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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
毎年恒例 第56回グラミー賞大予想 #6〜アメリカーナ/ブルース/フォーク部門

おはようございます!センター試験2日目の今日は快晴の好天候。受験生の皆さんの健闘を祈ります。ということでこのグラミー予想も終盤に差し掛かってきて、今日はアメリカン・ルーツ・ミュージック関係部門の予想です。


26.最優秀アメリカーナ・アルバム部門

◎ Old Yellow Moon - Emmylou Harris & Rodney Crowell

  Love Has Come For You - Steve Martin & Edie Brickell

  Buddy And Jim - Buddy Miller & Jim Lauderdale

◯ One True Vine - Mavis Staples

Songbook - Allen Toussaint

EHarris+RC_OldYellowMoon.jpg SMartin+EB_LoveHasComeForYou.jpg BMiller+JL_BuddyJim.jpg MStaples_OneTrueVine.jpg AToussaint_Songbook.jpg

この部門は、最優秀コンテンポラリー・フォーク・アルバム部門が49回(2007年開催)から最優秀コンテンポラリー・フォーク/アメリカーナ・アルバム部門に改名してこの名称で51回(2009年開催)まで続いた後、52回から分離して新設されたこれがやっと5年目という部門。初回の52回と54回にザ・バンドの故リヴォン・ヘルムが受賞している他、53回はサザンR&Bの大御所メイヴィス・ステイプルズ、55回昨年はボニー・レイットの久々の作品『Slipstream』が受賞するなど、「アメリカーナ」という部門で独立させることで、フォーク分野にこだわらずR&B、ブルース、カントリーといった各分野でいわゆるコンテンポラリー作品というよりもよりロック寄りの(カントリー系でいうといわゆるオルタナ・カントリーと呼ばれるものなど)アプローチの作品が毎回ノミネートされているようです。で今年は、これも個人的に年間トップ10に入れたエミルー・ハリスロドニー・クロウェルのデュエット作あり、あのコメディアン(バンジョー・プレイヤーとしてもグラミー受賞歴あり)のスティーヴ・マーティンのバンジョーをバックにポール・サイモン夫人のエディ・ブリッケルニュー・ボヘミアンズと1989年に「What I Am」最高位7位のヒットあり)が歌うという作品あり、オルタナ・カントリー/ブルース・セッションギタリストとして有名なバディ・ミラーとブルーグラスの大御所、ジム・ローダーデイルのデュオ作、53回の受賞作同様、ウィルコジェフ・トウィーディーのプロデュースによるメイヴィス・ステイプルズの快作、そして泣く子も黙るアラン・トゥーサンの2009年NYのJoe's Pubでのピアノライブまで、何とも素敵なメンツが揃ってます。で、予想ですが、個人的に大好きなエミルーロドニーの『Old Yellow Moon』が本命◎(このアルバムを聴いていると、ロカビリーからカントリー経由でロックパイルに行き着いたニック・ロウを思い出してしまいました)、対抗◯は2度めの受賞を狙う御大メイヴィス・ステイプルズ、穴はこちらも大御所アラン・トゥーサンに。

27.最優秀ブルーグラス・アルバム部門

◯ It's Just A Road - The Boxcars

  Brothers Of The Highway - Dailey & Vincent

This World Oft Can Be - Della Mae

  Three Chords And The Truth - James King

◎ The Streets Of Baltimore - Del McCoury Band


Boxcars_ItsJustARoad.jpg DaileyVincent_BrothersOfTheHighway.jpg DellaMae_ThisWorldOftCanBe.jpg JKing_3ChordsTheTruth.jpgDelMcCouryBand_StreetOfBaltimore.png

さあこの部門は2年前から予想を始めて、ほとんどよく分からない中で何とか2年連続本命的中している僕に取ってはラッキー部門。ただ最初の年(55回)はアリソン・クラウスが明らかに取るの分かってたという状況もあったんだけど、さあ今回はよう分からんぞ。ザ・ボックスカーズというのは元アリソン・クラウスユニオン・ステーションにいたアダム・ステッフィーを中心としたテネシー州ベースの5人組らしいし、デラ・メイはボストン結成の女性5人組ブルーグラス・バンド、ジェームス・キングに至っては正直身元不詳です(笑)デイリー&ヴィンセントデル・マッコーリーバンドはいずれもこの部門しょっちゅうノミネートされているベテランで、後者は48回でもこの部門で受賞、スティーヴ・アールとのコラボなども有名な「ロックする」ブルーグラス・バンドですよね。で、この部門はアリソン・クラウスリッキー・スキャッグスが出せば必ずノミネート・受賞するという(リッキーアリソンとぶつかって2度やられてますが)部門ですが、今回はその2人もいないので、まあここは本命◎デル・マッコーリー・バンド2度めの受賞が規定路線ではないかと。対抗◯と穴は今回初ノミネートとなったこれが3枚目のボックスカーズと、わずか2枚目のデラ・メイという、フレッシュな顔ぶれに進呈してみましょう。やはり去年一昨年のマムフォード&サンズルミニアーズの大ブレイク以降、若手のフォーク系バンドに注目が集まっているので

