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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
新年初ブログ:毎年恒例 第56回グラミー賞大予想 #1〜ポップ&ダンス部門

NMM 2013 Best Album Cover皆さん明けましておめでとうございます。と、もう昨日が鏡割りで松の内も終わってしまったのに今頃ですみません。昨年末は前回アップした大学のサークルのリユニオンイベント終了後、やや燃え尽き気味でホントは個人年間アルバムトップ10のレビューも(昨年の積み残しも含めて)やらなきゃいけないんですが、何となく過ごしている間に、恒例のグラミー予想のタイミングになってしまいました。今年は1/26(日本時間は1/27)と例年より約2週間ほど早めの開催なので、もうそろそろ予想を始めないとね。ということで年間アルバムの発表はグラミーの後ということで。ちなみに昨年末のミュージック・マガジンの年間アルバム号は、一昨年よりは多少ましだったので今後も買う気になってますが、アメリカロックの1位がローリング・ストーン誌と同じヴァンパイヤ・ウィークエンドの『Modern Vampires Of The City』、UKロックの1位がボウイの『The Next Day』という超メジャー路線で面白みはやはりイマイチかな。一方R&Bではジャスティン・ティンバレークの『The 20/20 Experience』(『The 20/20 Experience - The Complete Experience』ではない。これについては後ほど)、ラップではA$APロッキーの『Long.Live.A$AP』となかなかポリシーを感じる選択をしていてロック担当陣の奮起が今後期待されるところです。


さて例年通りLLクールJの司会による56回となる今回のグラミー賞、何といっても今話Grammy Salutes Beatles題になっているのは、アルバムと最優秀レコードの2部門にノミネートのダフト・パンクの2人があの!スティービー・ワンダーと共演するということ。ダフトの曲をやるのか、スティービーの曲をやるのか、はたまた両方やっちゃうのか?当日はこれだけで結構盛り上がれそうです。またROYとSOYの両方にノミネートのニュージーランド出身若干17歳で2013年のポップ・ロックシーンの話題を集めたロード嬢もライブが予定されている他、スペシャル・コラボ・ライブとしては、今年がビートルズアメリカ上陸50週年ということで、豪華なメンツによるビートルズ・トリビュートが予定されていますが、何といっても目玉はこのために一日だけの再結成をするというユーリズミックスの2人(アニー・レノックスデイヴ・スチュワート)。この2人がどの曲を演ってくれるのか、結構興味深々です。その他のメンバーはアリシア・キーズ、ジョン・レジェンド、マルーン5、ジョン・メイヤーキース・アーバンと、いずれもグラミーお気に入りのアーティストたちが出てくる模様。


一方、今年も例年どおり「あれ?」という話題には事欠かないグラミー賞。例えば:

  • SOY・ROYにノミネートのロード新人賞部門にノミネートされてない!
  • 昨年のカントリーチャートで24週1位と大ヒットだったフロリダ・ジョージア・ラインの「Cruise」がカントリー部門でまったくの無視!ちなみに彼らは新人だけど、新人賞部門からも無視。
  • 昨年SOYにノミネートされてファンに負けたエド・シーランなぜか今年新人部門にノミネート!同様にジェームス・ブレークも去年2枚目のアルバム出してるのに新人部門ノミネート。
  • 本人も予想してなかったサラ・バレイエスの『The Blessed Unrest』がなぜか最優秀アルバム部門にノミネート?
  • 一方大ヒットしたジャスティン・ティンバーレイクの作品が主要3部門に一切ノミネートされず(これには理由があると思ってます。この後コメントします)。

などなど。まあ、新人部門の番狂わせは、シェルビー・リンの有名な話もあるので(43回(2001年開催)の最優秀新人賞の受賞スピーチで「6枚もアルバムを出して受賞できて感謝してます(笑)」とコメント)今更あまり驚かないけど、エド・シーランのノミネートは、さすがにノミネート・コンサートで発表された時に、本人も苦笑いしてたくらい。本来ここはロードがノミネートされるべきでしょう。


