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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■恒例企画:54thグラミー賞予想〜#1
54th_Grammy_Award_Poster.jpg

さていよいよ近づいて来ましたグラミー・ウィークエンド。既にFMや音楽誌等でカバーされていますが、今年の授賞式は2/12(日)ロサンゼルスのステイプル・センターで開催予定。例によって日本時間だと月曜の朝10時からの授賞式なので、普通だったら生で見るのは無理で録画に頼るところですが、今年は個人的にお休みなので、久々にグラミー生ブログ、敢行できそうです。乞うご期待。さて今年のグラミー賞の最大の話題は何といっても主要3部門を含む6部門でノミネートされているアデルがそのうち何部門を獲得するか?という点につきますが、それ以外にも今年のグラミー賞についてはいくつか注目すべき点がありますよね。それは何かというと、

 

  • 司会者の起用。第47回(2005)のクイーン・ラティファを最後に授賞式はメイン司会者なしでしたが、今回7年ぶりに何とLLクールJをメインホストに起用。さてさて俳優業もそつなくこなしているLL、司会業はどうか?

  • 各部門の大胆な整理統合。これまでもちょこちょことカテゴリーの構成をいじってきていたグラミーですが、今回から主要ジャンル部門(ポップ、ロック、R&B、カントリー)の男性・女性別部門を廃し、パフォーマンス部門として一本化。ロック部門についてはソロとデュオ・グループ部門を廃止、加えてハード・ロック部門とメタル部門をハードロック/メタル部門に一本化して、ロック・インストゥルメンタル部門を廃止するなど一気に部門数の統合削減に踏み切ってます。まあ賞レースは競争が激しくなるし、ロック部門の一部やポップ部門のコラボ系とかのようにあまりリアリティのないノミネートが横行していた状況の改善にもなるからこれはこれで喜ぶべき傾向かなと思いますね。
  • Steve Jobbs.jpgより現在のアーティストを重視の傾向強化。ここ何年かそういう気配はあったけど(去年のアーケイド・ファイヤのアルバム部門受賞とか)今年はボン・イヴェールが主要3部門を含む6部門、マムフォード&サンズが主要2部門を含む4部門にノミネートされているのを筆頭に、スクリレックス(ダブステップ系の注目アーティスト)、ディセンバリスツ(去年頭にアルバム#1をマークしたポートランド出身のインディロックバンド)、マイ・モーニング・ジャケットなどなど若い活きのいいアーティスト達が例年以上にノミネート。「昔の名前で出てます」的な必然性のない大御所・オールドタイマーのノミネートを減らすという意味でもこれも大いに歓迎すべき傾向だね。
  • スティーブ・ジョブス。今年のグラミーのTrustee Awardの対象者の一人として、昨年夏に急逝したスティーブ・ジョブスが授賞される。世界中の音楽ファンの音楽消費スタイルを革命的に変えた彼だから当然だが、タイミングを外さずすぐさま授賞を決めたグラミーにも拍手

…てなわけで、今年のグラミーはひと味違いそう。当日のパフォーマンスも話題のラインアップが並んでいるようで、何とビーチ・ボーイズが奇跡の20年ぶりの再結成ライブをあのフォスター・ザ・ピープルマルーン5とやるとか、御大グレン・キャンベルおそらくキャリア最後の公共電波に乗るライブバンド・ペリーブレイク・シェルトンとやるとか、ビヨンセボニー・レイットがこの間急逝したエタ・ジェームスのトリビュートをやるとか(ボン・イヴェールもコラボで演奏を依頼されたけど「僕らは僕らの音楽を聴いてもらわなければ」と断ったとのこと)、正に今年も盛りだくさん。

PaulSimon_SoBeautifulOrSoWhat.jpg一方で去年大ヒットアルバムをそれぞれ飛ばしながらその実績に比べてノミネーションの度合いが明らかに少ないビヨンセアンドレ3000との「Party」がラップ/歌唱コラボ部門でノミネートされているのみ)とテイラー・スイフト(カントリー部門だけで、主要ポップ部門では無視)はどうなったんだ!とか、ローリング・ストーン誌で年間3位に選出されるなど、メインストリーム系の音楽メディアに評判高いポール・サイモンの『So Beautiful Or So What』や、去年あれだけグラミーにノミネートされたブラック・キーズの新作『El Camino』(僕の個人年間2位アルバムですから。)がまったく無視されてるのは何なんだ!という例年グラミーではよくある話もちゃんと今年も健在ということで。

ということでさっそく予想行ってみましょう。まずは整理統合されたポップ部門から。

1.最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス部門

◎ Someone Like You - Adele
× You And I - Lady Gaga
○ Grenade - Bruno Mars
  Firework - Katy Perry
  F***in' Perfect - Pink

