Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
恒例!第59回グラミー賞大予想 #9〜主要4部門 パート1〜

グラミー当日のライヴパフォーマンスの新しいラインナップも、いよいよ授賞式まであと1週間近くなってきて次々に発表されています。当初発表されたパフォーマンス・ラインアップは、アデル、マレン・モリス、アンダーソン・パーク、キャリー・アンダーウッド、キース・アーバンといったノミネートされたアーティストを中心に、アリシア・キーズ、ジョン・レジェンド、メタリカ、ア・トライブ・コールド・クエスト、ザ・ウィークンドとそうそうたる面々が並んでいました。そして中でも話題を集めているのが、ブルーノ・マーズとザ・タイムの面々によるプリンス・トリビュート!これ、プリンス楽曲の版権リリースのタイミングがグラミー賞当日になるという関係からまだこのトリビュート自体できるかどうか、というのも最終確定ではないらしいのですが、もし実現したら無茶苦茶アガるパフォーマンスになりそう。

そこに加えてここ数日でアナウンスされたのが以下の面々のパフォーマンス:

  • チャンス・ザ・ラッパー(最優秀新人、最優秀ラップ・パフォーマンス、最優秀ラップ/歌唱パフォーマンス、最優秀ラップ・ソング、最優秀ラップ・アルバムの5部門ノミネート)
  • スタージル・シンプソン(最優秀アルバム、最優秀カントリー・アルバムの2部門ノミネート)
  • ウィリアム・ベル(最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス、最優秀アメリカーナ・アルバムの2部門ノミネート)
  • ゲイリー・クラークJr.(2014年第56回最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス受賞)
  • リトル・ビッグ・タウン(2013年第55回および2016年第58回最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス受賞)

そして何と、双子の妊娠をインスタグラムでアナウンスしたばかりのビヨンセもパフォーマンスが決定した模様。当日がいよいよ楽しみです。


Beyonce Perform 

さて予想の方はいよいよ主要4部門。まずは新人部門から。


38.最優秀新人賞部門(Best New Artists)

  Kelsea Ballerini
○ The Chainsmokers
◎ Chance The Rapper
  Maren Morris
× Anderson .Paak


Kelsea BalleriniThe ChainsmokersChance The RapperMaren MorrisAnderson Paak

昨年この部門は、その前の年のROYとSOYに「All About That Base」がノミネートされてたメーガン・トレイナーなあああああぜかその翌年である去年にこの部門にノミネートされるという全く理解に苦しむ事態になり、しかも!そのメーガンが受賞してしまうという怪現象が起きてます。これは2001年第43回のグラミーで、アルバム6枚目で最優秀新人賞にノミネートされて受賞したシェルビー・リン(ちなみに彼女、受賞の際に「これまでのキャリアを評価してくれたアカデミーに感謝します」という皮肉なんだか本音なんだか分からない受賞スピーチしてました)以来の珍現象。

さすがにこれでアカデミーメンバーからのクレームが出たのか、今年のノミネートに当たってアカデミーはこの部門のノミネート要件を下記のように変更してます。

  • 最低5曲のシングルまたはトラック、または1枚のアルバムをリリースしていること(但し30曲以上のシングルまたはトラック、または3枚以上のアルバムをリリースしていないこと)
  • グループのメンバーとしてのノミネートを含め、この部門に3回以上ノミネートされていないこと
  • 一般的に認知されるレベルでの新たな実績を達成し、ノミネート対象期間において音楽シーンに影響を与えたこと

...うーん、これにしたって去年みたいな珍現象、回避できるような気がしないんだけど

まあいいです。で、今年の新人賞部門、特筆すべきはカントリー・アーティストがケルシー・バレリーニマレン・モリスの2人ノミネートされていること。これ、グラミーの歴史の中で初めてのことなのです。で、この二人が「音楽シーンに影響を与えた」かって言うと....うーんごめんなさい、そもそもノミネートすべきだったんですかこの二人?

愚痴はこれくらいにして、今年の本命◎は少なくとも僕的には、メジャーレーベルとの契約を断り、自分のレーベルからしかもストリーミング・オンリーでミックステープ・アルバムをリリースしながら、シーンから高い評価を得て、その作品内容もレベル高く、正に「音楽シーンに影響を与えた」といえるチャンス・ザ・ラッパーしかない、と思ってます。同じくらいシーンにインパクトを与えたのはDr.ドレの『Compton』(2015)への参加でブレイクして、昨年は自身のアルバム『Malibu』の素晴らしい出来(ちなみに僕の個人的2016年のナンバーワン・アルバムです)に加えて様々なアーティストの作品に客演してその名を馳せたアンダーソン・パークでしょう。本当は彼に対抗○を付けたいのですが、グラミーのこの部門の傾向としてアーティストのクオリティとは別にヒット曲を出したアーティストが受賞する傾向があるので、対抗○は去年ポップEDM路線で大ヒット曲を連発したザ・チェインスモーカーズの二人に、アンダーソン・パークには穴×、ということにしておきます。


39.最優秀アルバム部門(Album Of The Year)

○ 25 - Adele
◎ Lemonade - Beyoncé
  Purpose - Justin Bieber
× Views - Drake
  A Sailor's Guide To Earth - Sturgill Simpson


Adele_25.pngBeyonce LemonadeJustin Bieber_PurposeDrake ViewsSturgill Simpson A Sailors Guide To Earth

今年も比較的ジャンル別の代表選手がまんべんなく並んだアルバム部門。再三言っているように今年のグラミーのシナリオは「アデルとビヨンセの一騎打ち」なので、本命◎対抗○はこの二人で決まりです。問題はどっちが本命◎かということ。

今回この二人のアルバムを聴いてみて完全に二人のアルバムに対するアプローチが正反対なのに実はビックリしてますアデルの『25』は3曲を今年の最優秀プロデューサーにノミネートされているグレッグ・カースティンがプロデュースしている他は全曲異なるプロデューサー、それも今シーンで売れっ子のプロデューサー達を起用、作者陣も各曲ごとに異なり、アルバムを通して聴いても一個一個の楽曲が独立しているという強い印象を受けます。一方ビヨンセの『Lemonade』も同様に一曲一曲の作者・プロデューサーが異なるのですが、アルバムにバンドルされているDVDではアルバム全体を一本のPVにして、見事に一曲一曲の異質性を全体のトータルなコンセプトに統一しているのです。従ってアデルのアルバムはシングルヒットが次々に出るアルバム、という感じですが、ビヨンセのアルバムは同じ去年に出たドレイクの『Views』などに似た、アーティストからのステイトメントとしてのアルバム、といった感じを強く与える作品なのです。なので、今回のグラミーも楽曲部門はアデルが強いと思いますがこのアルバム部門ではビヨンセアデルを凌駕しているのでは、ということでビヨンセ本命◎、アデル対抗○とします。

対抗×はそのドレイクの『Views』に。このアルバムも、スタージル・シンプソンのアルバムも、それぞれラップ部門、カントリー部門できっちり受賞するでしょうから。


今夜はここまでにして、残りメインの2賞の予想は明日アップすることにします。もうちょい!


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