FC2ブログ
Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■恒例企画:54thグラミー賞予想~#8(主要4賞)
さあ今年もいよいよ来ました主要4賞の予想。まずは新人賞から。
29.最優秀新人賞部門(Best New Artists)

TheBandPerry.jpgBonIver.pngJCole.jpgNickiMinaj.jpgSkrillex.jpg

◎ The Band Perry
× Bon Iver
  J. Cole
○ Nicki Minaj
  Skrillex

去年はこの部門、大方の予想をまっこうから覆して、ジャズのエスパランザ・スポールディングがかっさらい、我々の度肝を抜きましたが(そういえば彼女、最近何やってるんだろう)、もうカントリー部門でさんざんっぱら文句言ったように、バンド・ペリーがカントリー部門で完全に無視された以上は、この新人賞部門を彼らが取らなきゃナッシュヴィルも収まりがつかないってもの。だからここはバンド・ペリーが本命◎。で、今年のこの部門のノミネーションはここ数年では割合クオリティの高いリストになっていて、正直言ってカントリー部門の問題がなければ、J.コール以外の誰が取ってもおかしくないところ(ゴメン、J.コール君)。その中でも新人の癖に新人っぽいところが微塵もなく、この間スーパーボウルでマドンナと共演、中指おっ立てM.I.A.と並んで強烈なフロウを発射しまくっていたニッキー・ミナージはキャラの立ち具合といい、対抗○には充分過ぎるほど。穴×は主要部門ROY、SOYでノミネートされているボン・イヴェールに差し上げましょう。

30.最優秀アルバム部門(Album Of The Year)

Adele_21.jpgFooFighters_WastingLight.jpgLadyGaga_BornThisWay.jpgBrunoMars_DooWops&Hooligans.jpgRihanna_Loud.jpg

◎ 21 - Adele
  
Wasting Light - Foo Fighters
× Born This Way - Lady Gaga
○ Doo-Wops & Hooligans - Bruno Mars
  Loud - Rihanna

やはり何だかんだいっても、2011年の音楽シーンはアデルに席巻された年だったし、今回のグラミーも興味の最大の中心は「アデルはいくつグラミーを取るの?」というところ、というのが実際のところではないかな。最多ノミネーションはカニエの7つだけど、グラミーを取り巻く報道を見ていても「カニエ、7部門のうちいくつ取るか!」といったトーンの報道よりも「アデルは主要部門を取って帰るのか??」といった報道が多い。カニエもきっとブツブツ言ってることだろうと思うけど、それだけアデルが2011年のシーンに占める割合は大きかったと言うこと。ということでこれまでの僕の予想は、アデルが本命◎を前提に、フーファイにはロック・アルバム部門を取って頂き、ガガにはポップ・ボーカル部門を取って頂き、という感じでこの部門のために全てのお膳立てがなされるような気がするのです。対抗○は去年いきなり多数の部門を席巻したブルーノ・マーズのフルアルバムに、そして穴×はひょっとしてガガのアルバムがこの主要部門でも評価されるかもしれない、という希望を残して。まあ今年こそは、去年のアーケイド・ファイヤみたいな「ええ??このアルバムが取っちゃうの??」というようなあっけに取られるような展開はないと思います。

さあ、残すはいよいよ主要2部門の予想です。


31.ソング・オブ・ジ・イヤー(Song Of The Year - 作者への授賞)

KanyeWest_AllOfTheLights.jpgMumford&Sons_SighNoMore.jpgBrunoMars_DooWops&Hooligans.jpgBonIver.jpgRihanna_RollingInTheDeep.jpg

  All Of The Lights - Kanye West, Rihanna, Kid Cudi & Fergie (Jeff Bhasker, Stacy Ferguson, Malik Jones, Warren Trotter & Kanye West)
  The Cave - Mumford & Sons (Ted Dwane, Ben Lovett, Marcus Mumford & Country Winston)
○ Grenade - Bruno Mars (Brody Brown, Claude Kelly, Phillip Lawrence, Ari Levine, Bruno Mars & Andrew Wyatt)
× Holocene - Bon Iver (Justin Vernon)
◎ Rolling In The Deep - Adele (Adele Atkins & Paul Epworth)

アルバム部門同様、この部門においても、だいたいのノミネートは既にそれぞれのジャンルの分野でここに来るまでに既にそれなりの受賞をしているはず。カニエはラップ部門を制しているだろうし、マムフォード&サンズはロック部門できっと最優秀ロック・ソングを獲得しているだろうし、ボン・イヴェールはめでたくオルタナ部門で受賞しているに違いない。そうなってくるとこの部門も結局はアデルブルーノ・マーズとの一騎打ちという構図で、去年のシーンの席巻ぶりと、「Rolling In The Deep」の2011年における存在感を考えると、ここはもう必然的にアデルの「Rolling In The Deep」が本命◎、ブルーノ・マーズの「Gremade」が対抗○ということになるはず。何となく予定調和の臭いも強くするけど、今年のグラミーはどうもこういう展開になるような気がしてならない。穴×としてはそうはいっても今回のノミネーションで大いにメディアの耳目を集めたボン・イヴェールに提供しよう。

