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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年末恒例企画#1】ビルボードHot 100年間チャート予想(Part 2、15-11位)

【年末恒例企画#1】ビルボードHot 100年間チャート予想(Part 2、15-11位)


年間チャート予想、11位までを今日はカウントダウンします。では15位。


15. Unforgettable ▲4 - French Montana Featuring Swae Lee

(Hot 100 - 31週、Top 40 - 27週、Top 10 - 16週、Top 5 - 4週)

2017.8.19-26付 最高位3位)

French Montana Unforgettable


このフレンチ・モンタナことカリーム・カーバウチ(ステージネームはモロッコ移民系でフランス語話せるので)、今時のラッパーのパターン通り、数多くのミックステープのリリースを通じてマイアミ・ラップシーンのドン、リック・ロスP.ディディバッド・ボーイなどに見いだされて、2013年にアルバム『Excuse My French』(英語で汚い言葉を使う前に断りで言う決まり文句w)と、リック・ロス、ドレイク、リル・ウェインをフィーチャーした「Pop That」(最高位36位)でブレイクした、ここ数年でグンと伸してきた、ブロンクス出のイースト・サイド・ラップの流れを汲む正統派のラッパー(トラップではない)。

ここに来るまでは「Pop That」以来シーンではかなりビッグになってたけど、メインストリーム・アクト、という感じではなかったが、今回のスウェイ・リー(これもここ数年で一気にビッグになったミシシッピ州テュペロ出身のヒップホップ・デュオ、レイ・シュリマードの片割れ)を全面的にボーカルにフィーチャーしたこの「Unforgettable」で一気にブレイクした感じ。確かに2パックとかにも通じるストイックなラップ・スタイルの「Pop That」や「No Shopping」(2016年最高位36位)に比べるとちょっとDJプレミアを思わせるトラックや、歌が前面に出てる楽曲構成といい、ぐっとメインストリーム感が増したのは事実アデルエイミー・ワインハウス、ラナ・デル・レイとかが好きだというレンチ、これに合わせてリリースした2枚目のメジャーアルバム『Jungle Rules』も好調に全米3位ということで今後はメインストリーム路線を突っ走るんだろうなあ。ラップのセンスとか、トラックの感じが大分洗練されてきているので今後に期待。





14. Location ▲3 - Khalid

(Hot 100 - 43週、Top 40 - 31週)

2017.5.13付 最高位16位)


Khalid Location


と、ここまで見てきて「なーんかやっぱ最近のヒットってラップばっかりなんだ。やだなあ」と思ってたあなた、ご安心下さい。ちゃんとラップ以外の曲もヒットしてますから(笑)。ということで2017年話題のテキサス出身の新人R&Bシンガー、カリード君の登場です。若干19歳にしてその歌唱表現力と独特の歌声、そして自ら書く楽曲とサウンドはどこかあのジェイムス・ブレイクを彷彿とさせる異次元感というかドリーミー感が漂う、個性満点ながら聴く者の心を休ませてくれる、そんなシンガー。

自身も今時の若者らしく、ケンドリック・ラマーチャンス・ザ・ラッパー、フランク・オーシャンが好きという一方、その当のジェイムス・ブレイクファーザー・ジョン・ミスティ(元フリート・フォクシズのメンバーでフォーク・オルタナティヴ・ロックのアーティスト)の影響を受けた、と言ってるあたりただの19歳のアフリカン・アメリカンじゃないなあ、と感じさせる。このデビューヒット「Location」もそんな魅力がアピールしたのか、最高位16位にもかかわらず、Hot 100に43週も居座るロング・ヒットとなって年間でもこの位置に。デビューアルバム『American Teen』も全米チャート4位初登場、R&Bアルバムチャートでも通算9週間1位を記録するなど、グラミー賞新人賞部門だけでなく、R&Bアルバム部門でもかなりの本命になるんじゃないか、と見てます。今後のR&Bを担うこと間違いなしの大型新人、要注目ですぞ。




13. 24K Magic ▲4 - Bruno Mars

(Hot 100 - 36週、Top 40 - 32週、Top 10 - 10週、Top 5 - 7週)

(2016.12.10 & 24-2017.1.7付 最高位4位)