ということで今年のグラミー予想、例年どおりポップ部門から行ってみます。


1.最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス部門


  Brave - Sara Bareilles

Royals - Lorde

☓ When I Was Your Man - Bruno Mars

  Roar - Katy Perry

Mirrors - Justin Timberlake


JT Mirrorsグラミー予想に毎年欠かせないのはその年のシナリオ。毎年その年の台風の目となるアーティスト(またはアーティスト達)がいて、彼らの受賞パターンをある程度ベースにして他の部門の受賞も予想する、というのが毎年の自分のアプローチ。昨年は「ファン. ボウズ説」を立てるも逆にそのファンがSOYと新人部門の2部門を獲得とする真逆のパターンとなり、予想惨敗となったのは記憶に新しいところ(誰の?)。歴史を遡ると、故エイミー・ワインハウスがアルバム以外の主要3部門を独占した50回(2008年開催)、新人以外の主要3部門を独占したディキシー・チックス(2007年開催49回)とサンタナ(2000年開催42回)、新人部門を含めて主要4部門完全独占のクリストファー・クロス(1981年開催23回)とノラ・ジョーンズ(2003年開催45回)など過去にはいくつかの明確なシナリオのあった年も少なくないのは皆さんご記憶の通り。で、今年の自分が考えるシナリオは「ロード主要2部門独占」「主要部門でノミネートされなかったジャスティンは各ジャンル部門でがっちり取る」というもの。そもそも今回ジャスティンの『The 20/20 Experience』は単体でグラミー対象作品として提出されていれば、過去のグラミーのジャスティン好きからいって間違いなくアルバム部門とROYくらいには余裕でノミネートされていたはず。それが主要部門に影も形もないのは、今回ジャスティン陣営が上記アルバムを単体ではなく、9月末ギリギリにリリースした『The 20/20 Experience 2 of 2』とのセット、作品「Complete Experience」として対象作品として提出してしまったからと見ています。最初のアルバムは僕の年間ベスト10にも入っており、メインストリームR&Bの一種の完成形としてクオリティの高い作品だと思ってますが、『2 of 2』ははっきり言って出がらしの番茶。従ってジャスティンは主要部門から外された代わりに各ジャンル部門ではしっかり取る、という予想です。


前置きが長くなったけど、従ってこの部門、本命◎はジャスティンの「Mirrors」。対抗◯としては下手するとこの部門もさらって行きかねないロードの「Royals」、穴☓は前回アデルの『21』に阻まれてことごとくノミネート部門で敗退したブルーノ・マーズの「When I Was Your Man」(いい曲だけどね)。ちなみに今回もノミネートされているケイティ・ペリー、この部門では過去今回を含めて6回ノミネートされてますが、他の部門も含めて、過去一度も受賞経験なしという意外な事実。

 

2.最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門


  Get Lucky - Daft Punk & Pharrell Williams

☓ Just Give Me A Reason - Pink Featuring Nate Reuss

  Stay - Rihanna Featuring Mikky Ekko

◯ Blurred Lines - Robin Thicke Featuring T.I. & Pharrell

◎ Suit & Tie - Justin Timberlake & Jay Z


JT SuitTIeここでもジャスティン各ジャンル部門ガッチリシナリオに基づき、本命◎はジャスティンジェイZの「Suit & Tie」の予想なのですが、この部門、実はかなり混戦部門。ROYで激突しているダフト・パンクロビン・シックに加え、SOYでロードと激突しているピンクが顔を揃えていて、正直リアーナ以外の4曲のどれが取っても全くおかしくない状況。その中で、対抗◯に選ぶのはROYではロードに敗れるという予想のロビン・シック(彼はヘタしたらボウズの可能性ありと見ています)、そして穴☓はピンクファンネイト・ルースのデュオ「Just Give Me A Reason」かな。しかしこの部門、ファレルが2曲にノミネートということで、2013年は彼に取っていい年だったねえ。


