Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年始恒例企画#3】恒例!第60回グラミー賞大予想 #2 〜ダンス&ロック部門〜

2018年最初の週末、3連休は今日日曜日もいい天気。午後からはちょっとでかけたいのでグラミー賞大予想の第2弾をアップします。今日はダンス部門とロック部門。

Gorillaz Andromeda


6.最優秀ダンス・レコーディング部門

  Bambro Koyo Ganda - Bonobo Featuring Innov Gnawa
  Cola - Camelphat & Elderbrook
◎ Andromeda - Gorillaz Featuring D.R.A.M.
 Tonite - LCD Soundsystem
× Line Of Sight - Odesza Featuring WYNNE & Mansionair



この部門はここのところ数年はチェインスモーカーズDon't Let Me Down」とか、スクリレックスとか、クリーン・バンディットRather Be」とか、メインストリームでもヒットを飛ばしたアーティストの作品がノミネートされていて、とても予想しやすかった部門。ただ今年はいわゆるメインチャートで大ヒットした作品はひとつもノミネートされておらず、やや予想に悩むところ。ただその中でも一際光ってるのが、2005年第48回のROYで「Feel Good Inc.」がノミネートされるなど、ここ数作必ずどこかにノミネートされてるゴリラズと、7年ぶりの4枚目のアルバム『American Dream』が最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム部門にもノミネートされてる、LCDサウンドシステムことジェイムス・マーフィー君。彼の最初の2枚のアルバムはいずれも最優秀ダンス・アルバム部門でノミネートされてます。

いずれもエレクトロ・ダンス・ミュージックの分野では大御所だけども、過去に主要賞にノミネート経験があるゴリラズがわずかに強いと見て本命◎かな。この「Andromeda」も新進気鋭のラッパーD.R.A.M.をフィーチャーしてる割にはとてもポップなナンバーなので、あのアルバムでも個人的に気に入ってる曲です。対抗LCDサウンドシステム。こちらはややデペッシュ・モードを彷彿させるようなハードなエレクトロ・ダンス・ナンバー。

穴×は、スケールの大きいアンビアントな感じの「Line Of Sight」でノミネートされた、シアトル出身のエレクトロ・デュオ、オデッサに進呈。この曲もなかなか気持ちのいい曲ですね。




7.最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム部門

  Migration - Bonobo
◎ 3-D The Catalogue - Kraftwerk
× Mura Masa - Mura Masa
 A Moment Apart - Odesza
  What Now - Sylvan Esso

Bonobo MigrationKraftwerk 3D The CatalogueMura MasaOdesza A Moment ApartSylvan Esso What Now


やあ、この部門でクラフトワークの光ってること。彼らはグラミー受賞経験はないんだけど、2014年第57回ではグラミー功労賞(Lifetime Achievement Award)受賞してるという意味ではこの中ではダントツのハイ・プロファイルだし、この作品は過去8作のアルバムのライヴバージョンを8枚組ボックスセットにした、という彼らのキャリアを俯瞰するなかなか重要な作品なので、これはもう本命◎でしょう。2枚目に収録の「Radioactivity」は2012年の日本でのライヴで歌詞に福島原発の言及も入れ込んだという、我々日本人にとっても重要な作品なのでYoutubeの画像、ちょっと聴いて見て下さい。日本語歌詞は坂本龍一

対抗は前の部門でちょっと触れたオデッサのアルバムに、そして穴×はエレクトロ・ヒップ・ホップ・ファンク的なスタイルで昨年一部で大きな支持を受けた、ヨーロッパはガーンジー出身のアレックス・クロッサンことムラマサのアルバムに。



8.最優秀ロック・パフォーマンス部門

◎ You Want It Darker - Leonard Cohen
○ The Promise - Chris Cornell

× Run - Foo Fighters
  No Good - Kaleo
  Go To War - Nothing More



いやいやこの部門はまた別の意味で脂っこい(笑)部門ですな。何と言っても目を引くのは、昨年惜しくも物故した二人の偉大なミュージシャン、レナード・コーエンと元サウンドガーデン/オーディオスレイヴのボーカリスト、クリス・コーネル

かたや死や神という重いテーマをその名の通り暗いトーンで、しかし迫力たっぷりに歌ったレナード・コーエンのアルバムタイトル曲、そしてかたや自殺(謀殺説もあり)直前に20世紀初頭の第一次世界大戦の中崩壊したオスマン帝国を舞台にした映画の同名タイトル曲を、張り詰めた曲調で切々とアコギで歌うクリス・コーネル。いやあこれは迷うところだけど、2010年第53回の功労賞受賞経験のあるレナード・コーエンが本命◎かなあ。対抗クリスクリスサウンドガーデン時代に1994年第37回で最優秀ハードロック部門、最優秀メタル部門を受賞していますが、レナードはソロでは初の受賞となります(2007年第50回の最優秀アルバムRiver: The Joni Letters』のフィーチャード・アーティストとしての受賞はあり)。

穴×はグラミーでは毎度おなじみのフーファイに。


9.最優秀メタル・パフォーマンス部門

 Invisible Enemy - August Burns Red
× Black Hoodie - Body Count
  Forever - Code Orange
◎ Sultan's Curse - Mastodon
  Clockworks - Meshuggah

