Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■リアーナ(Rihanna)記録更新!
Rihanna_GirlLikeMe.jpgいやあ凄い凄い。今度のリアーナ(ユニバーサルがこういう表記を使っているので以降これで行きます)のシングル「SOS」、結構イケてるなあと思っていたけど、昨日発表の5/13付チャートで何と34位からいきなりポーンと1位に踊り出ました。もうご存知の方も多いと思うけど、この曲あのソフト・セルの「汚れた愛(Tainted Love)」のあの印象的なシンセ音のループをとてもうまく使って全体のレトロながらジャンピーなグルーヴを作り出してるよね。

ソフト・セルはUKの北部の工業都市、リーズ出身(あのザ・フーの『ライヴ・アット・リーズ』でその名前を知ってる
オールド・ロック・ファンも多いでしょ)の2人組、マーク・アーモンドデヴィッド・ボール(アメリカのカントリーシンガーとは同名異人)が結成したシンセ・デュオ。この「汚れた愛」を含むデビューアルバム『Non-stop Erotic Cabaret』はUKで大ヒット、「汚れた愛」も全米では1982年に全米で最高位8位、全英では堂々1981年の夏にNo.1を記録してます。当時大学生で貸レコード屋のバイトをしながら毎日音楽を貪っていSoftCell.jpgた僕の目の前に突然現れたあの『Non-stop Erotic Cabaret』のジャケの隠微さと無茶苦茶怪しい風貌の2人組の顔は結構衝撃的で、そいで音聴いて「こりゃ何じゃ?」という当時としてもややレトロっぽいそれでいて何となく非人間的なピコピコシンセサウンドに面食らったもんでした。だから当時ヒットしたこの曲も「何でこんなのヒットするの?」という感じだったんですが、こうしてループで使われると実に腰が動くというか、お尻がムズムズするグルーヴを持ったリフですなあ。ちなみにこの曲、1999年にあのクラブ69ことピーター・ラウホーファーがリミックスして、シングル・セールス・チャートに送り込んでます。もともとソフト・セルの1981年バージョンは、シュープリームスの「愛はどこに行ったの(Where Did Our Love Go)」とのメドレーで、ビルボードのクラブ・プレイ・シングルス・チャート(今のダンス・チャート)の4位にまで上がってるくらいで、もともとダンス・ミュージックとしての素質はあったというわけ。今回のリアーナのヒットは目の付け所抜群ということなのだろう。なおこの「Tainted Love」という曲、実はソフト・セルがオリジナルではなく、元々は60年代のノーザン・ソウル・シンガー、グロリア・ジョーンズの曲をマーク・アーモンドが取り上げたもの。グロリア嬢は一時かのマーク・ボランの彼女だったこともあるらしい。この曲を取り上げて、あのロボット的シンセ・ポップに仕立て上げたマークのセンスも今にしてみれば褒め称えられるべきか。

で、本題です(笑)。このリアーナ・バージョン、34位→1位というアクションで、「トップ40内で1位への最大ジャンプアップ記録」というのを実に42年ぶりに更新したのです。以下、歴代記録をリスト・アップ。



(歴代順位、Up前→Up後、上昇ポイント数、タイトル、アーティスト、ジャンプアップ日)

# 1 (34→1) (33pt) SOS - Rihanna (2006/5/13)
# 2 (27→1) (26pt) Can't Buy Me Love - The Beatles (1964/4/4)
# 3 (23→1) (22pt) The Boy Is Mine - Brandy & Monica (1998/6/6)
# 4 (21→1) (20pt) U Remind Me - Usher (2001/7/7)
# 5 (19→1) (18pt) Gold Digger - Kanye West f/ Jamie Foxx (2005/9/17)
# 6 (16→1) (15pt) Heartbreaker - Mariah Carey f/ Jay-Z (1999/10/9)
# 7 (15→1) (14pt) All My Life - K-Ci & JoJo (1998/4/4)
# 8 (14→1) (13pt) Say My Name - Destiny's Child (2000/3/18)
# 9 (12→1) (11pt) I Will Always Love You - Whitney Houston (1992/11/28)
#10 (11→1) (10pt) What A Girl Wants - Christina Aguilera (2000/1/15)
#10 (11→1) (10pt) Come On Over Baby (All I Want Is You) - Christina Aguilera (2000/10/14)

アギレラが10位に2曲も、それもどっちも同じ年にやってるのが何げに渋い。しかしこうしてみると何故かゾロ目の日付の週に1位への大幅ジャンプアップが起こっているケースが多いなあ。今後はデジタル・ダウンロードの影響がかなりのチャートアクションへのインパクトを持つので、この記録もさほど遠くない将来に破られるかもね。でもこれは初登場1位よりも難易度高いからなあ。達成のためには、この間のラスカル・フラッツ同様、シングルトラックのリリースとiTune Music Storeへのリリースに時間差を設ける必要があるというわけで、そういうリリースパターンも増えてくるのかも。
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コメント
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No title
Keicoさん、コメントありがとう。こちらこそよろしくお願いします。なかなかここんとこ忙しくてアップできてないですが、何とか近々記事を追加しますので...
2006/05/29 (月) 23:21:05 | URL | Boonzzy #79D/WHSg[ 編集 ]
No title
私もメルマガ読ませていただいてました☆
リンクさせていただきますねっ(^∀^)
これからも頑張ってください!
2006/05/28 (日) 23:28:43 | URL | keico #79D/WHSg[ 編集 ]
No title
まささんコメントありがとう。これからもちょくちょく覗いて下さい。

ケリクラの「A Moment Like This」が52位→1位(2002.10.5達成)で、1位へのBiggest Jumpの記録であるのはご指摘の通りです。今回のリアーナの記録は、「トップ40内での1位へのジャンプアップ最高記録」ということなのです。ちょっと紛らわしいですが...

ケリクラの記録については、この次にアップしようと思ってたその他各種のジャンプアップ記録と併せてご紹介しようと思ってましたが、一言リアーナの書き込みの時に触れるべきでしたね。いずれにしても書き込みありがとうございました!
2006/05/13 (土) 09:00:56 | URL | Boonzzy #79D/WHSg[ 編集 ]
No title
メルマガから読ませてもらってました。ブログがスタートされたようで嬉しい限りです。頑張ってください。

さて、なんですが、先日アメリカン・アイドルを見ていたらKelly ClarksonのA Moment Like Thisの話が出てきまして、そこで「ビルボードHOT100で52位から1位へジャンプアップ、今までの最高記録」って言ってました。
http://en.wikipedia.org/wiki/A_Moment_Like_This

チャートのことは、実はあまり詳しくないので、もしかしてとんでもなくトンチンカンなこと言ってたらごめんなさい。

これからブログがんばってください!!!
2006/05/12 (金) 07:40:03 | URL | まさ #79D/WHSg[ 編集 ]
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