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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年末恒例企画#1】ビルボードHot 100年間チャート予想(Part 3, 10-6位)

ではでは、年間チャートトップ10の予想、まずは10位から。


10. Nice For What ▲3 - Drake

Hot 100 - 25週、Top 40 - 25週、Top 10 - 17週、Top 5 - 14週)

2018.4.21-5/12 & 6/2-9 & 23 & 7.14付 81

Drake Nice For What


またまた出ましたドレイクの『Scorpion』からの2曲目登場。シングルカットの順番では「God's Plan」に続く第2弾シングルだったこの曲、4月21日にいきなり1位に初登場してその「God's Plan」を1位から蹴落とすという勢いで4週1位にステイ、やはり1位初登場のチャイルディッシュ・ガンビーノの「This Is America」に2位に蹴落とされて2週我慢した後、今度はチャイルディッシュ・ガンビーノを蹴落として再び1位に返り咲き。1週だけポスト・マローンの「Psycho」に1位を譲って2位にいたけどまた三度1位に1週だけ返り咲き。そしてちょうどXXXテンタシオンの訃報で1位になった「Sad!」とカーディBとバッド・バニーとJバルヴィンの「I Like It」が1週ずつ1位を取ってる間は6位にまで落ちていたのに、その後4度目の1位に返り咲くという驚異の粘り腰ヒットでした

トラック的にはヒップホップのミックステープっぽくいろんなサンプリングが出てくる中、一際ローリン・ヒルの「Ex- Factor」のフレーズがメインループで登場するのにドレイクのラップが乗る、というやや反則気味の大ネタ使いでこれは売れるわ、って感じ。この『Scorpion』の直前出たミックステープ扱いの『More Life』(2017)や『If You're Reading This It's Too Late』(2015)などではかなり実験的に音像をかなりそぎ落としたトラックでラップしたり、いろんなことしてたけど、この前のフルアルバム『Views』(2016)もこの『Scorpion』も、きっちり今のメインストリーム・ヒップホップの王道を行く路線でしっかりそれをヒットさせる当たり、メインストリーム・アーティストとしてのドレイクの品格を感じさせる、そんなヒットでした。さあもう1曲の1位、「God's Plan」はどの辺にランキングされてるかな?




9. Havana ▲5 - Camila Cabello Featuring Young Thug

Hot 100 - 32週、Top 40 - 32週、Top 10 - 19週、Top 5 - 15週)

2018.1.27付 11

Camila Cabello Havana


さてカミラ・カベロの今年の最大のヒット、「Havana」が9位の予想。彼女自身のキューバの出自をかなり意識させる、ラテンの香りがぷんぷんと漂うミディアム・テンポのこの曲、ダンスナンバーでもないのになぜかクラブの雰囲気をも感じさせるトラックで、そういったところが大いにオーディエンスに受けたのでしょうかね。ある意味カミラというアーティストの「リアルさ」を演出するという上でも大いに効果的な楽曲であったのかもしれません。ちなみにフィーチャーされてるヤング・サグはここではラップではなく、ピアノの音に合わせてちょっとトラップ・フロウ風に「歌って」ます。うーんこのラッパーが「歌う」というのは今年のヒット曲における一つの特徴かもしれないな。

チャートアクション的には、去年の8月末に1週だけ99位に入ってすぐ落ちたのであらら、と思っていたら翌週にはすぐ94位に再登場。そこから地味に10週かけて7位にトップ10入りした後は2位と3位を11週間うろうろしているのでこの曲は2位どまりかな、と思っていたら年明けの1月27日付でエド・シーランの「Perfect」を蹴落としてチャートイン通算23週目で見事1位に輝くというロングヒットになりました。

エラ・メイちゃんのところでも言いましたが、彼女、フィフス・ハーモニーのメンバーだったけど、グラミー賞の新人賞部門の要件にはちゃんと適合しているので、新人賞部門ノミネートはかなり堅い線で、そうなるとかなりの確率で彼女が取ってしまうかなあ、と思ってます。何せオバマ大統領時代にアメリカとの国交正常化を果たしたキューバ・アイデンティティはそれなりにリベラルなグラミー・アカデミーのメンバーにアピールするんじゃないかな、と思ってます。トランプにリベラル層が嫌気がさしているこの状況ですからねえ。注視しましょう。





8. Girls Like You  - Maroon 5 Featuring Cardi B

Hot 100 - 25週、Top 40 - 24週、Top 10 - 24週、Top 5 - 24週)

2018.9.29-11/10付 71

Maroon 5 Girls Like You


ここ2~3年、ケンドリック・ラマーフューチャーSZAなどR&Bやヒップホップの今時のキャラの立ってるアーティストとコラボしたシングルをリリースして、まんまと大ヒットにつなげてきているマルーン5。今回は何と、2018年のヒップホップ・サクセス・ストーリーの体現者、カーディBをフィーチャーしたこの曲をドロップして、見事に1位をしかも7週も独走する、という他人のフンドシもここにきわまれり、ってなヒットにしてます。この曲、今年6月9日に94位に初登場、翌週いきなり4位にドーンと上昇してからは今日現在まで24週間ずっとトップ5なんですから。いかにカーディBの霊験あらたかかってのがわかるってもん(カーディBは巫女かい!w)。