3.最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム部門


☓ Steppin' Out - Herb Alpert

  The Beat - Boney James

Handpicked - Earl Klugh

◎ Summer Horns - Dave Koz, Gerald Albright, Mindi Abair & Richard Elliott
 
Hacienda - Jeff Lorber Fusion


HAlpert_SteppinOut.jpg BJames_TheBeat.jpg EKlugh_Handpicked.jpg DKoz_SummerHorns.jpg JLorber_Hacienda.jpg 

一昨年から予想しているこの部門、今回は見事にスムーズ・ジャズ系のレコードがずらりとならんで正直つまんない部門になっています。もともとそういう部門ではあるのだけど、過去には52回と54回のブッカー・T・ジョーンズとか、50回のビースティー・ボーイズとか、49回のピーター・フランプトン(!)とか、結構「お?」と思わせる受賞者もいたりしてたんですがね。で、はっきり言ってどーでもいいのですが、3年連続ノミネートで去年はWOWWOWの放送にも登場したデイヴ・コズジェラルド・オルブライト、ミンディ・アベア(アメリカン・アイドルのバック・バンドのメンバーでも知られ、2012年のエアロスミスのツアーにも参加したという女性サックスプレイヤー)、元タワー・オブ・パワーリチャード・エリオットと組んで4人のサックスプレイヤーが激突する『Summer Horns』を本命◎に。対抗◯はアルバム出せば必ずノミネートされる、まだやってたの?という感じのアール・クルーの『Handpicked』、穴☓はこれも何年ぶりのアルバム?というハーブ・アルパート御大の『Steppin' Out』に進呈。


4.最優秀ポップ・ボーカル・アルバム部門


  Paradise - Lana Del REy

◯ Pure Herione - Lorde

◎ Unorthodox Jukebox - Bruno Mars

  Blurred Lines - Robin Thicke

☓ The 20/20 Experience - The Complete Experience - Justin Timberlake

LDRey_Paradise.jpg  Lorde_PureHeroine.jpgBMars_UnorthodoxJukebox.jpgRThicke_BlurredLines.jpgJT_2020CompleteExperience.jpg


昨年はファン現象を抑えてケリクラが『Stronger』で受賞したこの部門、伝統的に女性ボーカルが強い部門。昨年ブレイクして話題のラナ・デル・レイ嬢が見事ノミネートされているのも目を引きます。で、46回に『Justified』で受賞しているジャスティンの「各ジャンル部門でガッチリ」シナリオはあるのだけど、この部門、2枚1組の『Complete Experience』にしてしまっているのがはっきり言ってガンなのでいいとこ穴☓かなあと。となってくると、本命◎はROYとSOYに「Locked Out Of Heaven」がノミネートされているけどはっきり言って目の薄いブルーノ・マーズUnorthodox Jukebox』に一個くらいは取らせてあげたいところ。前回ノミネート時はアデルにやられたしね。これもポップアルバムとしてはとってもよく出来たアルバムだと思うしね。対抗◯はうーん迷うけどロビン・シックよりはロードなんだろうなあ。


5.最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム部門


◎ Viva Duets - Tony Bennett & Various Artists

◯ To Be Loved - Michael Bublé

☓ The Standards - Gloria Estefan

  Cee Lo's Magic Moment - Cee Lo Green

  Now - Dionne Warwick


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去年は3枚しかノミネートされず、ポール・マッカートニーマイケル・ブブレのクリスマス・アルバムを貫禄で抑えて受賞したこの部門。実は過去、トニー・ベネットマイケル・ブブレがほぼ年代わりに交代くらいで取ってきていた、ある意味固定的な部門。で、今年はその両者が共にノミネートされちゃっているので、どっちを押すか悩むところ。で、本命◎は、過去49回に『Duets: An American Classic』、54回に『Duets II』を含めこの部門5回受賞で圧倒的な強さを誇るトニー・ベネット御大の『Viva Duets』だろうなあ。対抗◯はマイケル・ブブレの全米No.1アルバム『To Be Loved』として、穴☓はグロリア・エステファンガーシュインを中心としたアメリカン・ソング・ブックカバーに挑戦した『The Standards』に。


