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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年末恒例企画#3】恒例!第61回グラミー賞大予想 #1 〜ポップ部門〜

いよいよ2018年も今日で最後。皆さん年末をどうお過ごしでしょうか。自分はここ数日、正月を迎えるための諸準備、大掃除とか買い出しとか年賀状とかを粛々とこなして、今年はあと大晦日に年賀状メールを発信するだけになりました。そこで今日は例年よりも早めに恒例のグラミー賞大予想ブログの一発目をアップします


さて今年もやってきましたグラミーシーズン。今年の最大の話題は、従来基本5候補ノミネートだった主要四部門(最優秀アルバム、レコード・オブ・ジ・イヤー、ソング・オブ・ジ・イヤー、新人賞)のノミネーションが一気に9候補に拡大されたこと

この候補数拡大がノミネート、そして最終受賞動向にどう影響を与えるのか?興味はつきません。

Grammy Logo 

今年もその辺を、音楽評論家の吉岡正晴さんと一緒に、吉岡さん新宿カブキ・ラウンジで定例開催されている「ソウル・サーチン・ラウンジ40」での1/16(水)開催の「グラミー賞大予想」にお邪魔してまたまた大いに語りあうことになりました。これで吉岡さんグラミーでご一緒するのは3年目。今年もいろいろ音源もかけながらグラミー賞予想・解説をしたいと思いますので、是非お立ち寄りを。

詳細は吉岡さんのブログのこのリンクで。予約しておくと安心ですw↓

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12425996212.html

さて日程その他の関係で、今年1/28のグラミー賞授賞式は何年ぶりかで生ブログはお送りできなかったのですが、来年2月の授賞式は日本では建国記念日の休日放送なので、2年ぶりに生ブログもお届けできそうです。こちらの方もお楽しみに。

その今年1月の第60回予想の結果も簡単におさらいしておきます。

◎(本命予想)で的中=18(的中率 .439)
◎か○(対抗予想)で的中=30(的中率 .732)
×(穴予想)を含む印をつけたものどれかで的中=37(的中率 .902)

ということで、本命的中率は昨年より落ちるものの、総合的中率は昨年と全く同じ.902ということで、昨年同様好調を維持しています。今年は主要部門のノミネーション拡大で予想難易度が一気に上がっていますが、何とかこの水準を維持したいもの。


さてその第61回グラミー賞授賞式は、来年2月10日(日本時間2月11日)、去年のNYからLAに場所を戻していつものステイプルズ・センターで開催。不思議なことに今日時点でホストが誰なのか発表されておらず、2011年の第53回以来のノーホスト状態なのか、それとも昨年まで2年続けてホストを務めたジェームス・コーデンがまたその役を担うのか、不明の状態

一方、再三コメントしているように、今回主要四部門のノミネーション数拡大が、当日の受賞状況にどう影響するのかが最大の話題ですが、その他の注目すべき点は、

A Star Is Born

★ ノミネート発表前から一部のグラミー賞予想通たちの間では話題になっていたが(どーいう人たちの集まりや、それ?)やはり、という感じで主要賞中ROYとSOYの堂々2部門ノミネートとなった、レディー・ガガとブラッドリー・クーパーの映画『アリー/スター誕生(A Star Is Born)』からの主題歌「Shallow」。サントラ盤のアルバム発売は10月だったのに、この曲のみグラミーノミネート対象期限の9月末直前にデジタル・リリースされたことから「これは明らかにグラミー狙い」との評判でもちきりだった。今回のROYSOYそれぞれ9曲ずつノミネートされていずれも強力曲だけど、この経緯から言っても、映画とガガの評判からいっても、本命視されることは間違いないところ

★ そのガガ+クーパーROYSOY部門で激突するのは同じく両部門ノミネート、そして同じく映画(「ブラック・パンサー」)の主題歌のケンドリック・ラマーSZAのデュエット「All The Stars」、そしてあっと驚くアルバム部門も含めて主要3部門ノミネートされたアメリカーナ・カントリーのブランディ・カーライルの「The Joke」、2部門ノミネートの今年1番のヒット、ドレイクの「God's Plan」とチャイルディッシュ・ガンビーノの「This Is America」と、いずれ劣らぬ意欲作が並んだ主要賞争い、激しいことになりそうで、予想する側としては悩む悩む

★ 一方アルバム部門のノミネートもあっと驚くものブランディ・カーライルと『ブラック・パンサー』サントラはROYSOYがらみで順当だし、ドレイクポスト・マローンもある程度予想できた。カントリーのケイシー・マスグレイヴス今年のCMAで最優秀アルバムを取っているのである意味順当。ところが、ジャネル・モネイ、H.E.R.といった若手R&B女性シンガー達、そして極めつけは確かに今年の顔といえば顔のカーディBのアルバムがノミネートされたのは嬉しい驚き。個人的にはケイシーを推してますが、正直受賞戦線は全く混沌としています。

