FC2ブログ
Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年末恒例企画#1】ビルボードHot 100年間チャート予想(Part 4, 5-1位)

さていよいよ12月に突入、忘年会、正月の準備や年賀状など、何かと年末年始の予定が立て込んでくる時期ですが、今年は一向に寒さが進まないので何か年末感がいつもの年に比べると希薄なような。でもこの年間チャート予想で年末感をガンガン盛り上げて行きましょう(笑)。

ということでいよいよ仕上げ、2018年年間チャートトップ5予想の発表です。


5. I Like It ▲2 Cardi B, Bad Bunny & J Balvin

Hot 100 - 32週、Top 40 - 32週、Top 10 - 21週、Top 5 - 15週)

2018.7.7付 1週1位

Cardi B I Like It 

やっぱり2018年というとこの人をおいては語れないわけで。NYはブロンクス出身、ストリッパーから身を起こし、Vineインスタグラムでポストした内容がいきなりヴァイラルになってネット上セレブとして注目されたのがきっかけでVH1のヒップホップリアリティTV番組のレギュラーとなってそのタレントとしての知名度を確立。満を持して昨年9月にリリースした今時にしてはオールド・スクールなスタイルのビヤッチ・ラップ・シングル「Bodak Yellow (Money Moves)」がたちまちのうちに3週連続のNo. 1となり、昨年の年間チャートでも、後半の期間が対象外にも関わらず、年間24位にランクされる大ヒットに。

今年はその勢いをそのまま持続させて、やれブルーノ・マーズとコラボして「Finesse」(年間チャート予想では22位)のリミックスバージョンを大ヒットさせるは、この予想の最初の方で出てきたマルーン5のナンバーワン・ヒット「Girls Like You」にフィーチャーされてお得意のビヤッチ・ラップをかませるは、4月には待望のフルアルバム『Invasion Of Privacy』リリースと同時に初登場1位になるはと相変わらずのパワーと活躍ぶりを見せ付けているカーディB

年間5位予想にランクされたこの「I Like It」はディバージのあの曲ではなく(笑)、プエルトリコ出身のトラップ/レガトン・シンガーのバッド・バニーと、コロンビア出身のレガトン・シンガー、J バルヴィン(彼は去年全米3位の大ヒットとなった「Mi Gente」をフランス人の黒人DJウィリー・ウィリアムスビヨンセとのコラボで大ヒットさせてた)をフィーチャーした、去年の「Despacito」からこっち、めっきりメインストリームに存在感が増してきたラテン風味のトラップ・チューン。ラテン・ファンならタイトルから分かるように、ピート・ロドリゲス1967年の有名曲「I Like It Like That」(何かのCMでも使われてたような気が)の有名なフレーズを冒頭にサンプリングしててツカミはバッチリのオープニングに、サルサ風のバックトラックに乗ってカーディBがガンガンにラップするという、正に勢いに乗った曲。

上記のように去年くらいから、従来は基本サブジャンル的だったラテン・ポップやラテン・ヒップホップが、「Despacito」「Mi Gente」等のヒットでぐっとメインストリームに出てきた感があってHot 100にも従来にない頻度でラテン系のトラックが入ってくるようになりました。このカーディBのヒットはその辺を見事に狙って当てた、周到なマーケティング戦略を感じる曲で、これにカーディBの勢いが乗ったもんだからえらいもんで(笑)。

4月21日付でいきなり8位に初登場してその後はジリジリ落ちて行ったのが、6月9日付のチャートでその直前にドロップされたオフィシャルPVのおかげでいきなり19位→7位と動きが反転。そこから一気に4週でXXXテンタシオンの「Sad!」を蹴落として1位になるというチャートアクションでした。1位は1週だけだったけど、トップ3に15週も居座るというロングヒットになって今現在もまだチャートイン中。既に「Bodak Yellow」が去年のヒットなのと、去年までに2枚のそれぞれ10曲以上収録のミックステープをリリースしてるので、今年のグラミー賞新人部門には対象外ですが、もし対象であればまあブッチギリの強力候補になったでしょうねえ。正しく2018年を代表する一人、カーディB、まだまだ進撃は続きそうです





4. Psycho ▲3 - Post Malone Featuring Ty Dolla $ign

Hot 100 - 38週、Top 40 - 33週、Top 10 - 21週、Top 5 - 17週)

2018.6.16付 1週1位

Post_Malone_Psycho.png

そしてポスト・マローンのもう一曲、ここに出てきましたな。「Rockstar」とほぼ同じような楽曲フォーマットで、明るいどよ~んとしたシンセトラックをバックに、イントロではチェレスタっぽいバロック鍵盤っぽいサウンドを使ってるのがやや耳新しいくらいで、基本的には「Rockstar」の路線で、いわば「叙情的トラップ・ポップ・ソング」で、どちらかというと夜遅くにチルアウトする時のBGMにも十分使える、そんなメインストリーム性をしっかり確保してるあたりが彼の真骨頂。よく言えば耳あたりがいい、悪く言うと毒にも薬にもならないトラップっぽいポップ・ソングって感じですか。あ、以外と自分は好きですけどね

