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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
毎年恒例 第56回グラミー賞大予想 #7〜主要4部門
さあ今週末はいよいよグラミー・ウィークエンド。予想の方も後は主要4賞を残すのみになりました。ということで、さっそく行きましょう。まずは新人部門から。

30.最優秀新人賞部門(Best New Artist)

  James Blake
◎ Kendrick Lamar
☓ Macklemore & Ryan Lewis
  Kacey Musgraves
◯ Ed Sheeran 

JamesBlake.jpg Kendrick Lamar MacklemoreRyanLewis.jpg KaceyMusgraves.jpg EdSheeran.jpg 

去年もゴティエカーリー・レイ・ジェプセンが影も形もなくて大いに物議を醸したこの部門、今年も主要賞にノミネートされていて9週全米ナンバーワン、ある意味2013年を代表するアーティストの一人といってもいいロードが全く影も形もないという、ここ最近のパターンを見事に踏襲した(爆)ノミネーションとなってます。この部門、予想を始めた49回(2007年開催)からはキャリー・アンダーウッド、エイミー・ワインハウス、アデル3回連続本命で当てていたのだけど、その後52回から昨年55回までは2回も無印にやられるという(53回のエスペランザ・スポールディング、昨年55回のファン)惨憺たる成績なので、今年は何としても当てたいところ。あともう一つ今年の新人賞部門であれ?というのは昨年SOYにノミネートされていたエド・シーランが何故か今年「新人」でノミネートされていること。まあその観点からいうと、ジェームス・ブレークだってデビューは2011年で、もう去年2枚目のアルバム出してるわけだから驚くには当たらないということではあるんでしょうが。シェルビー・リンの例もあることだしね。で、改めてノミネーションを見ると、今やUKエレクトロ界を代表する一人、件のジェームス・ブレーク、今やヒップ・ホップ界でキング・オブ・ウェストのポジションを揺るぎないものにしてしまったケンドリック・ラマー、昨年の「Thrift Shop」「Can't Hold Us」の2大ヒットでブリンブリンでない、主張のあるラッパーというキャラクターで大きな支持を取ったマッケルモア&ライアン・ルイス、カントリー界の新星にして最優秀カントリー・ソング部門では自分の曲に加えてミランダ・ランバートの「Mama's Broken Heart」でもソングライターとしてノミネートされ、ロック関係音楽誌の評価も高いケイシー・マスグレイヴス、そしてエド・シーランと、今年も昨年に引き続いてかなり強力なメンツが揃ってます。で、僕の予想ですが、ここ数年は自分の思いをこめると外すの法則なんだけど、やはりこの中では本命◎はテクも存在感もそしてヒップホップのみならずメインストリーム・ポップ界やロック界からのリスペクトも高いケンドリック・ラマーを私は押したい。対抗◯は新人じゃなくても取ってしまう可能性のあるエド・シーラン、穴☓には場合によっては超ベタな授賞をしてしまうグラミーの特性を考えてマッケルモア&ライアン・ルイスを押さえておこう。ああ、でもケイシー・マスグレイヴスが取っちゃったらどうしよう?

31.最優秀アルバム部門(Album Of The Year)

  The Blessed Unrest - Sara Bareilles
◎ Random Access Memories - Daft Punk
◯ Good Kid, M.A.A.D. City - Kendrick Lamar
  The Heist - Macklemore & Ryan Lewis
☓ Red - Taylor Swift

SBareilles_BlessedUnrest.jpg DaftPunk_RAM.jpg KLamar_GoodKidMaadCity.jpgMacklemoreRL_TheHeist.jpg TSwift_Red.jpg 

さてさっきの部門予想で分かったと思うけど、ハッキリ言って僕はケンドリック・ラマーを贔屓にしております。ということでこのアルバム部門にも彼の素晴らしいクールなフロウ満載のメジャーデビュー作『Good Kid, M.A.A.D. City』がノミネートされているので、本心としてはこれを本命にしたいところなのですが、冷静に考えると、この部門とROYにノミネートのダフト・パンクの存在は無視できないわけで。何せ2013年のダフト・パンクは完璧にメインストリームブレイクしただけではなく、アルバム中で彼らに大きな影響を与えたジョルジオ・モロダーを引っ張りだして大いに先達へのリスペクトを表明することで、シーン全体からのリスペクトを集めるという、好循環なステイタスを作り上げてしまったという強力さが光りすぎてます。そうなると、今年のグラミー主要賞はどうもダフト・パンクロード(新人賞にノミネートされていないあたり大いに臭い)の大激突、というのがシナリオなんだろうなあ。で、このアルバム部門ではそのロードがいないので本命◎はダフト・パンク、対抗◯に僕の贔屓のケンドリック・ラマーということにせざるを得ないかなあと。何せラップ・アルバムでこの部門を唯一制したのは46回(2004年開催)のアウトキャストSpeakerboxxx/The Love Below』のみ、エミネムカニエも3回ノミネートされて一度も受賞なしという、ラッパーには厳しい部門なので、しょうがないかなあと。あと、海外各音楽誌のランキングとかを見ても、ダフト・パンクはSpin19位、Pitchfork7位、NME 6位、Uncut 13位、Mojo 2位、ローリング・ストーン誌3位と万遍なく評価されているのに対し、ケンドリック・ラマーはSpin 2位、Pitchfork 1位、ローリング・ストーン誌 6位といったあたりは評価が高いものの、UncutとかMojoなどのブルース、ロック硬派の雑誌ではランクさえされてない(いずれも2012年ランキング)というところを見ても、幅広い支持を集めるのはちょっと辛そう。あと、今年のアッと驚くノミネーションで話題になったサラ・バレイエスの『The Blessed Unrest』は残念ながら当て馬だと思うので、穴☓としてはグラミーのお気に入りアーティストの一人で52回(2010年開催)に受賞経験のあるテイラー・スイフトの『Red』 を押さえておきましょう。

