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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年末企画】2015年ビルボード年間シングルチャート大予想!(#10〜#4)
 おはようございます。さて週明けには本チャンの年間チャートが発表されてしまうと思うので、急いで残りトップ10の予想を行きます。まずは10位から4位まで。
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#10: Earned It (Fifty Shades Of Grey) ▲4 - The Weeknd
< Hot 100 = 43週、Top 40 = 35週、Top 10 = 18週、Top 5 = 8週、最高位3位(5/2 & 5/23-30付)>


カナダ出身のアベル・マッコネン・テスフェイことザ・ウィークンドの2015年はアリアナ・グランデのトップ10ヒット「Love Me Harder」(最高位7位)にフィーチャーされたことで一気にブレイクへのシナリオを進み始めることで始まった。グラミー賞受賞式での「Love Me Harder」でのパフォーマンスで、ユニークな髪型(笑)と独特の雰囲気を全米に焼き付けたウィークンドは、その直後に封切りされた映画「Fifty Shades Of Grey」にフィーチャーされたこの曲が大々的にパブリシティに使われたことで一気にそのエクスポージャを高めたのです。この曲自体は本来のウィークンドのスタイルを維持した、クールで内省的な、フランク・オーシャンあたりにも通じる「今時の」ヒップホップ・ソウルなのですが、これが一気に全米3位の大ヒットに。でもこれはウィークンドの2015年サクセス・ストーリーのまだ序章に過ぎなかったのです。先に映画「Fifty Shades Of Grey」サントラに収録、その後8月リリースの彼の3枚目のアルバム「Beauty Behind The Madness」にも収録。ビルボード誌ホットR&B/ヒップホップ・ソングチャート2週No.1、ホットR&Bソングチャートなんと14週間No.1、そしてホットR&B/ヒップホップ・エアプレイチャート13週間No.1と、今年を代表するR&Bヒットの一つに。ちなみにこの曲がホットR&B ソングチャートで1位になった4/11付チャート以降、何と現在に至るまで、この「Earned It」「Can't Feel My Face」そして「The Hills」の3曲で36週連続、ホットR&Bソングチャートはウィークンドが独占。名実ともにウィークンドは2015年のR&Bシーンの顔となりました。UKでは最高位4位。

#9: The Hills ▲3 - The Weeknd
< Hot 100 = 25週、Top 40 = 25週、Top 10 = 15週、Top 5 = 14週、最高位6週間1位(10/3〜11/7付)>


そのウィークンドの今年の成功を更に大きなものにしたのが「Can't Feel My Face」に続いて全米No.1を獲得、6週間に亘って王座を維持したこの「The Hills」。曲調は更にインディー時代のとても内省的である意味暗いイメージのヒップホップソウルで、おそらく前の2曲のヒットとエクスポージャがなければチャートインすら難しかったのでは、と思われる、ウィークンド本来のサウンド。物事がうまく回り出すと何をやっても当たる、というゾーンに入ったウィークンドの2015年を象徴するヒットに。Hot 100で自らのNo.1ヒット「Can't Feel My Face」をこの「The Hills」が蹴落として1位を記録するという、過去ビートルズ(1964年に「I Want To Hold Your Hand」「She Loves You」「Can't Buy Me Love」で3曲連続)、ボーイズIIメン(1994年に「I'll Make Love To You」「On Bended Knee」で記録)、パフ・ダディ(1997年に「I'll Be Missing You」「Mo Money Mo Problems」で記録)、ジャ・ルール(2002年に「Always On Time」「Ain't It Funny」で記録)、ネリー(2002年に「Hot In Herre」「Dilemma」で記録)、アウトキャスト(2003年に「Hey Ya!」「The Way You Move」で記録)、アッシャー(2004年に「Yeah!」「Burn」「Confession Pt. II」の組み合わせで2回記録)、T.I.(2008年に「Whatever You Like」「Live Your Life」で2回記録)、ブラック・アイド・ピーズ(2009年に「Boom Boom Pow」「I Gotta Feeling」で記録)、テイラー・スイフト(2014〜5年に「Shake It Off」「Blank Space」で記録)に続く、11組目の連続No.1記録を達成。UKでは最高位3位でした。さてこの後のウィークンドの活動がどうなるか、楽しみでもあり、気にもなります。

#8: Shut Up And Dance ▲3 - Walk The Moon
< Hot 100 = 51週、Top 40 = 37週、Top 10 = 18週、Top 5 = 9週、最高位4位(5/30〜6/27付)>


今年はレイチェル・プラッテン、この後出てくるOMIフェティ・ワップ、そしてこのウォーク・ザ・ムーンと突然現れたように見える新人アーティストがチャートでかなり活躍したある意味シーンにとっては健全な年だったのでは。オハイオ州シンシナティ出身の4人組、ウォーク・ザ・ムーンはそのバンド名をポリスの「Walking On The Moon」から取った、というバンドで、その出自のせいか80年代ポップ・ロックを髣髴とさせるポップなメロディとギターリフが懐かしいこの曲で一気に今年ブレイク。いやーしかしこのPV80年代のMTVそのまんまのコンセプトとイメージで懐かしいやらこっ恥ずかしいやら。でもこれかなり狙ってやってると思うし、それがまんまと当たったのがこの曲の大ヒットにつながったんでしょう。今年は何回かUS出張のチャンスがありましたが、ラジオでも本当によくかかってました。Hot 100でもほぼ1年間に亘ってチャートイン、最高位は4位ですが、トップ・ロック・ソングチャートでは4月から26週間連続1位と半年1位を独占したこれも2015年の春から夏を象徴する大ヒットでした。彼らのメジャー2枚目「Talking Is Hard」からのシングルヒット。UKでも全米同様最高位4位でした。おそらく来年初頭の2015年グラミー賞新人部門と、ポップ・グループ部門の有力ノミネーション候補でしょう。