PVではなぜか荒野を戦車を乗り回しながらラップする(笑)ポスト。途中でどこからともなく登場して同じようなトーンでラップするタイ・ダラ・サイン。まあ彼もフィフス・ハーモニーとかポップ・スターとのコラボを積極的にやってるラッパーなので意外感はないですが。

この曲もチャート的には強力で、ドレイクが「God’s Plan」で1位を独走中にいきなり2位初登場、そこから13週間トップ5を上下しながらうろうろしてて、その間にドレイクは「Nice For What」を連続1位にしたし、チャイルディッシュ・ガンビーノの1位初登場とかあったから「こりゃさすがにこの曲1位はないか」と思ってたらなーんとこれらの曲が息切れしたタイミングの、チャートイン15週目(この間ずっとトップ5)にするっと1週だけ1位を掠め取るという、ソツがないというかポストらしいというか、そんなナンバーワンヒットでした。



というわけでいよいよ年間チャート予想トップ3です。


3. Meant To Be ▲3 Bebe Rexha & Florida Georgia Line

Hot 100 - 49週、Top 40 - 47週、Top 10 - 19週、Top 5 - 11週)

2018.3.31-4.14付 3週2位


Bebe Rexha Meant To Be 

最高位2位ながら、今回集計対象曲中最長の49週間Hot 100滞在(トータルでは52週だからきっちり1年間Hot 100にいたことになる)というロングヒットぶりと、カントリー・シングルチャートではこれまでの記録を大幅に更新する驚きの50週間1位を独走するという大ヒットぶりで見事年間予想3位に入ってきた「Meant To Be」。ビービー・レクサ嬢はご存知の方も多いと思いますが、これまでに白人ラッパーのG-Eazyとのコラボヒット「Me, Myself & I」(2015年最高位7位)やオランダ人DJのマーティン・ガリックスとのコラボヒット「In The Name Of Love」(2016年最高位24位)など、もっぱらいろんなジャンルのアーティストとのコラボヒットでここ数年存在感を上げてきた、ホワイトブロンドがセクシーなR&B寄りのポップ・シンガー。その彼女が今回は、こちらもロック系のアーティストやヒップホップ・アーティストとのジャンル越えのコラボヒットではつとに有名なカントリー・デュオ、フロリダ・ジョージア・ラインと組んで放ったヒットがこの「Meant To Be」。

曲はビービーFGLの片割れのタイラー・ハバードと他2名と共作した、ちょっとマッチョな感じのメインストリーム・カントリー・ポップ、という感じで、歌詞的には道端でヒッチハイクする女の子に「乗ってきなよ、乗ってきなよ/俺達は結ばれる運命だぜ/この後どうなるか試してみようぜ」という男に対して「最近男にひどい仕打ちを受けて傷ついてるの/見せかけの愛はもうたくさん/あなたを信じられるかどうか見せて」と女が返す、という何だか昭和ムード歌謡みたいな(笑)えらくベタな内容なんですが、まあ分かりやすいし、カントリー・ファンには琴線に響くだろうし、それよりも何よりもこのPVのビービーがむちゃくちゃ魅力的に撮られてて、多分にそれがYoutubeのPVプレイ回数6億回越えにつながってチャート上のヒットにつながった部分も多いにあるんじゃないかと。

この曲は他のカーディBポスト・マローン、ドレイクらのヒットと違って、昨年11月11日付61位で初登場してから、地味―に着実にチャートを上昇、22週かけて最高位の2位に到達ポスト・マローンのような勢いは残念ながらなかったか、ドレイクの「God’s Plan」に1位を阻まれて2位どまりでした。それでも、去年サム・ハントが樹立して誰も破れないと思った、カントリー・シングル・チャートの34週1位、という記録を軽々と更新、50週1位の大記録を打ち立てたのでした。

この後ビービーはようやくソロ名義のトップ40ヒット「I’m A Mess」(最高位35位、共作者にメレディス・ブルックスという懐かしい名前が!)をマークして、ソロシンガー、ビービーとしての正念場はこれからでしょうなあ。



さて、注目の年間チャート予想第2位は。


2. God’s Plan ▲8 - Drake

Hot 100 - 36週、Top 40 - 35週、Top 10 - 26週、Top 5 - 22週)

2018.2.3-4.14付 11週1位

Drake Gods Plan

ここで「おいおい、今年最長の11週1位なのに何で年間2位なの?」と思ったあなた、大変ごもっともです。正直言って、本チャンの年間チャートは自分の集計方法(チャート上のランキング順位と週数をポイント化して集計)とは違って、当然毎週のチャートポイント、すなわち実売売上枚数(ダウンロード含む)プラスストリーミング回数とYouTubeなどのSNSでの動画再生回数をアルバム枚数に換算したポイントの積み上げで集計してるはずなので、多分この「God's Plan」、年間1位行ってても全くおかしくないと思います。ではほらあなた、この年間チャート予想なんてなのは、自分のやりたい方法で集計して予想するのが楽しいんであって。もちろん当たれば楽しいけど、当たらなくても自分なりの予想がこうだよ、ってのが発表できれば僕的には十分楽しめてるのですよ

