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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年末恒例企画#1】ビルボードHot 100年間チャート予想(Part 4、5-1位)

【年末恒例企画#1】ビルボードHot 100年間チャート予想(Part 4、5-1位)


さてこの年間チャート予想もいよいよ完結編、最後のトップ5。ここまでくれば今年のチャートを追ってる人は「あとはあれと、あれ」とだいたい予想は付いてると思いますがその順番がどうか?ではさっそくトップ5予想、行ってみましょう。


5. Closer ▲7 - The Chainsmokers Featuring Halsey

(Hot 100 - 37週、Top 40 - 37週、Top 10 - 17週、Top 5 - 14週)

(2016.9/3-11/19付 12週1位、ただし集計期間中は1位なし)

Chainsmokers Halsey Closer


昨年も12週1位というオバケヒットぶりで、年間チャート10位に食い込んだチェインスモーカーズ、今年も8位予想の「Something Just Like This」と並んで、2年連続年間トップ10入りの予想です。ちょうど去年の秋延々と1位を続け、メジャー・レザーの「Cold Water」とトウェンティワン・パイロッツの「Heathen」の2曲のNo.1を阻止したこの曲、もう一つのポイントとしてはフィーチャーされたホルジーことアシュリー・ニコレット・フランジペイン嬢のキャリア・ブレイクに強力に貢献したことでしょう。この前も彼女は「New Americana」という曲を2015年に小ヒットさせてましたが、この曲で一躍メインストリームに飛び出し、この後ソロで「Now Or Never」(今年7-8月に最高位17位)、そして現在ヒット中の「Bad At Love」(14位上昇中)と立て続けにヒットを飛ばしています。

2年連続年間チャートトップ10というと、もう大分長いこと出てない気がするなあ。今ちょっと過去10年くらい調べてみたけど2年連続で年間トップ10入ってる曲はないので(これから実は出張なので時間がないですが、後でもっと遡って調べてみます)、もしホントにこの予想が大体当たったら久しぶりに実に記録的なオバケヒット、ということになりますね。





4. Bad And Boujee ▲4 - Migos Featuring Lil Uzi Vert

(Hot 100 - 36週、Top 40 - 31週、Top 10 - 14週、Top 5 - 13週)

2017.1.21 & 2.4-11付 3週1位)

Migos Lil Uzi Vert Bad And Boujiee


さあ出ました、今年の新しいラップ・スター2組(アトランタ出身のラップ・トリオ、ミゴスリル・ウジ・ヴァート)のコラボによる今年最大のトラップ・ヒット。一部のヒップホップ・プレスがこの曲をあのジェイムス・ブラウンの「Super Bad」になぞらえてるというほど、昨年10月にリリースされて以来ヒップホップ・コミュニティでの支持を集めた、確かにクールなグルーヴが70年代のJBのファンク・ナンバーの雰囲気に近いものを感じさせる、ただのトラップではないナンバー。

この曲は今年の1月に一気にチャートを上って1位になった次の週にエド・シーランの「Shape Of You」に1位を奪われたのだけど、ちょうど同じタイミングで2017年のゴールデン・グローブ賞授賞式で、TVシリーズの最優秀男優賞を獲得したドナルド・グローヴァーが受賞スピーチで「ミゴスのこの曲、最高だぜ!」とコメントしたのが、スポティファイ等のストリーミングをガツーンとブーストしたこともあり、すぐさま1位をエドから奪回した、という経緯もあった。ちなみにこのダニー・グローヴァーもラッパーで、ラッパーネームをチャイルディッシュ・ガンビーノという。そう、今回の第60回グラミー賞で最優秀アルバム部門を含む5部門でノミネートされた、あのチャイルディッシュ・ガンビーノミゴスのこの曲のヒットに一役買った彼が、同じくグラミーの最優秀ラップ部門でノミネートされたこの曲と並んで見事受賞を果たすか?ちょっと面白そうです。





さて、いよいよトップ3。


3. That's What I Like ▲6 - Bruno Mars

(Hot 100 - 43週、Top 40 - 40週、Top 10 - 28週、Top 5 - 24週)

(2017.5.13付 1週1位)


Bruno Mars Thats What I Like 

おお、この曲ここで登場。1位は一週のみだったけど、トップ10に28週間という、今回の集計曲の中で2番目に長い上位君臨のかいあって、年間予想3位に食い込んだ、ブルーノ・マーズの「That's What I Like」。いやでも今年この曲の強さは凄いものがありました。Hot 100ではこの次に出てくる2曲に阻まれて1週のみの1位でしたが、ホットR&B/ヒップホップ・ソングチャートでは通算10週1位、ホットR&Bソング/チャートでは何と20週1位という、去年のザ・ウィークンド「Starboy」や一昨年のドレイクOne Dance」に匹敵する今年のナンバーワンR&Bヒットでした。

アルバム『24K Magic』の中でも「Versace On The Floor」共々、1,2を争う佳曲だったこの曲、ヒットするべくしてヒットしたという感じで、今回の60回グラミー賞でも堂々ソング・オブ・ジ・イヤーの候補の一角を占めて、かなり本命に近いのでは、と個人的には思っています。

今回からプロデューサーチームを一人入れ替えて、従来のSmeezingtonsブルーノ、フィリップ・ローレンス、アリ・レヴィン)からShampoo Press & Curlブルーノ、フィリップ、ブローディ・ブラウン)と名前も変えたけど、ブリブリの70~80年代のソウル・ファンクへのオマージュ満点のサウンド・プロダクションは変わらず。一部のアフリカン・アメリカン・アーティストから前作リリース時に上がっていたビーフも、最近ではこの実績の前に陰を潜めて名実ともにR&Bシーンのトップ・アーティストとしてのポジションを盤石にしたブルーノ、次の一手が楽しみですね。