28.最優秀ブルース・アルバム部門

Remembering Little Walter - Billy Boy Arnold, Charlie Musselwhite, Mark Hummel, Sugar Ray Norcia & James Harman

Cotton Mouth Man - James Cotton

◎ Get Up! - Ben Harper with Charlie Musselwhite

  Seesaw - Beth Hart & Joe Bonamassa

  Down In Louisianna - Bobby Rush

VA_RememberingLittleWalter.jpg JCotton_CottonMouthMan.jpg BHarper+CM_GetUp.jpgBHart+JB_Seesaw.jpg BRush_DownInLouisiana.jpg 

この部門も2年前からトラディショナルとコンテンポラリーが合体して1部門に統合されてから3回めの予想。一昨年54回は2月に来日する(見に行く予定!テデスキ・トラックス・バンド、昨年55回は怪人Dr.ジョンが受賞していますが、今回のノミネーションの顔ぶれはやや地味。伝説のブルースマン、リトル・ウォルターのトリビュート作、シカゴブルース界大御所のブルース・ハープ・プレイヤー、ジェームス・コットンの新作(78歳!)、若手のブルース・ギタリスト、ベン・ハーパーとこちらもベテラン・ハーピストのチャーリー・マッスルホワイトとのコラボ作、LA出身のシンガーソングライター、ベス・ハートと若手ブルース・ギタリスト、ジョー・ボナマッサのコラボによるR&B/ブルースナンバーのカバー作(タイトル「Seesaw」はアレサのヒット曲)、そしてベテラン・ブルースマン、ボビー・ラッシュの作品、とベテラン実力派、ベン・ハーパーのような若手実力者(2度のグラミー受賞経験あり)が入り乱れているラインアップです。今回この部門で受賞常連のB.B.キングバディ・ガイがいないので、ここは半分当てずっぽうですが、コンテンポラリーサイドの代表として、本命◎はベン・ハーパーC.マッスルホワイトのコラボ作に。対抗◯としてはこの手の分野にありがちな、トリビュート作受賞パターンを考えて『Remembering Little Walter』、穴は何度もノミネートながら受賞できていない御大ジェームス・コットンに付けておきましょう。

29.最優秀フォーク・アルバム部門


☓ My Favorite Picture Of You - Guy Clark
◯ Sweetheart Of The Sun - The Greencards
  Build Me Up From Bones - Sarah Jarosz
◎ The Ash & Clay - The Milk Carton Kids
  They All Played For Us: Arhoolie Records 50th Anniversary Celebration - Various Artists

GClark_MyFavoritePictureOfYou.jpg Greencards_SweetheartOfTheSun.jpg SJarosz_BuildMeUpFromBones.jpg MilkCartonKids_AshClay.jpgVA_ArhoolieRecords.jpg

この部門も統合以来3回めの予想。昨年55回は何とあのヨーヨーマが絡んだ『The Goat Rodeo Sessions』が、一昨年54回はテイラー・スイフトとのデュエット・ヒットでメジャーブレイクした、シヴィル・ウォーズの2人が獲得していて、僕が本命で予想したスティーヴ・アールライ・クーダーはいずれも落選してます。今回のノミネーションは大ベテランのガイ・クラークを除くといずれもあまり名前の知られていないアーティストが並んでますが、その中で一部で話題になっているのが、『The Ash & Clay』でノミネートされている、カリフォルニア出身のS&Gエヴァリーズの伝統を受け継いでいるという評価のザ・ミルク・カートン・キッズの2人。実は彼らは今回のアルバムが3枚目なのですが、デビュー作『Prologue』と2枚目『Retrospect』はすべて彼らのウェブサイトからフリーダウンロードで提供していたという、ダンス部門でノミネートのプリティ・ライツと全く同じアプローチで人気を積み上げてきた、いわば今風マーケティングの成功者。一方グリーンカーズはテキサス州オースティンの4人組「オルタナ・ブルーグラス・バンド」で、ニッケル・クリークアリソン・クラウス+ユニオン・ステーションあたりと並び称される中堅グループ。サラ・ジャロスはこれがシュガーヒル・レーベル(ここ最近はブルーグラスのレーベルとして有名)からの3枚目になる、テキサス出身の女性マンドリン奏者・シンガーソングライター。最後のノミネート作は1960年以来インディーベースでブルースやフォークを支持してきたアーフーリー・レーベルの50周年記念アルバム。で、予想ですが、バズを集めているという観点から本命◎はミルク・カートン・キッズ、対抗◯はシヴィル・ウォーズなんかとも通じるポジショニングのグリーンカーズ、穴は昨年も彼のトリビュート作がノミネートされてましたが、大ベテランに敬意を表してガイ・クラーク御大の作品に。


さあこれで各ジャンル部門の予想は終了。あとは主要賞を残すのみです。今日できれば一気にやっちゃおうかと思ってますので引き続きお付き合いのほどを。

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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