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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年始恒例企画#3】恒例!第60回グラミー賞大予想 #8 〜ミュージカル、ヴィジュアル・メディア、プロデューサー部門〜

さていよいよ明後日水曜日1/17に迫った新宿カブキ・ラウンジでの音楽評論家、吉岡正晴さんとのグラミー賞大予想イベント、盛り上げますので楽しみにしていて下さい。皆さんのお越しをお待ちしています(^^)

詳細はここで↓
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12337939508.html

では主要賞以外の残りの部門、一気に行ってしまいます。

Hello Dolly 


33.最優秀ミュージカル・シアター・アルバム部門(主なソロイスト/プロデューサー/楽曲作者に与えられる賞)

× Come From Away Original Broadway Cast Recording (- / Ian Eisendrath, August Eriksmoen, David Hein, David Lai & Irene Sankoff / David Hein & Irene Sankoff)
○ Dear Evan Hansen Original Broadway Cast Recording (Ben Platt / Alex Lacamoire, Stacey Mindich, Benj Pasek & Justin Paul / Benj Pasek & Justin Paul)
◎ Hello, Dolly! New Broadway Cast Recording (Bette Midler / Steven Epstein / Jerry Herman)

Come From Away Dear Evan HansenHello Dolly album

今年のこの部門は2014年第56回以来となる、僅か3作のノミネートなので、予想の空振りがないのが嬉しいところ(笑)。ということは単なる順位付けと一緒ということなのですが、ここで一番光ってるのは言うまでもなく、あのベット・ミドラー主演による往年の名ミュージカル『Hello, Dolly!』のリバイバル。既に昨年発表のトニー賞で、最優秀リバイバル・ミュージカル部門と最優秀ミュージカル主演女優賞(ベット・ミドラー)を含む4部門受賞しているこの古典と言ってもいい有名ミュージカル(キャロル・チャニング主演による初演は1964年)が何と言っても本命◎でしょう。

続く対抗○は、メンタルに悩む高校生イヴァン・ハンセンが、ある嘘をきっかけに亡くなった同級生の家族と親密になり、自分を取り戻していくというストーリーの『Dear Evan Hansen』。主演のベン・プラットの演技が高く評価されているようで、トニー賞でも最優秀ミュージカル、最優秀ミュージカル主演男優賞(ベン・プラット)を含む6部門受賞という、『Hello, Dolly!』をしのぐ評価を得ています。

そして残る穴×は、2001年の9-11同時多発テロの際、カナダのニューファウンドランド島に着陸を命ぜられた38機の民間飛行機の乗客を、地元の住民が優しく受け入れた様子を描くストーリーの『Come From Away』。この作品もトニー賞で、最優秀ミュージカル監督賞を受賞しています。


34.ビジュアル・メディア向け最優秀コンピレーション・サウンドトラック部門

× Baby Driver Various Artists
  Guardians Of The Galaxy Vol. 2: Awesome Mix Vol. 2 Various Artists
◎ Hidden Figures: The Album Various Artists
 La La Land Various Artists

  Moana: The Songs Various Artists

Baby DriverGuardians of Galaxy 2Hidden Figures the albumLa La LandMoana.jpg

昨年も多くの話題作の映画のサントラが音楽市場を賑わせました。この部門、昨年はドン・チードルによるマイルス・デイヴィスの半生を描いた『Miles Ahead』のサントラが、ロバート・グラスパーによる素晴らしいプロダクションもあり、余裕で受賞してました。