Adele_SomeoneLikeYou.jpg上でも述べた、男女別廃止の結果、ポップ・ソロ部門は何と5人中4人が女性という圧倒的な女性上位状態。まあでも確かに振り返ると2011年にそれなりに活躍した男性ソロ・ポップ・アーティストってブルーノ・マーズ以外思いつかないもんなあ。そんなブルーノ君にここは是非頑張って欲しいところだけど、この部門、やはりアデルが光りすぎてるでしょう。史上初の100%ピアノとボーカルだけのNo.1ヒット(つまりある意味正当派ポピュラーソングとしてのNo.1ヒット)となったこの曲、正にこの部門を制するに相応しいと思いませんか?頑張って欲しいブルーノ君には対抗○、そして去年涙の初ポップ部門受賞を果たしたガガ様は穴×(この曲もエルトン・ジョン風で正当派ポップ・ソングとして優れていると思うけど!)かな。

2.最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門

◎ Body And Soul - Tony Bennett & Amy Winehouse
× Dearest - The Black Keys
  Paradise - Coldplay
○ Pumped Up Kicks - Foster The People
  Moves Like Jagger - Maroon 5 & Christina Aguilera

TonyBennett&AmyWinehouse.jpgこの部門も、去年までは「ボーカル付デュオ/グループ・ポップ・パフォーマンス部門」と「ボーカル付ポップ・コラボレーション部門」だったのが一本に統合したもの。そのポップ・コラボレーション部門の伝統をしっかり受け継いでるのがトニー・ベネット+エイミー・ワインハウスのデュオで、これは典型的にグラミーが好きなパターンであるのと同時に、最近の物故者(エイミー)がフィーチャーされてるということでエモーショナル・バリュー最高なので文句なく◎でしょう。で、対抗ですが、コールドプレイや「Moves Like Jagger」が取るんではあまりに面白くない。特に後者には個人的に取らせたくない。一方、ここにノミネートされているフォスター・ザ・ピープルブラック・キーズは、あれだけ2011年活躍していながら、ノミネーションはここのみフォスター・ザ・ピープルはオルタナ・アルバム部門にもノミネートされているが)であんまりなんで、ここは期待もこめてフォスター・ザ・ピープルに対抗○、ブラック・キーズに穴×を付けました。

3.最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム部門

○ Wish Upon A Star - Jenny Oaks Baker
  E Kahe Malie - Daniel Ho
◎ The Road From Memphis - Booker T. Jones
× Hello Tomorrow - Dave Koz
  Setzer Goes Instru-Mental! - Brian Setzer

JennyOaksBaker_WishUponAStar.jpg今回部門数が減ってるんだけど、予想部門数はあまり減らしたくないなあ、というのでこの部門も予想してみることにしました。で、昨年にならって過去10年の受賞歴をさらって見ると、以外とこの部門、ジャズ、R&B、ワールドミュージック系、ポップ、ロック、ヒップホップとかなりまんべんなく受賞していてひょっとすると全部門中最も多様的な(diverse)部門ではないかと。そんな部門キャラを反映して今回も面白い面々がノミネートされてます。例えば対抗○を付けたジェニー・オークス・ベイカーという女性は、ユタ州出身の当年37歳の美人クラシック・バイオリニストで、もう10枚に及ぶアルバムをリリースしている実力者。今回の『Wish Upon A Star』はディズニー曲のトリビュート・アルバムということでうーん何かグラミー、取りそうだぞ。一方無印にしましたが、ダニエル・ホーというおにいさんは、ハワイのウクレレ奏者というこれも面白いノミネーション。でもこの部門は前々回のこの部門で『Potato Hole』で見事受賞している御大ブッカー・Tというのが順当なところでしょう。穴×はこの部門の毎年のノミネーション常連でありながら、まだ一度も受賞経験のないスムーズ・ジャズ・サックス奏者のデーヴ・コズにあげましょう。

4.最優秀ポップ・ボーカル・アルバム部門

○ 21 - Adele
  The Lady Killer - Cee Lo Green
◎ Born This Way - Lady Gaga
× Doo-Wops & Hooligans - Bruno Mars
  Loud - Rihanna

Adele_21.jpgポップ部門の締めはボーカル・アルバム部門。うーんでもこれはないよなあ、だってここにノミネートされてる5作品のうち、4作品は主要部門の最優秀アルバム部門ノミネート作でがっつり占められてるんだもの。ここは主要部門と同じアルバムが取ると見るか、そうではないと見るかで予想は大きく変わるわけだけど、本来であればアデルが取ってまったくおかしくないこの部門、やはり去年この部門で見事受賞を果たしたガガ様の『Born This Way』に本命◎を付けたいですな。このアルバム、その前の『Fame Monster』などに比べ明らかに楽曲指向の強いアルバムだったし、ガガもそれを強く意識して作ったことは彼女がこのタイトル曲をホイットニー・ヒューストンにインスパイアされて作ったといってるところからも明らかなのでその意気を汲んであげたいなあ、と思うわけで。で対抗○はアデル、穴×はこちらはこちらで不気味なブルーノ・マーズのアルバムで。

ということで今日はこれくらいで、明日は注目のロック部門の予想、行きます。
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