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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
恒例 第57回グラミー賞大予想#4〜R&B部門〜

一昨日の金曜日は今年初めて落語を聞きに、それも久々の談春の高座を見にイイノホールに行ってきましたが、終演後一緒だった洋楽の大先輩と呑んでる時に「グラミー予想ブログ、楽しみにしてるよ」とありがたいお言葉を頂きました。こういうことがあると励みになるというもんで。ということで引き続きグラミー予想、R&B部門に突入です。


13.最優秀R&Bパフォーマンス部門

Drunk In Love - Beyoncé Featuring Jay Z

New Flame - Chris Brown Featuring Usher & Rick Ross

  It's Your World - Jennifer Hudson Featuring R. Kelly

  Like This - Ledisi

Good Kisser - Usher

BeyonceJayZ_DrunkInLove.jpg昨年はミゲル+ケンドリック・ラマーという鉄板と思われた候補を差し置いて、去年来日も果たしたブルックリンベースのフュージョンR&Bユニット、スナーキー・パピーが賞をかっさらっていってしまったこの部門、ここ数年わりと新しくてフレッシュなメンツがノミネートされていて、R&Bシーンの活性化を思わせる傾向だったのですが、今年のノミネートは久々にオーソドックスなメンツが並んでます。その中でもやはり首一つ抜けていると思われるのが、主要楽曲部門関係で本命視されながらノミネートもされなかったビヨンセジェイZの夫婦デュオ「Drunk In Love」。ここで取らなきゃどこで取るの?という感じもあるのでここはこの夫婦が本命◎というのはいいとして、残りの4組ははっきり言って横一線。その中でも昨年思いっきりファンを引っ張ってようやくリリースした新作『X』がなかなかクオリティの高かったクリス・ブラウンアッシャー+マイアミラップ界の帝王リック・ロスとのコラボ曲「New Flame」に対抗◯、そして一昨年この部門受賞している久々のアッシャーの「Good Kisser」に穴を付けておきます。

14.最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス部門

As - Marsha Ambrosius & Anthony Hamilton

  I.R.S. - Angie Fisher

Jesus Children - Robert Glasper Experiment Featuring Lalah Hathaway & Malcolm Jamal Warner

Nobody - Kem

  Hold Up Wait A Minute - Antonique Smith


この部門も前の部門同様、ここ数年は大御所やメジャーアーティストにこだわらず、メインストリームでは知名度がイマイチでも若手の実力派が積極的に候補に選ばれており、ジャンルの活性化という観点からは喜ばしい状況。今回は

- 映画『The Best Man Holiday』サントラにフィーチャーされていた、元女性ソウル・デュオ、フロートリーの片割れでマイケル・ジャクソンの「Butterfly」の作者として知られるマーシャ・ブローシアスと今や中堅からベテランの域にいる正統派シンガー、アンソニー・ハミルトンによるスティーヴィー・ワンダーの「As」のバラード・カバー

- ジル・スコット主宰のヒドゥン・ビーチ・レーベルの新人でアレサとかの系譜を汲むトラディショナルな歌唱を聞かせるアンジー・フィッシャーの「I.R.S.

- 近年のR&B部門の顔と言ってもいいロバート・グラスパー・エクスペリメントが昨年受賞のレイラ・ハサウェイと、昔のアメリカ・シットコム・ファンなら『The Cosby Show』のセオ役でご存知の俳優マルコム・ジャマール・ウォーナーのラップ風ナレーションをフィーチャーした「Jesus Children」(アルバム『Black Radio 2』収録)

- ネオ・トラディショナル・ソウルの旗手で昨年来日したケムの「Nobody

- ブロードウェイ・ミュージカル『Rent』のミミ役やノトーリアスB.I.G.を題材にしたミュージカル『Notorious』でのフェイス・エヴァンス役で有名なミュージカル俳優、アントニーク・スミスの「Hold Up Wait A Minute

と、実に多彩なメンツが並びました。で予想ですが、一昨年R&Bアルバム部門受賞のロバート・グラスパー・エクスペリメントが楽曲もよく、一番人気のように思えますが、楽曲と歌唱という意味でいうと、この中ではケムがダントツだと思うので、本命◎はケムの「Nobody」、対抗◯はロバート・グラスパー・エクスペリメントの「Jesus Children」にしました。穴はさすがミュージカル出身で力強い歌唱のアントニーク・スミスもいい線行ってるんですが、ここはやはり本職ということでマーシャ・ブローシアスアンソニー・ハミルトンの「As」に。41回から創設のこの部門これまで16回中、複数受賞しているのは46回と48回受賞のアレサのみというこの部門、正直言って誰が取ってもおかしくない混戦部門の一つなのですがね。

15.最優秀R&Bソング部門(作者に与えられる賞)

Drunk In Love - Beyoncé Featuring Jay Z (Shawn Carter, Rasool Diaz, Noel Fisher, Jerome Harmon, Beyoncé Knowles, Timothy Mosely, Andre Eric Proctor & Brian Soko)

☓ Good Kisser - Usher (Robert "Flip" Colson, Warren "Oak" Felder, Usher Raymond IV, Jameel Roberts, Terry "Tru" Sneed & Andrew "Pop" Wansel)

New Flame - Chris Brown Featuring Usher & Rick Ross (Eric Bellinger, Chris Brown, James Chambers, Malissa Hunter, Justin Booth Johnson, Mark Pitts, Usher Raymond IV, William Roberts, Maurice "Verse" Simmonds & Keith Thomas)

