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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年始恒例企画#3】恒例!第60回グラミー賞大予想 #7 〜アメリカン・ルーツ部門パート2〜

さて、次はブルースとフォーク部門です。

 Rolling Stones Blue Lonesome 


30.最優秀トラディショナル・ブルース・アルバム部門

  Migration Blues - Eric Bibb
○ Elvin Bishop' Big Fun Trio - Elvin Bishiop's Big Fun Trio
× Roll And Tumble - R.L. Boyce
  Sonny & Brownie's Last Train - Guy Davis & Fabrizio Poggi
◎ Blue & Lonesome - The Rolling Stones


Eric Bibb Migration Blues Elvin Bishop Big Fun Trio RL Boyce Roll Tumble Guy Davis sonny  Rolling Stones Blue Lonesome (s) 

ブルーグラス部門もそうですが、このブルース部門や次のフォーク部門にノミネートされるアーティストって、もちろんそれぞれのジャンルの大御所や実力者もある一方、数々のキャリアを経てこのグラミーに始めてノミネートされたアーティストも多いわけで、そういったアーティスト達のことを知る機会としてのグラミー、というのが自分がこの予想を始めた一つの理由でもあったりするわけです。

で、今年もこのブルース部門、明らかにダントツの本命◎としか思えないストーンズのブルースの先達達のカバーアルバムや、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドにいた60年代終わりからこっちアメリカのブルース・ギタリストの実力者として活躍してきたエルヴィン・ビショップに混じって、今年も新しいアーティストと巡り会えるのはありがたいことです。

今回それ以外に新たにノミネートされたのは、MJQのピアニスト、ジョン・ルイスの甥で、幼少の頃からディランピート・シーガーと家族ぐるみの付き合いをする中でアコースティック・ギターによるブルースに磨きをかけた、今はスウェーデンで活動するエリック・ビブ、あのブルース・レジェンド、R.L.バーンサイドの弟子で、52歳でデビュー・アルバムを出したという遅咲きのブルースマン、R.L.ボイス、そしてブルースマンとしてのキャリアもさることながら、80年代は映画にも出演、90年代はブルース・レジェンドのタジ・マハールロバート・ジョンソンを題材にしたミュージカルなどにも出演歴がある異色のブルースマン、ガイ・デイヴィスの3人。

どのアーティストも魅力的なのですが、ストーンズはここで光りすぎなので本命◎、対抗エルヴィン・ビショップ。穴×は迷うところですが、R.L. ボイスに付けておきましょう。


31.最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム部門

  Robert Clay & Hi Rhythm - Robert Clay & Hi Rhythm
  Recorded Live In Lafayette - Sonny Landreth
○ TajMo - Taj Mahal & Keb' Mo')
× Got Soul - Robert Randolph & The Family Band
◎ Live From The Fox Oakland - Tedeschi Trucks Band

Robert Clay Hi RhythmSonny Landreth LIve in LafayetteTajmo.jpgRobert Randolph Got SoulTTB Live from the Fox Oakland

さて、コンテンポラリー・ブルース部門。ブルースって何がコンテンポラリーなんだろうねって(笑)。古くも新しくもないのがこういうブルースとかのジャンルの良さだと思うんだけどね。で、ここで一際光っているのがテデスキ・トラックス・バンドのオークランドでのライヴを収めたアルバム。アナログだと長尺の3枚組のこのアルバム、デレクのエキサイティングなギター・プレイとスーザンのパワフルなボーカルを満喫できる1枚になっていて、本命◎の貫禄充分といったところ。

対抗○は、ブルース・レジェンドのタジ・マハールと、こちらも既にレジェンドの域に達しているケブ・モーの二人のデルタ・ブルースの雄がコラボしたアルバム『TajMo』。何せタジ・マハールというと、あのオールマンがカバーした「Statesboro Blues」のオリジナルという凄い人だし、ケブ・モーも元々はジェファーソン・エアプレインの黒人フィドル・プレイヤー、パパ・ジョン・クリーチに見いだされたという60年代以来の筋金入りのブルースマン。そのとっくに還暦を過ぎた二人が組んだこのアルバム、びっくりするくらい聴きやすいホントにコンテンポラリー・ブルースっていうにふさわしい好アルバムに仕上がっていて超お勧め。アルバム最後なんてジョン・メイヤーのカバーとかやってるし。

穴×は、この間のピーター・バラカン主宰のLive Magicでも来日して日本でライヴバリバリやってたルイジアナのブルース・ギタリスト、ソニー・ランドレスも考えたんだけど、それに劣らず気になったのが元々教会でペダル・スティール・ギターを弾いていたというロバート・ランドルフのアルバム。いやあロバート・ランドルフのスティール・ギターって、今風のグルーヴを発しながら、ホントにデルタを感じるというか凄く気持ちいい音色で個人的には凄く好きなんです




32.最優秀フォーク・アルバム部門

◎ Mental Illness - Aimee Mann
× Semper Femina - Laura Marling
  The Queen Of Hearts - Offa Rex
  You Don't Own Me Anymore - The Secret Sisters
○ The Laughing Apple - Yusuf / Cat Stevens


Aimee Mann Mental Illness Laura Marling Semper Femina Offa Rex Queen Of Hearts Secret Sisters you dont own me Yusuf Laughing Apple 

この部門は2012年第54回に予想を始めて以来、毎年これは来る!と思った作品が必ず外す(笑)なかなか毎回予想に苦労している部門。去年一昨年は対抗○で当てたものの、2年連続本命◎にあげたリアノン・ギデンズは取れずじまいという状況です。

で今年の予想ですが、ざっとラインアップを見て目に付くのはエイミー・マンの本人曰く「これまでで最も悲しくて、スローでアコースティックなアルバム」という9作目『Mental Illness』と、何と今回がグラミー初ノミネートとなったユースフ(イスラム名)ことキャット・スティーヴンスが往年のヒットの数々をプロデュースしたポール・サミュエル・スミスと1978年のアルバム『Back To Earth』以来実に39年ぶりに再会して作ったアルバム『The Laughing Apple』。

で、両方のアルバムをちょっと聴いてみましたが、本命◎エイミー・マンに付けようと思いました。PVを見るとあの凜として美しかったエイミーもさすがに年を取ったなあ、という感慨にふけりますが、アコギをつま弾きながら歌うエイミーの声にはやはり聴く者を動かすものがあるし、50代後半というタイミングで敢えて暗いテーマを選びながら、歌声にはネガティヴなところがないのがいいな、と。一方キャット・スティーヴンスの方も「ああ、相変わらずのあの声だ」と思わせてくれる楽曲が並んでいて、ポールとの再会もいい方向に機能しているようなのですが、残念ながら今回のアルバム収録曲はタイトル曲を含む4曲が1967年の『New Masters』既出(デビュー直後のこのアルバム当時は全く売れず)ということもあり、今回は

穴×はこちらも今回グラミー初ノミネートとなった、UKの新進気鋭の女性シンガーソングライター、ローラ・マーリングの『Semper Femina』。2013年の4作目『Once I Was An Eagle』が音楽誌各誌の年間ベストアルバムリストの上位にランクされるなど、伝統的なフォーク・シンガーのスタイルながら楽曲のクオリティの高さで高く評価されて以来、シーンでの存在感を高めて来ていますが今回のノミネートでメインストリームにも名前が出たわけです。今回の予想も自信はあまりないですが(笑)外すのであればローラが取って外れた、というのであれば自分的にはOKです。



さて主要四部門まであと残すはミュージカル部門、ビジュアル・メディア部門そしてプロデューサー部門。こちらも週末のうちにあげられればいいなあ。では。

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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