さて今年はというと、昨年発表のアカデミー賞での最後の『Moonlight』によるどんでん返しを覚えている方だと「なんでMoonlightのサントラが入ってないんだ?」と思わずつぶやいてしまうのでは。まああの映画のサントラって、ヒップホップとR&Bのカットアップのコラージュのような曲が殆どで、またそれが映画のクールな映像に合っていたのですが、この部門にノミネートされるにはちと趣向が違いすぎるのかもしれません。そうなるといやでも「La La Land」が浮上してくるのですが、ここはあえて独断と偏見に基づきあのファレル・ウィリアムスが全面的に音楽を手がけた映画『ドリーム』のサントラ「Hidden Figure: The Album」に本命◎を付けたいと思います。「影に隠されていた人たち」という意味の原題に映画製作者たちの思いを感じることができるこの作品、既にこの1月現在USで1億7000万ドル(約190億円)の興行収入を上げていて、「La La Land」の1億5100万ドル(約166億円)をしのぐ売上を記録しているあたりにもこの映画への強い支持が感じられるからです。

対抗○は「La La Land」として、穴×はこちらもジョン・スペンサー、クイーン、Tレックス、ダムドといった微妙にメインストリームを外した、ニューシネマ風の楽曲を効果的に使った話題のカーチェイス・アクション・ムーヴィー『Baby Driver』のサントラに。うちの娘もこれを見てえらく気に入って、帰宅していきなりYouTubeでダムドの曲を聴きだしたのには何が起きたのかと驚いたもんです。(^^)


35.ヴィジュアル/メディア向け最優秀スコア・サウンドトラック部門(スコア作曲者に贈られる賞)

× Arrival Johann Johannsson
  Dunkirk Hans Zimmer
  Game Of Thrones: Season 7 Ramin Djawadi
 Hidden Figures Benjamin Wallifisch, Pharrell Williams & Hans Zimmer
 La La Land Justin Hurwitz


Arrival.jpgDunkirk.jpgGame Of Thrones Season 7Hidden FiguresLa La Land OST

この前の部門にノミネートされた『ラ・ラ・ランド』『ドリーム(Hidden Figures)』に加え、世界中に突然出現した12個の地球外来の宇宙船とのコミュニケーションを図る米軍所属の言語学者ルイーズ・バンクスの物語『Arrival(メッセージ)』、クリストファー・ノーラン監督の第二次世界大戦中の連合軍のダンケルク脱出の顛末をリアルに描いた『ダンケルク』、そしてケーブルチャンネルのHBOでカルト的な人気を誇る、7つの王国の間での王座を巡っての陰謀や闘いを、邪悪なキャラや伝説的な生き物たちを交えながらおどろおどろしくもファンタジックに描く『Game Of Thrones』といずれ劣らぬ強烈な作品が並んだこの部門。

でも映画のスコアということになると、ここはやはり去年のアカデミー賞でも最優秀オリジナルスコア部門を制した『ラ・ラ・ランド』が本命◎か。対抗○は前の部門でも推した『ドリーム(Hidden Figure)』に。

穴×は大いに迷うところだけど、巨匠ハンス・ジマーの『ダンケルク』もあるかなあとも思いながら、2年前の第58回でスティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた『The Theory Of Everything』のスコアで初ノミネートされるも、あの『Birdman』に破れたアイスランド出身の気鋭の映画音楽作曲家、ヨハン・ヨハンセンに進呈しておきましょう。


36.ヴィジュアル・メディア向け最優秀ソング部門(作者に与えられる賞)

◎ City Of Stars (From "La La Land") - Ryan Gosling & Emma Stone (Justin Hurwitz, Benj Pasek & Justin Paul)
× How Far I'll Go (From "Moana: The Songs") - Auli'l Cravalho (Lin-Manuel Miranda)
○ I Don't Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker) (From "Fifty Shades Darker") - ZAYN & Taylor Swift (Jack Antonoff, Sam Dew & Taylro Swift)

  Never Give Up (From "Lion") - Sia (Sia Furler & Greg Kurstin)
  Stand Up For Something (From "Marshall") - Andra Day Featuring Common (Common & Diane Warren)