Mastodon Sultans Curse

さあ今年もさっぱりわからんこの部門(笑)。しかもこれまで3回この部門ノミネートのアトランタ出身のメタル・バンド、マストドンと、一昨年始めてこの部門ノミネートされたこちらはペンシルヴァニア州ランカスター出身のメタルコア・バンド、オーガスト・バーンズ・レッド以外は3バンドとも初ノミネート。特に始めて聞いた名前のメシュガはスエーデンのメタル・バンドらしい。

マストドンはこの中でこの部門最もおなじみだし、この曲(「サルタンの呪い」っていかにもなタイトル)を含むアルバム『Emperor Of Sand』は何と今回最優秀ロック・アルバム部門にもノミネートされというこれまでにない大きな扱いなので彼らが取りあえず本命◎かと。対抗はこちらもこの部門2回目のノミネートになるオーガスト・バーンズ・レッドかなあ(ほとんど内容で評価してないw)。

穴×は何とあのベテラン・ラッパーのアイスTがボーカルを務めるLAのメタル・バンド、ボディ・カウントに。ってか、アイスT、何でこういうバンドやってんのかなあ。


10.最優秀ロック・ソング部門(作者に与えられる賞)

 Atlas, Rise! - Metallica (James Hetfield & Lars Ulrich)
  Blood In The Cut - K. Flay (JT Daly & Kristine Flaherty)
× Go To War - Nothing More (Ben Anderson, Jonny Hawkins, Will Hoffman, Daniel Oliver, David Pramik & Mark Vollelunga)
◎ Run - Foo Fighters (Foo Fighters)
  The Stage - Avenged Sevenfold (Zachary Baker, Brian Haner, Matthew Sanders, Jonathan Seward & Brooks Wackerman)



今回のフーファイのアルバム『Concrete And Gold』は、一部を除いていつもの彼らのアルバムに比べてやや内容的にイマイチという評価だったのか、何と最優秀ロック・アルバム部門にはノミネートされてないんだよなあ。フーファイと言えばロック部門のグラミー・ダーリン的バンドなのにこの扱いはちょっと意外でした。で、今回のノミネートは先ほどの最優秀ロック・パフォーマンス部門とこの部門のみという寂しさ。先ほど予想したように、最優秀ロック・パフォーマンス部門は2人の重たい有力候補がいるので、フーファイ取るとしたらこの部門かなあ、ということで過去にも5回ノミネートされて2012年第54回「Walk」で受賞している彼らに本命◎

対抗はこちらもグラミー賞の常連、特にメタル部門では過去7回受賞してるのに今回はメタル部門ではノミネートのないメタリカのアルバム『Hardwired...To Self-Destruct』(こちらは最優秀ロック・アルバム部門にノミネート)からのこの曲に。

穴×は今回この部門と最優秀ロック・アルバム部門で初のノミネートとなった、テキサス州サンアントニオ出身のオルタナ・メタル・バンドのナシング・モアのこの曲に。




11.最優秀ロック・アルバム部門

  Emperor Of Sand - Mastodon
◎ Hardwired...To Self-Destruct - Metallica
  The Stories We Tell Ourselves - Nothing More
 Villains - Queens Of The Stone Age
× A Deeper Understanding - The War On Drugs


Mastodon Emperor of Sand Metalliaca Hardwired Nothing More The Stories QOTSA The VillainsTWOD Deeper Understanding  

ここ数年はオルタナ系のロック・バンドの作品が主にノミネートされてきてたこの部門、今年は何と5枚中4枚がメタル/ハードロック系というこれまでにない傾向に。それでいてフーファイはノミネートされてないという、不思議なラインアップです。

でもその中で光っているのは過去ロック部門で8回受賞を誇るメタリカ。彼らがこの部門でノミネートされるのは2008年第51回の『Death Magnetic』以来2度目ですが、今回この部門初受賞となるか、ということで本命◎。

対抗はいつになくリズムを強調したストイックな楽曲を揃えてて、個人的にも印象に残ったQOTSAの『Villains』に。そして穴×はこの中で唯一メタル・ハードロック系でないザ・ウォー・オン・ドラッグスのアルバムに。このアルバム、僕の年間ベストアルバム8位に入れた個人的にも気に入ってる作品なんで。



12.最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム部門

○ Everything Now - Arcade Fire
◎ Humanz - Gorillaz
  American Dream - LCD Soundsystem
× Pure Comedy - Father John Misty
  Sleep Well Beast - The National


Arcade Fire Everything Now Gorillaz Humanz LCD Soundsystem American Dream Father John Misty Pure Comedy The National Sleep Well Beast 

去年はボウイの★で何の迷いもなく予想できたこの部門、今年は結構同じくらいのレベルの強さのバンドと作品が並んでいて迷うところ。メインは2005年第48回ROYノミネート歴のあるゴリラズと、2010年第53回であっと驚く最優秀アルバムを獲得したアーケイド・ファイヤの一騎打ちなんでしょうね。本来なら受賞歴のある後者を推してもいいところですが、ゴリラズのアルバムは今回かなり良かったと思うので、敢えてここはゴリラズ本命◎アーケイド・ファイヤ対抗にしておきます。

残る穴×はなかなか迷うところですが、その中でグラミーノミネート歴が最も多いLCDサウンドシステムではなく、敢えて元フリート・フォクシズファーザー・ジョン・ミスティのこのアルバムを。この作品、複数の音楽誌でも年間ランキングの結構上位にリストされていたし、何となくグラミー・アカデミーが好きそうかな、と思うので(根拠ないですがw)。


ということで予想第二弾はここまで。引き続きまた予想、アップします。

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