彼らのナンバーワンヒットとしては2007年「Makes Me Wonder」、2011年の「Moves Like Jagger」(そういやあれもアギレラフィーチャーでしたな)、2012年の「One More Night」に続く4曲目で、インタビューでもアダム・レヴィンくんは「久々の1位は嬉しい。1位はやっぱりいい」と手放しの喜びようなんですが、この曲、トラックとしてはかなり地味な曲だし、そもそも毎回その時その時のスターをフィーチャーせんと勝負できんのかい!と僕なんかは思ってしまうけどどうでしょうか。





7. The Middle - Zedd, Maren Morris & Grey

Hot 100 - 40週、Top 40 - 35週、Top 10 - 16週、Top 5 - 4週)

2018.4.28 & 5.12 & 6.2-9付 最高位5

Zedd Maren Morris The Middle


2018年は後にポップ・ヒストリーの中で「それまでもあった、ジャンルを超越したコラボ・シングルの大ヒットが何かよーわからんけどたくさん出た年(笑)」として思い出される年になると思う。その中でも特によくわからんかったのがこのコラボ。どうも曲の原案は、去年、グラミー賞新人賞を獲得した実力派シンガー、アレッシア・カーラちゃんをフィーチャーした「Stay」をヒットさせたDJのゼッドが昨年の頭くらいから作っていて、それにグレイの二人がサウンドを足して、これに合うシンガーをゼッドがずっと探してたらしいのね。聴くところによると、最終的にこのカントリー・シンガーのマレン・モリスに落ち着くまでに、デミ・ロヴァート、カミラ・カベロ(また出てきた!)、アン・マリー、カーリー・レイ・ジェプセン、トーヴ・ロー、ビービー・レクサ、チャーリ・XCX、エレ・キングといった今時を代表するポップ・シンガーを軒並みトライしたらしい。

まあそのゼッドのお眼鏡にかなっただけあって、この曲でのマレン・モリス(昨年のグラミー賞新人賞部門にノミネートされてた実力派カントリーシンガーソングライター)のボーカルはとてもソウルフルだし迫力あるし、キャッチーでポップなフックを持つこの曲を実に巧く歌いこなしてるので、まあこれはラジオでもヒットしますわねえ。そしてこの曲はダンス・チャートでも大きくヒットして、何と今年の2月から9月まで33週も1位を独走するという思わぬ大ヒットになったわけです。

で、「お、そうするとマレンちゃんはテイラーみたいにナッシュヴィルを離れて今後はポップ・フィールドに転じるのか?」ということになるわけですが、この曲の後、彼女は目立った活動や発言をしていないので今後のマレンちゃんの動向は不明であります





6. Rockstar ▲6 - Post Malone Featuring 21 Savage

Hot 100 - 33週、Top 40 - 33週、Top 10 - 17週、Top 5 - 14週)

2018.10.28-12.16付 8週1位*

PostMaloneRockstar.jpg


はい、こちらも2曲目の登場、ポスト・マローン。どよ~んとしたシンセ・トラックとチキチキハイハットはご存知トラップの意匠なのですが、このポスト・マローンが「半分歌いながら」ほとんど叙情的にパフォームするこの曲は、不思議にトラップのトラックがオーディエンスに迫ってくる焦燥感というか緊張感というか、そんなものがかなり希薄で、それこそがこれだけの大ヒットになった最大の要因だと思うのです。音は今時の最先端のヒップホップ(トラップ)風、でもそこはかとない叙情性が不思議なポップ・センスを漂わせている、この「Rockstar」って曲はある意味画期的なヒットなのかもしれません。なーんてね。しかしこのPVの悪趣味さはちょっと引きますなあ

ただ間違いないのは、何だかこの曲が聞こえてきても特に僕らみたいなオジサンの洋楽ファンも、R&B系が好きな人であればあまり違和感を感じずに聴くことができるということ。ポスト・マローン、ホントに不思議なアーティストだなあ、とつくづく思います。自分もフジロックで見とけばよかった。

チャート的には、去年の10月7日付のHot 100で2位にドーンと初登場。この時点でその前のヒット「Congratulations」(2017年最高位8位)で、最初のヒット「White Iverson」(2015年14位)から大分メジャーになってきたな、と思ってたこの男が更に一段階パワーアップする予感があったんですが、案の定カーディBの爆発的ナンバーワンヒット「Bodak Wellow (Money Moves」の下で3週間2位で我慢した後、10月28日から怒濤の8週1位を記録するという大化けぶりでした。残念ながら、ちょうど去年と今年の年間チャート集計期間をまたいで1位になってたので、昨年の年間チャートでも56位、今年は何とかこの順位に登場してるという次第。8週1位がフルに集計期間に入ってたら年間トップ5は堅いとこだったんでしょうけどね。でも、彼の場合、もう1曲のナンバーワンヒット「Psycho」がまだ登場していないのでこちらの健闘に期待ですね。




さあ、あと残すのはトップ5。1日2日の間に何とかアップしたいと思いますのでこうご期待。

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

コメント
コメント
mzコメントありがとう!うっかりしてたな、ご指摘通り!修正しておきます。アメリカのバンドの4曲1位はちょっと調べてみます。ブロンディの前はイーグルスの5曲だね。
2018/12/02 (日) 19:08:03 | URL | Masato Ata #-[ 編集 ]
ご無沙汰しております。マルーン5はメイクスミーワンダーも一位だったはずなので4曲めの一位ではないですか?

アメリカのバンドで4曲一位があるのはブロンディ以来ですかね?
2018/12/02 (日) 18:59:15 | URL | mz #-[ 編集 ]
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