32.ソング・オブ・ジ・イヤー(Song Of the Year - 作者への授賞)

◯ Just Give Me A Reason - Pink Featuring Nate Reuss (Jeff Bhasker, Pink & Nate Reuss)
☓ Locked Out Of Heaven - Bruno Mars (Philip Lawrence, Ari Levine & Bruno Mars)
  Roar - Katy Perry (Luksaz Gottwald, Max Martin, Bonnie McKee, Katy Perry & Henry Walter)
◎ Royals - Lorde (Joel Little & Ella Yelich O'Connor)
  Same Love - Macklemore & Ryan Lewis Featuring Mary Lambert (Ben Haggerty, Mary Lambert & Ryan Lewis)

Pink+NReuss_JustGiveMeAReason.png BMars_LockedOutOfHeaven.jpg KPerry_Roar.jpg Lorde_Royals.jpg Macklemore+RLewis_SameLove.jpg 

さあ今年のSOY部門は例年とちょっと違う。というのは、例年この部門とROYには、各ジャンル部門を代表する候補がそれぞれノミネートされていて、それぞれの部門での受賞を確保した候補はこの部門では本命に道を譲る、というパターンが多いのですが、今回はマッケルモア&ライアン・ルイス以外はすべてポップ部門対象アーティストということで各候補のジャンルがあまりくっきり別れておらず、その考え方が使えない状況。でもこの部門、重厚な中堅・大御所かさもなくばフレッシュな若手のその年を代表する風格のある歌が受賞するというのが大きなパターンのような気がします。前者の代表としては51回のコールドプレイViva La Vida」、49回のディキシー・チックスNot Ready To Make Nice」、43回と48回のU2、42回のサンタナSmooth」がそうだし、後者の例としては昨年のファン、54回のアデル、53回のレディ・アンティベラム「Need You Now」、50回のエイミー・ワインハウス、45回のノラジョン、44回のアリシア・キーズFallin'」といったところがそう。で、今年の本命◎はずばり言って若干16歳で妙に老成した淡々とした自作自演の歌で昨年ポップ・ロックシーンを席巻したロードしかないというのが僕の予想。対抗◯としてはこれも楽曲としての出来と昨年のファン受賞の流れを踏まえて、ピンクファンネイト・ルースの「Just Give Me A Reason」が強力なのではないかと。穴☓はこの春来日予定のブルーノ・マーズに。過去何度も各部門にノミネートされながら未だに受賞のないケイティ・ペリーは今回もちょっと厳しいでしょう。

さあ、いよいよ最後の部門です。

33.レコード・オブ・ジ・イヤー(Record Of The Year - アーティスト、プロデューサーへの授賞)

◎ Get Lucky - Daft Punk Featuring Pharrell Williams & Nile Rodgers (Thomas Bangalter & Guy-Manuel De Homem-Christo)
  Radioactive - Imagine Dragons (Akex Da Kid)
◯ Roayls - Lorde (Joel Little)
  Locked Out Of Heaven - Bruno Mars (Jeff Bhasker, Emile Haynie, Mark Ronson & The Smeezingtons)
☓ Blurred Lines - Robin Thicke Featuring T.I. & Pharrell (Pharrell)

DaftPunk_GetLucky.jpg ImagineDragons_Radioactive.jpg Lorde_Royals.jpg BMars_LockedOutOfHeaven.jpg RThicke_BlurredLines.jpg 

さあやっとここまで来ました。この予想を始めた頃は、全体的なシナリオとしては、明日のグラミーはプチ・ロード・ナイトになるのでは、という考えだったんだけど、こうやって各部門の予想を進めてくるにつけ、いやいやダフト・パンクvsロード・ナイトになるのでは、という思いが強くなってきたのです。グラミーの主要賞を押さえるアーティストとしては、ダフト・パンクちょっとオフ・メインストリーム過ぎるのでは?という意見もあるかとは思いますが、アルバム部門の予想の時も言ったように、今回のダフト・パンクの作品は完璧にメインストリーム・ブレイクしてしまってるし、先達へのリスペクトにはあふれているし、かつ判りやすさに徹している作品作りが誰が聴いても楽しめる内容になっているという意味で強いのでは、と思うに至りました。なので、最初はROYとSOYを両方ロードがかっさらって行くのでは、と思っていたけど、本命◎はダフト・パンクに、そして対抗◯に今回のもう一つの台風の目であるロードに付けてみたい。何といっても新人賞にノミネートないのに、主要部門2部門ノミネートというのがどうも臭うしね。で、穴☓はマーヴィン・ゲイの遺族からほとんど言いがかりに近い訴訟を起こされて、昨年苦節XX年の末に全米ナンバーワン12週間という大ヒットを掴んだにもかかわらず大変苦労したロビン・シックの「Blurred Lines」に謹んで献上しよう。彼は以前から密かに応援していたし、今回大どんでん返しで、ロビン・シックが取ったら、それはそれで大変にうれしいFeel good storyになるなあ、と個人的には思ってるので。

ということで、ここまでお付き合い頂いてありがとうございました。今回の予想はどうでしたか?他にも予想されてる方の内容を見てると結構内容違ったりしていて、なかなか面白いのですが、去年はかなり思いが入り過ぎて、結構主要部門を外してしまった反省も踏まえ、今回は結構堅い予想だと思ってます(全然堅くなかったりして)。さて今回も恒例のグラミー授賞式の生ブログ、一部の好評にお応えして再び敢行しますので、どうかお楽しみに。では!
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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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