そしてヴィジュアル・メディア部門最後の賞、ソング部門。今年はヒットチャートでも大ヒットした曲というのは官能的な映像で話題を呼ぶ恋愛映画シリーズ3部作の第2作『Fifty Shades Darker』の主題歌で、元ワンダイレクションゼインテイラー・スウィフトが歌う「I Don't Wanna Live Forever」(最高位2位)のみ。当然ながらこの部門は往々にしてアカデミー賞最優秀歌曲賞受賞曲が取るケースが多くて、最近でそのパターンが崩れたのはアカデミーとグラミーでノミネーションがほとんど被らなかった去年、ジャスティン・ティンバーレイクが「Can't Stop The Feeling!」で取ったくらい。ということで本命◎はここでも「ラ・ラ・ランド」の「City Of Stars」が順当でしょうね。で、対抗○はくだんの『Fifty Shades Darker』の主題曲。カントリー部門でもリトル・ビッグ・タウンの「Better Man」の作者としてノミネートされていたテイラー・スウィフトここでも作者としてノミネートされてます

穴×はこの2つの候補がいなかったらディズニー映画の主題歌として間違いなく受賞当確だっただろう、『モアナと伝説の海(Moana)』からハワイ出身のアウリル・クラヴァーリョ嬢が歌う「How Far I'll Go」に。この曲、今回新人賞部門でノミネートされているアレッシア・カーラのバージョンでもヒットしました。




37.最優秀プロデューサー部門(クラシック以外)

  Calvin Harris
× Greg Kurstin
  Blake Mills
○ No I.D.
◎ The Stereotypes

Calvin HarrisGreg KurstinBlake MillsNo IDStereotypes.jpg

今回も他より際立ってこいつが取るだろう、というノミニーがいないこのプロデューサー部門。去年も似た状況でしたが、それでもアデルの「Hello」をプロデュースしたグレッグ・カースティンが納得の受賞でした。今年もそのグレッグ、ノミネートされていて、フーファイの『Concrete And Gold』をプロデュースしたり、ケンドリック・ラマーの「LOVE.」をプロデュースしたりと、結構キモの仕事をしているので普通であればかなり最右翼のはず。しかし2年連続受賞というのは過去この部門、第38回~40回に3回連続受賞のベイビーフェイスのみということもあるのと、今年はやはり主要4部門の作品を多く手がけているプロデューサーに分があるのでは、と思うので、グレッグ穴×としておきます。

で、その分があると思われるプロデューサーですが、本命◎を付けたのは、ブルーノ・マーズの「That's What I Like」をはじめ、アルバム『24K Magic』の楽曲を軒並み手がけたザ・ステレオタイプスことジョナサン・イップ、レイ・ロムラス、ジェレミー・リーヴスレイ・チャールズ・マッカロー2世によるプロデューサー・チーム。ブルーノのプロデューサー・チームは、以前2012年第54回にザ・スミージングトンズブルーノ・マーズ、フィリップ・ローレンスアリ・レヴィン)がノミネートされるも、アデルの「Rolling In The Deep」をやったポール・エプワースに賞をさらわれた過去があります。でも今回はこのチームが取るのでは、というのが見立て。

もう一人強力で対抗○に推すのは、今回8部門ノミネートでグラミーの台風の目の一つになっているジェイZの『4:44』をジェイZとプロデュースしたノーI.D. ことアーネスト・ディオン・ウィルソン。仕事の大きさでは彼も本来充分本命の目はあるのですが、この部門純粋なヒップホップ・プロデューサーが受賞したのはDr.ドレの2001年第43回くらいなのでねえ。

それにしても今回ケンドリック・ラマーの『DAMN.』がほとんど曲ごとに異なるプロデューサーを使っているのでこの部門には登場してないけど、もしあのアルバムのかなりの部分を一人のプロデューサーがやってたらこの部門も大いに迷うところだっただろうなあ。


さて、残すは主要四部門のみ。明日は水曜日の準備等々で予想アップできるかどうか微妙ですが、カブキ・ラウンジでは少なくとも主要四部門の予想はご披露の予定ですので乞うご期待。

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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