2.Despacito ▲8 - Luis Fonsi & Daddy Yankee Featuring Justin Bieber

(Hot 100 - 43週、Top 40 - 30週、Top 10 - 25週、Top 5 - 23週)

(2017.5.27-9.9付 16週1位)

Despacito.jpg


出た~(笑)いろんな意味で2017年のポップ・シーンを代表するというか、後々までも「2017ってデスパシートの年だったよね」と語られるであろう、このヒット、1996年のあの「マカレナ」以来の英語以外の歌詞をメインとするナンバー・ワン・ヒットだったというのと、16週1位という1996年のマライヤ・キャリー&ボーイズIIメンの「One Sweet Day」以来のHot 100 最長ナンバーワン記録に並んだ(新記録はテイラー・スウィフトの「Look What You Made Me Do」に阻止されました)ということで2017年を代表する1曲といっていい

当初はプエルトリコのシンガー、ルイス・フォンジが同じプエルトリカンの「ラガトンの帝王ダディ・ヤンキーをフィーチャーしたラテン・ヒットで、Hot 100には2月にエントリー、下半分をしばらくウロウロしていたのが、ジャスティン・ビーバーをフィーチャーしたリミックス・バージョンが5月にリリースされた途端、48位→9位→4位→3位→1位と急上昇。そこから16週延々1位をキープしたという大ヒットに。

当然ラテンチャートでのパフォーマンスも凄く、何と35週間1位という、2014年エンリケ・イグレシアスがセルフ・カバーで41週間1位を続けた「Bailando」以来の記録的ヒットになりました。

このヒットのおかげで他のラテン・アーティストの曲がHot 100にクロスオーバーするという副次効果もあり、10月には同様のフォーミュラで、J.バルヴィンウィリー・ウィリアムの「Mi Gente」がビヨンセをフィーチャーしたリミックスで最高位3位を付けるなど、時ならぬラテン・ブームでチャートが賑わう状況に

グラミー賞でもレコード・オブ・ジ・イヤーソング・オブ・ジ・イヤーの主要2賞にノミネートされた「Despacito」、来年1月のグラミーでも旋風を起こすのか、乞うご期待。





さていよいよ1位。そう、あの曲ですよねえ。


1. Shape Of You ▲7 - Ed Sheeran

(Hot 100 - 44週、Top 40 - 44週、Top 10 - 33週、Top 5 - 27週)

(2017.1.28 & 2.18-4.29付 12週1位)

Ed Sheeran Shape of You


てっきり「Despacito」が1位だと思ったんですが、蓋を開けてみるとエド・シーラン2017年の年間堂々第1位の予想となりました。ポイント数でもこの曲と「Despacito」がブルーノの「That's What I Like」に大差を付けて、ぶっちぎりのポジションなんですが、この曲と「Despacito」の差もかなりあって、実際の年間チャートでも同様の順位となっているかどうか大いに興味あるところ。

昨年末にリリースされたアルバム『÷(Divide)』からの第1弾シングルのこの曲、それまでの叙情的な歌詞とサウンドのエドの曲とはひと味異なり、シンセ音をサンプルして作ったループをベースに「君の体の形が大好きなんだ」とひたすら直情的に歌うというスタイルの曲。でもこのサンプリング・ループを使ったスタイルは、従来から彼がライヴでよくやっていて、一昨年だったかグラミー賞授賞式でも、ステージ上たった一人でサンプラーを駆使しながら、アコギをパーカッション的に使った音とキーボード音でループを作って、ワンマンバンド・パフォーマンスをしていたのが強く印象に残っています。

このアルバムリリース時は、収録曲が全曲Hot 100にチャートインする、という最近だとドレイク、ビヨンセ、ケンドリック・ラマー、そしてフューチャーといったR&B・ヒップホップ系アーティストしか達成していなかったことを軽々とやってのけるあたり、彼の人気の根強さを物語ってますね。年明け4月に来日延期となったエド、チケットはもう入手困難のようですが、運良くチケット確保できた方は存分に楽しんで来て下さい。あーうらやましい(^^)





ということでいかがだったでしょうか、2017年年間チャート予想。多くの方を今のチャートから遠ざけていると思われるラップ・ヒップホップヒットも、よくよく聴くと結構興味深いアーティストや楽曲もあり、またそうしたラップ・ヒップホップ以外のスタイルのメインストリーム・ポップやEDMなどのヒット曲、はやりものもしっかり上位を占めていることを振り替えることができたのでは、と思ってます。残念ながらロック系のアーティストは今回イマジン・ドラゴンズくらいでやや陰が薄かったのですが、ロック系はどちらかというとストリーミングとライヴでファンを掴んで稼ぐ、というビジネスモデルが最近の主流なのが、Hot 100上位のロック不在の状況に拍車をかけているようです。ただ今年はそのイマジン・ドラゴンズ以外にもオレゴン州ポートランド出身のポーチュガル・ザ・マンがデビューヒット「Feel It Still」で全米4位のヒットを放つなど、いくつかの新しいロック系バンドがHot 100でも躍進してくれましたので2018年には更にそうしたロック系アーティストの躍進を期待したいものですね。



ということで【年末恒例企画】シリーズ第2弾は、My Best Album of 2017を行きたいと思いますが、今日から3日間出張なので(笑)今度の週末あたりまでにポストしたいと思います。ではお楽しみに!

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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