と、何やら言い訳めいたコメントになってしまいましたが、僕の予想では「God's Plan」は年間2位。今回改めて『Scorpion』聴いてみたんですが、やっぱこのアルバム、ドレイクのこれまでの集大成、みたいな感じで鉄板のメインストリームをかなーり意識して作ったアルバムのように聞こえるので、ほとんどオールドスクールヒップホップの雰囲気なんですよね。トラック的にははやりのトラップ・スタイルなんだけど、何やら懐かしさすら感じさせるドレイクのフロウ、もう安定の極みですよね。後ろでチキチキハイハットは鳴ってるし、どよ~んのシンセトラックなんだけど、トラップっぽく聞こえないのはやっぱりドレイクのフロウが安定してるし、自分のスタイルを保ってるからだと思います。安心して聴けるというか。

この曲、最初は「Scary Hours」というEPというかシングルでリリースされた後に、『Scorpion』のシングルとしてリリースされて、初登場1位からそのまま11週突っ走ってしまったお化けヒット。そのまま19週間トップ3、22週間トップ5にステイ、トップ40の35週中、26週はトップ10だったという凄さでした。

今週にはノミネートが発表されるグラミー賞ですが、自分は予想に入れなかったけど、『Scorpion』、アルバム部門にノミネートされるかも、という感じがヒシヒシとしてきましたね。よく出来たアルバムだと思う、ほんとに。



ということでいよいよ年間予想1位です!


1. Perfect ▲4 - Ed Sheeran (Duet with Beyonce)

Hot 100 - 45週、Top 40 - 45週、Top 10 - 24週、Top 5 - 18週)

2017.12.23 - 2018.1.20付 6週1位

Ed Sheeran Perfect

何と6週1位のエド・シーランが11週1位のドレイクを押さえて堂々年間1位。その理由はひとえにHot 100とトップ40の滞在週数が、ドレイクよりもそれぞれ10週多い、という超ロングランヒットとなったこの曲の強みだったと思います。本チャンは順位逆かもしれませんが、少なくとも僕の集計方法だとそこが効いたと

アルバム『÷』からの4枚目のシングルだったこの曲、エドがイビザにあるジェームス・ブラントの家に遊びに行った時に、明け方になぜかフューチャーの曲を聴きながら踊ってた時にふと思いついて書いた曲らしい。エドはこの前のアルバム『X』からの大ヒット「Thinking Out Loud」(名曲!)が自分を定義する曲になったなあ、と思っていて、それを超える曲を書きたい、ということでこの曲を書いたらしいんですね

その思いが楽曲に現れているなあ、と思うのは「Thinking Out Loud」がトルバドゥールっぽい感じの曲だったのに対して、この曲は歌にもコブシが入っているほどちょっとエモーショナルな感じが魅力の曲になってると思うんですよね。そしてこの曲のそういうところを反映してか、最初はエドのソロのバージョンがチャートを上がって行ったんですが、チャートイン11週目、ちょうどトップ3に入ったところでビヨンセとのデュエット・バージョン、その名も「Perfect Duet」というバージョンがリリースされて、それがこの曲を次の週に1位に押し上げた大きな要因だったと思うんです。またその後オペラシンガーのアンドレア・ボッチェリとのデュエット・バージョン「Perfect Symphony」というのもリリースされたりと、ある意味エドの楽曲をいくつもの再定義を重ねて大きなヒットにつながった、そんな楽曲だったような気がします。だから、3年前に「Thinking Out Loud」がソング・オブ・ジ・イヤーを取ったように、この曲は今度のグラミーではソング・オブ・ジ・イヤー、そしてレコード・オブ・ジ・イヤー部門でも台風の目の一つになると思うんだなあ

チャート的には、昨年3月に『÷』がリリースされた時に一瞬35位に初登場して3週だけチャートインした後、改めて去年10/7に再チャートインした時は89位からのスタートで、そこから58位→34位とぐいっとアップして8週目にはもうトップ10入りしていたというまあ横綱相撲のチャートアクションでしたねえ

来年には来日が決まったエド・シーラン、今回はドームというのがちょっと残念だけども、またステージでギター1本とサンプラーだけでいろんなパフォーマンスをしてくれるのを楽しみにしたいと思います。あ、グラミー賞でもきっと素晴らし胃パフォーマンスを見せてくれるだろうな、と期待してます。





ということで年間チャート予想カウントダウン、いかがだったでしょうか?今週の木曜日には多分年間チャートの本チャンが発表になると思うので、今年はどれくらい当たってるか、また集計してこのブログでアップすることにします。次の年末恒例企画は私が選ぶ2018年のベストアルバム、どうぞこうご期待(^^)。

スポンサーサイト

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2018 Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.