  Options (Wolfjames Version) - Luke James Featuring Rick Ross (Dominic Gordon, Brandon Hesson, William Roberts & Jamaica "Kahn-Cept" Smith)

  The Worst - Jhené Aiko (Jhené Aiko Chilombo)

beyonce-grammys-27jan14-02.jpg昨年はジャスティン・ティンバレークの「Pusher Love Girl」が全体的に強力な候補がいないこともあって第20回(1977年)のレオ・セイヤーYou Make Me Feel Like Dancing(恋の魔法使い)」以来36年ぶりに白人シンガーが歌う楽曲として受賞したこの部門、今年はそんなことはなさそうで、パフォーマンス部門同様、今年のシナリオはビヨンセがR&Bはがっちり押さえると読んでいるので、ここはビヨンセジェイZが自ら共作する「Drunk In Love」が横綱相撲で本命◎でしょう。対抗◯も、パフォーマンス部門同様、クリス・ブラウン+アッシャー+リック・ロスNew Flame」、そして穴アッシャーの「Good Kisser」と、今回のグラミーでは最もお約束の受賞結果となるであろう部門だというのが予想です。

16.最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム部門

  Sail Out - Jhené Aiko

Beyoncé - Beyoncé

X - Chris Brown

  Mali Is... - Mali Music

GIRL - Pharrell Williams

JheneAiko_SailOut.jpg Beyoncealbumcover.jpgChrisBrown_X.pngMaliMusic_MaliIs.jpgPharrell_Williams_–_Girl_(album_cover) 

毎回その年商業的に成功したコンテンポラリーR&B作品が順当に受賞しているこの部門(去年はリアーナの『Unapologetic』が受賞)、やはり今年もその方向性でいくと、基本本命◎はビヨンセのアルバムが受賞というのはかなり堅いところでしょうが、ビヨンセ同様主要部門の最優秀アルバム部門にノミネートのファレル・ウィリアムスGIRL』も充分受賞の可能性ありということで対抗◯。今年のR&B部門は、つまるところビヨンセファレルの一騎打ちという様相を呈してきています。穴はこちらもアルバムの出来や話題性から言ってクリス・ブラウンが順当だと思いますが、気になるのがマリ・ミュージックなるアーティスト(本名:コートニー・ジャマール・ポラード)の『Mali Is...』。もともとゴスペル系の男性R&Bアーティストで、これがメジャーデビュー作。シングル・カットされた「Beautiful」を聴くとこれがかなり素晴らしい出来で、無印にするのが惜しいくらいで、アルバムをゲットすることにしました。今回は受賞は厳しいでしょうが、若手だし、今後注目のアーティストの一人ですな。

17.最優秀R&Bアルバム部門

  Islander - Bernhoft

  Lift Your Spirit - Aloe Blacc

Love, Marriage & Divorce - Toni Braxton & Babyface

Black Radio 2 - Robert Glasper Experiment

Give The People What They Want - Sharon Jones & The Dap-Kings

Bernhoft_Islander.jpg AloeBlacc_LifeYourSpirit.jpg ToniBraxton_LoveMarriageDivorce.png Robert-Glasper-Experiment-Black-Radio-2.jpgSharonJonesTheDapKings_GiveThePeopleWhatTheyWant.jpg 


来年のこの部門は、去年10月から年末にかけて発売されたキーシャ・コール、ディアンジェロ、K.ミシェル、アレサ・フランクリンといった面々のアルバムがずらりと並ぶのではないかと思われるけど、2014年のノミネーションは全体比較的地味。その中でやはり一昨年この部門をメインストリームのアンソニー・ハミルトンR.ケリーを押さえて受賞したロバート・グラスパー・エクスペリメントのシリーズ2作目『Black Radio 2』がやっぱり光ってるなあ。なので本命◎は彼らでしょうが、対抗◯は悩むところ。で、僕が選んだのが、今全米No.1の「Uptown Funk!」でいよいよパフォーマーとしてもアメリカでブレイクしたマーク・ロンソンのプロデュースによるエイミー・ワインハウスBack To Black』のバックを務めたことでその筋では有名な、シャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・キングスの『Give The People What They Want』。NYはブルックリンをベースとする60~70年代のソウル・ファンク・リバイバルな作風を売りとする彼ら、エイミーのアルバム以外でも、マーク・ロンソンのセカンド『Version』(2007)や、あのセント・ヴィンセントデヴィッド・バーンの共作アルバム『Love This Giant』(2012)にバックで参加するなど、幅広い活動を続けているユニークなユニットで、レトロR&B・ファンク的なサウンドが好き者にはたまらないところで、彼らが受賞したりすると大騒ぎになりそう。穴アヴィーチの「Wake Me Up!」のボーカルで一躍シーンに認知されたアロエ・ブラックもいいんだけど、ここは久々にベイビーフェイスが絡んだ作品としては評判のよいトニー・ブラクストンの『Love, Marriage & Diverce』に。ところで印は付けなかったけど、気になるノミネーションがベルンホフトなる何とノルウェー人男性シンガーによる『Islander』という作品。この部門は第37回創設以来20年間で、アメリカ人以外がノミネートされたことがなく、今回初の非アメリカ人、かつ非アフリカン・アメリカン系アーティストのノミネーションということで画期的といえます。ただパフォーマンスをYouTubeで見たけど個人的にはイマイチで、これだったらメイヤー・ホーソーンとかの方がマシなような気がしましたが(笑)。


さて、今日もう一発ラップ部門の予想もアップできるかな。

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