#7: Cheerleader ▲3 - OMI
< Hot 100 = 30週、Top 40 =  27週、Top 10 = 16週、Top 5 = 13週、最高位6週間1位(7/25〜8/15 & 8/29〜9/5付)>


サイレントの「Watch Me」同様、その昔からアイニ・カモージシャギーなど、何年かいっぺん必ず発生するジャマイカ方面からのレゲエ/トースト風味の大ヒット。今年はこのOMIの「Cheerleader」がその恩恵に預かった格好。ジャマイカ出身のオマール・サミュエル・パスリーことOMIが2008年に書いて2012年に地元ジャマイカでちょっとしたヒットになっていた、女の子讃歌のこの気楽でフィールグッドな曲を、ドイツのDJフェリックス・ヤーエンがちょっとスペーシーなハウスっぽいリミックスバージョンにして地元で流したところ、スウェーデンを皮切りにヨーロッパ中のクラブで火がついたというもの。まずはUKで5月に4週間1位の大ヒットになったのを受け、USでもヒット、何と6週間1位の大ヒットになりました。英米では彼唯一のアルバム「Me 4 U」収録。でもこれ、一発屋の匂いがプンプンしますなあ。

#6: Sugar - Maroon 5
< Hot 100 = 42週、Top 40 =  34週、Top 10 =  21週、Top 5 = 13週、最高位4週間2位(3/28〜4/18付)>


気がついたらマルーン5もすっかりベテラン・アーティストになったなあ。この前のシングル「Animals」はとっても悪趣味なPVでかなり個人的にはマルーンに関する興味を失っていたんですが、アルバム「V」からの次のシングルになったこの曲は曲も久しぶりのストレートなポップ・ソングで好感が持てたのと、マルーンのメンバーがお忍びで普通の人達の結婚式に押しかけ演奏をしてみんなが大騒ぎになる、というとてもフィールグッドなPVが良かったのとで、また少し見直しています。アダム・レヴィーンNBCの「The Voice」の審査員やったり、映画のサントラ書いてアカデミーにノミネートされたりと、大体あらかたやるべきことはやり尽くした感があるので、ここらでもう一度原点に立ち返って、結構ロックロックしたアルバムなんか作ってくれると面白いのに、と僕なんかは思いますが。いいメロディ書けるんだから。この曲、マーク・ロンソンのお化けヒットのおかげで全米では2位どまり、UKでは最高位7位のヒットになってました。

#5: Blank Space ▲7 - Taylor Swift
< Hot 100  = 33週、Top 40 = 29週、Top 10 = 16週、Top 5 = 12週、最高位7週間1位(2014/11/29〜2015/1/10付)>


ウィークンドと並んで2015年ポップ・シーンのもう一人の立役者は言うまでもなくこの人、テイラー・スイフト。アルバム「1989」リリース、ナッシュヴィルからの独立宣言とも言えるNo.1ヒット「Shake It Off」に続いてシングル・カットしたのがこの「Blank Space」。18位Hot 100初登場、13位→1位というスピードアップで自身の「Shake It Off」を蹴落として1位になるという、10組目の記録を達成(上記ウィークンドの項参照)。これまでにテイラーに対して「曲作りの材料のために男と付き合っている」などとタブロイド誌やメディアが創りあげようとしてきたイメージに対して、テイラーがそのイメージを逆手に取って自分が次から次に「ブランク・スペースに名前を書き換えていくように」男を操る性悪女を演じたのがこの歌。PVもそのイメージを反映した、映画調のなかなかの力作で、YouTubeで10億ビューを達成するなど、今年のテイラーウィークンド同様、何をやっても当たる年だったようで。この曲もマックス・マーティンシェルバックとの共作で、UKでは2014年末に最高位4位を記録してます。

#4: Trap Queen ▲ - Fetty Wap
< Hot 100 = 43週、Top 40 = 39週、Top 10 =  25週、Top 5 = 13週、最高位3週間2位(5/16〜30付)>


ヒップホップ・シーンから出てきた2015年の新人たちの中では今のところ一番成功しているのがこのニュージャージー州出身のウィリー・マックスウェルiIことフェティ・ワップ。今年彗星のように現れ、この「Trap Queen」に続き「679」(最高位4位)、「My Way」(最高位7位)と、インディのRGFレーベルからリリースしたデビュー・アルバム「Fetty Wap」から3曲のトップ10ヒットを放つという新人としては異例の快挙を達成。90年代のベース・ミュージックを思わせる重低音の聴いたビートにかなり崩したスタイルのフロウを重ねるという「トラップ・ヒップホップ」という一サブジャンルを、この「Trap Queen」で作り上げてしまいました。子供の時白内障で左目を失明したため、左目がかなり不気味なイメージを醸しだしているのですが、それがまた一つの特徴になっているというやつ。正直個人的にあまり興味のないスタイルのラッパーなのですが、こういうサウンドを求める層は必ずいるようで、この曲は最高位2位の大ヒット。あの映画のメインテーマのヒットがなければ多分1位取れてたかも、という勢いで、2016年に入っても勢いは持続しそうです。

さて、もう残り3曲、わかる人はわかるよね〜この後行きます。
 
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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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