Bruno Mars 24k magic


さあブルーノファンの皆様、お待たせしました。ちょうど去年の今頃リリースされたニューアルバムからシングル・カットされて、中年以上のポップ、R&Bファンの皆さんに愛されていたこの「24K Magic」もちゃんと年間チャート上位に入って来ています。マーク・ロンソンの「Uptown Funk」のメガヒットで80年代R&B/ファンク・サウンドで当てた路線を踏襲しているサウンド(でもプロデュースは自らのチーム、スミージングトン改めシャンプー・プレス&カールによるものでマークは入っていない)でヒットを拾いに来たのがこの曲。「Uptown Funk」に比べて今回はよりザップジャーを思わせるボコーダーと、よりダウン・トゥ・アースなファンキー・グルーヴを強調してるのが違いだけど、同じ路線でこの当たりのサウンドに思わず体が動いてしまう、80年代R&Bラヴァーのファンをガッチリ掴んでるなあ。僕も捕まれたもん(笑)。これか、この後出てくる今年のもう一曲の大ヒット「That's What I Like」のどちらかはおそらくグラミーレコード・オブ・ジ・イヤー部門には間違いなくノミネートされるだろうね。2年前のグラミーで「Uptown Funk」でROY取ったのを再現するか、見物ですね。




12. Black Beatles ▲4 - Rae Sremmurd Featuring Gucci Mane

(Hot 100 - 18週、Top 40 - 18週、Top 10 - 12週、Top 5 - 10週)

(2016.11.26-12/31 & 2017/1/14付 7週1位)

Rae Sremmurd Black Beatles


さて、先ほどフレンチ・モンタナのところで片割れのスウェイ・リーがフィーチャーされてたというので名前が出てきたヒップホップ・デュオのレイ・シュリマード。2014年に今や売れっ子のヒップホップ・プロデューサー、マイク・ウィル・メイド・イット(本名マイケル・レン・ウィリアムス)の肝いりで出したシングル「No Flex Zone!!」(最高位36位)、「No Type」(16位)、「Throw Sum Mo」(30位)の立て続けのヒットでヒップホップ・シーンに旋風のように登場、アルバム『SremmLife』も初登場5位と一気にスターダムに駆け上がったスウェイ・リースリム・ジミの兄弟デュオが完全に化けたのがこの不遜とも思えるタイトルの「Black Beatles」。アトランタ出身のこちらも最近ノリに乗ってるラッパー、グッチ・メインをフィーチャーしたこのナンバーは、トラックもラップ自体もそんなにヒット性が高いような強烈さはないけど、この曲がリリースされると同時にYouTubeを中心にこの曲をバックトラックにして、いろんな人々がマネキンのようにフリーズしている様子を録った動画がネット上でヴァイラル状態になったことで爆発的なヒットになったという、ネット時代ならではのヒット曲なのです。一般人のみならず、NFLの選手やマンチェスター・ユナイテッドのサッカー選手などがこのブームに乗った動画をアップするなどするうちに7週間1位という、2017年では3番目の長期政権のNo.1ヒットになったこの曲、正直個人的にはレイ・シュリマードというアーティスト自体もあんまり面白いとは思わないんですよねえ。まあ時代の徒花的なグループであり、ヒットなのかなあと。この後「Swang」(最高位26位)のヒットは出てるけど、この調子を持続できるのか、またソロアルバム発表をアナウンスしているスウェイ・リーのソロ作がどの程度売れるのかにかかってる部分は大きいような気が。いろんな意味で2017年の全米ヒット・シーンを象徴する曲だったような気がします





11. Humble. - Kendrick Lamar

(Hot 100 - 32週、Top 40 - 30週、Top 10 - 15週、Top 5 - 11週)

(2016.5.6付 1週1位)

Kendrick Lamar Humble


一方、ヒップホップ・シーンで盤石の存在感を維持しているケンドリック・ラマー。2 年前のグラミーで惜しくもテイラーの『1989』に受賞は譲ったものの、21世紀のヒップホップを代表する作品『To Pimp A Butterfly』 がアルバム部門にノミネートされ、余裕でラップ・アルバム部門を受賞して以来、満を持してリリースされた『DAMN.』は前作からスタイルを大きく変えて、社会性やメッセージから離れたパーソナルでよりラップ自体にこだわった作品になってて、またそのレベルが高いのに唸ってしまった、そんな作品だったと思う。U2リアーナなど広いゲストをフィーチャーしたこのアルバムの中でこの「Humble.」が特に突出したトラックとは思わないけど、彼のラップスキルを強調したトラックという意味では強力なトラックで、Hot 100で初登場2位、翌週3位にブルーノの「That's What I Like」に押されて3位に後退したものの、その翌週見事に初の1位をゲット。前作に比べてストイックな作風のため、グラミーのアルバム部門のノミネートは微妙なところだけど、ラップ部門ではドレイクと最優秀アルバム部門を争うのは間違いないところ。カマシ・ワシントン、サンダーキャット、テラス・マーティンなど自分を中心としたミュージシャンのサークルをどんどん広げていることといい、やっぱこの男は凄いですわ。





ということで次回はいよいよトップ10予想、行きますのでお楽しみに。

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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