発したデトロイトの誇り、70年代に大活躍した"正しい”ソウル・グループ、スピナーズ1975年の名盤。嫁さんと聞いてて「懐かしい感じだねー」というコメントが出てくる。ホントそんな感じ。「Games People Play」なんて聴くと、純粋にヒットチャートを聴いていた頃(そしてヒットチャートに素敵な曲がいっぱい上ってきていた頃)を思わず思い出してしまってなごんだ。

■ Spinners "New & Improved"New&Improved.jpg   

これも同じくライノのリイシュー盤。こちらも全米ナンバーワンヒット「Then Came You」を含む名盤。日曜の起き抜けに聴いたら気持ちいいかも、と思って起きるなり棚からひっつかんで朝飯食いながら聴いたらやっぱり気持ちいい。音が丸いし、声が暖かいんだよねー。

■ Common "Cool CommonCoolCommonCollected.jpg Collected"



リミックスと未発表バージョン集。やっぱり「The Light」「Come Close」といった聞き慣れた曲のリミックスが耳に心地よい。久々にエリカ・バドゥやQティップの声を聴いて、ヒップホップの楽しさを再認識。コモンもそろそろ新作が聴きたいころ。一昨年の『Be』も良かったしね。


まだまだ「積ん聴くCD」が残ってるのでこの続きはまた来週。
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