さあ、そしていよいよメーン・イヴェントです。

32.レコード・オブ・ジ・イヤー(Record Of The Year - アーティスト、プロデューサーへの授賞)

Rihanna_RollingInTheDeep.jpgBonIver.jpgBrunoMars_DooWops&Hooligans.jpgMumford&Sons_SighNoMore.jpgKatyPerry_Firework.png

◎ Rolling In The Deep - Adele (Paul Epworth)
  Holocene - Bon Iver (Justin Vernon)
○ Grenade - Bruno Mars (The Smeezingtons)
× The Cave - Mumford & Sons (Markus Dravs)
  Firework - Katy Perry (Mikkel S. Eriksen, Tor Erik Hermansen & Sandy Vee)

さあやっと来ました、グラミー最大の賞、レコード・オブ・ジ・イヤー。いつもの年だと、ここでノミネートの各曲がそれぞれの強みを発揮して大いに予想の頭をひねらされるものですが、今年は不思議にすっきりとしていて。この前のソング・オブ・ジ・イヤーの部門もそうだったけど、あまりに2011年の音楽シーンにおけるアデルの存在感が圧倒的過ぎているのも一つ。本来であれば強力な対抗馬となるべきブルーノ・マーズについても、去年の「Just The Way You Are」レベルの楽曲が今回候補となっていないのも大きく、結果としてこの部門もアデルが本命◎ぶっちぎりという、近来まれにみる明快なレース展開となってしまいました。こうなると、昨年のレディ・アンティベラムNeed You Now」がROY、SOYの両部門制覇と同様の展開ということになるけど、これ実はグラミーでは過去からよくあるパターンなんだよね。下記の通り、第1回から昨年までの53回のグラミーのうち、実に半分以上の28回はROY、SOY両方を同じ曲が取ってるんです。特に1990年以降はこの傾向が顕著で、23回中14回がこのダブル受賞になってます。

  • 第1回(1959):Nel Blu Dipinto Di Blu (Volare) - Domenico Modugno
  • 第4回(1962):Moon River - Henry Mancini
  • 第6回(1964):Days Of Wine And Roses - Henry Mancini
  • 第10回(1968):Up, Up And Away - 5th Dimension
  • 第13回(1971):Bridge Over Troubled Water - Simon & Garfunkel(アルバムも含め3部門独占)
  • 第15回(1973):The First Time Ever I Saw Your Face - Robeta Flack
  • 第16回(1974):Killing Me Softly With His Songs - Roberta Flack
  • 第21回(1979):Just The Way You Are - Billy Joel
  • 第22回(1980):What A Fool Believes - Doobie Brothers
  • 第23回(1981):Sailing - Christopher Cross(初の主要4部門独占)
  • 第24回(1982):Bette Davis Eyes - Kim Carnes
  • 第27回(1985):What's Love Got To Do With It - Tina Turner
  • 第28回(1986):We Are The World - USA For Africa
  • 第31回(1989):Don't Worry Be Happy - Bobby McFerrin
  • 第32回(1990):Wind Beneath My Wings - Bette Midler
  • 第34回(1992):Unforgettable - Natalie Cole(アルバムも含め3部門独占)
  • 第35回(1993):Tears In Heaven - Eric Clapton(アルバムも含め3部門独占)
  • 第38回(1996):Kiss From A Rose - Seal
  • 第39回(1997):Change The World - Eric Clapton
  • 第40回(1998):Sunny Came Home - Shawn Colvin
  • 第41回(1999):My Heart Will Go On - Celine Dion
  • 第42回(2000):Smooth - Rob Thomas & Santana(アルバムも含め3部門独占)
  • 第43回(2001):Beautiful Day - U2
  • 第45回(2003):Don't Know Why - Norah Jones(主要4部門独占)
  • 第48回(2006):We Belong Together - Mariah Carey
  • 第49回(2007):Not Ready To Make Nice - The Dixie Chicks(アルバムも含め3部門独占)
  • 第50回(2008):Rehab - Amy Winehouse(新人賞も含め3部門独占)
  • 第53回(2011):Need You Now - Lady Antebellum

従って、明日のグラミーもどうやらアデルビッグ・ナイトを演出してくれることはほぼ間違いなさそう。一応対抗○はブルーノ・マーズ、そして穴×にはマムフォード&サンズを入れておきましょう。

ということで長い間お付き合い頂きありがとうございました。明日の朝10時からのグラミー授賞式、ホイットニーのトリビュートはどうなるのか、新旧各アーティストの共演はどんな感じか、波乱はあるのかそれとも予定調和のうちに終わるのか??その様子はまた生ブログでお届けしますので乞うご期待。ではお休みなさい。
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2019 Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.