続いてはダンス部門。


6.最優秀ダンス・レコーディング部門


  Need U (100%) - Duke Dumont Featuring A*M*E & MNEK

Sweet Nothing - Calvin Harris Featuring Florence Welch

  Atmosphere - Kaskade

This Is What It Feels Like - Armin van Buuren Featuring Trevor Guthrie

☓ Clarity - Zedd Featuring Foxes


CHarris_SweetNothing.jpg昨年末から「Wake Me Up!」で大ブレークしているアヴィーチや、昨年シーンを席巻したスクリレックススウェディッシュ・ハウス・マフィア(既に解散)、そして2013年も引き続きコラボ作品で英米チャートを騒がしたカルヴィン・ハリスなどがノミネートされ、スクリレックスがさすがEDMの旗手だけあって受賞していたこの部門。今年のノミネーションはカルヴィン・ハリス以外は総入れ替えで、2000年代初頭から活躍してる大ベテランのオランダ人DJ、アーミン・ヴァン・ビューレンとアメリカ人DJのカスケード以外はここ数年で登場したEDM新興勢力。しかしこの部門、普通に考えたらダフト・パンクも当然「Get Lucky」か「Giorgio By Moroder」とかでノミネートされてておかしくないのに影も形もないということは次の部門でガチに取りに来るだろうし、主要部門でも必ず絡んでくるな。でももう一つの2013年話題のダンス・ヒット、アイコナ・ポップの「I Love It」はなぜ出てないんだろう?で、予想としては2年連続ノミネートだし今年は取るだろう的なカルヴィン・ハリスが本命◎(フローレンス・ウェルチに取ってもらいたい、というのも個人的にはあるし)、対抗◯はベテラン、アーミン・ヴァン・ビューレンの全英第6位のヒット「This Is What It Feels Like」、穴☓はロシア生まれのドイツ人DJ、ゼッドの全米トップ10ヒット(最高位8位)「Clarity」に。歌っているのはフォクシズことルイーザ・ローズ・アレン嬢。


7.最優秀ダンス/エレクトロニカ・アルバム部門


◎ Random Access Memories - Daft Punk

◯ Settle - Disclosure

  18 Months - Calvin Harris

  Atmosphere - Kaskade

☓ A Color Map Of The Sun - Pretty Lights


DaftPunk_RAM.jpg Disclosure_Settle.jpgCHarris_18Months.jpgKaskade_Atmosphere.jpgPrettyLights_ColorMapOfTheSun.jpg 


さあ来た来た。この部門は文句なしにダフト・パンクRandom Access Memories』が横綱相撲で本命◎確実でしょう。ちなみに彼らは51回でも『Alive 2007』で受賞しています。これ以外にちょっとこの部門で話題になっているのは、アメリカ人デレク・ヴィンセント・スミスことプリティ・ライツの『A Color Map Of The Sun』のノミネーション。実はプリティ・ライツは自らのレーベルを作り、自分のアルバムはすべてフリーダウンロードで入手可能にしているというアーティスト。グラミーでフリーダウンロード可能な作品がノミネートされたのは多分これが初めてでは。そういう話題性を買って、プリティ・ライツには穴☓を進呈しましょう。対抗◯は海外音楽各誌でかなり評価の高い、イギリスの新人エレクトロ・デュオ、ディスクロージャーの『Settle』に。


まだまだ、予想はロック部門、R&B部門、カントリー部門と続きます。

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