★ 最優秀新人賞部門も今年から9アーティストということなのですが、なぜか事前に本命候補として予想していたカミラ・カベロや、主要部門にノミネートされてるカーディB、そして同じくSOYにノミネートされてる対抗候補だったエレ・メイちゃんといった強力な連中がすっぽりノミネートから抜けているという、やっぱりグラミー絡め手できてます(笑)。一方で嬉しい誤算はボーダーラインだと思っていたH.E.R.のノミネートと、何と今回セカンド・アルバムになるマーゴ・プライスが何故か忽然とノミネート(笑)。こちらも混沌とした賞レースになってます。

★ そして毎年豪華ラインアップで届けられる、その年物故した大物アーティストの追悼トリビュート・ライヴ。今回は当然のごとく、女王アレサのトリビュートが『Aretha! A Grammy Celebration For The Queen Of Soul』と銘打たれて行われることが発表されてます。1/13にLAのシュライン・オーディトリアムで収録される予定のこのトリビュートでは、ジョン・レジェンド、パティ・ラベル、アリシア、ジェニファー・ハドソンらR&Bの大御所達や、ヨランダ・アダムス、シャーリー・シーザー、ビービー・ワイナンズといったゴスペルの大御所達に加え、ケリクラ、アレッシア・カーラ、ブランディ・カーライル、H.E.R、ジェネル・モネイ、SZAといった今年のグラミー賞のノミニー達も交えた一大イベントになる予定。こちらの模様も授賞式の際に見られると思いますのでこれは見物です。

★ 今回のグラミー賞では、日本人アーティストのノミネーションは残念ながらないものの、最優秀アルバム賞ノミネートH.E.R.H.E.R.』のエンジニアに横浜出身、NY在住のエンジニアのツツミ・ミキさんがノミネート。また、オルタナティヴ・ロック・アーティスト、Mitskiこと宮脇ミツキのアルバム『Be The Cowboy』のパッケージ・デザインが最優秀レコーディング・パッケージ部門にノミネートされている(アートディレクターはMary Banas)。また、吉岡さんもブログに挙げられているが、最優秀コンテンポラリー・ブルーズ・アルバム部門にノミネートのファンタスティック・ネグリートのアルバム『Please Don't Be Dead』にギタリストのマサ小浜さんが参加していることも見逃してはいけない

また、アジア関係ということでいくと、最優秀ダンス・エレクトリック・アルバム部門にコリアン・アメリカンのトキモンスタことジェニファー・リーのアルバム『Lune Rouge』がノミネート、またK-PopのBTS(防弾少年団)のアルバム『Love Yourself: Tear』のジャケットがミツキ同様ノミネートされているのが興味を引くところ。

Aretha Tribute

そして、毎年話題になる「どうしてこのアーティスト、作品がノミネートされてないの??」ですが、今年の主なものとしては、
☆ アリアナ・グランデの主要部門ノミネーション逃しアリアナは、ビルボード誌の選ぶ今年のウーマン・オブ・ジ・イヤーにも選ばれるなど、昨年のマンチェスターでの自分のライヴでの爆弾テロ事件以来、ファン達に辛い記憶もあるけれど強く生きよう!といったメッセージで連帯を呼びかけたり、女性としての尊厳を強調する曲をヒットさせたりなどして社会的にもヴィジブルな存在だったし、「No Tears Left To Cry」(3位)「God Is A Woman」(8位)そして現在1位の「Thank U, Next」などのヒットも連発していただけに彼女が全く主要部門にいないのも違和感あり。特にボーイフレンドのマック・ミラーを今年亡くしているだけに残念。

☆ カマシ・ワシントン、グラミーはまったく無視。自分が年間ベストアルバムの4位に入れたから言うわけではないけど、数々の音楽誌等でも今年を代表する傑作アルバムの一つとして評価の高い『Heaven And Earth』が、僕が予想していた最優秀アルバム部門はおろか、ジャズ部門でもまったく無視されているってこれ、どういうこと?

☆ テイラーの『Reputation』はグラミーに嫌がられた?通常であれば、グラミー・ダーリンのはずのテイラー・スイフト、昨年末リリースのアルバム『Reputation』は今回主要部門からははずれ、辛うじて最優秀ポップ・ボーカル・アルバム部門にノミネートされたのみ。

ということで今年のグラミーも新しい意味で楽しみ。ではここからは恒例の予想、まずはポップ部門です。


1.最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス部門

× Colors - Beck
○ Havana (Live) - Camila Cabello
◎ God Is A Woman - Ariana Grande
  Joanne (Where Do You Think You're Goin?) - Lady Gaga
  Better Now - Post Malone

Beck ColorsCamila Cabello HavanaAriana Grande God Is A WomanLady Gaga JoannePost Malone Better Now

今年のグラミー予想の軸は、前述のように「ガガ+クーパーのROY、SOY総ざらい」ということなんですが、このポップ部門には、本来であれば主要賞で名前が出ていておかしくない人がいろいろ顔を出していて、自ずからそういった人たちが有力候補なのかな、と。

具体的には、上述した、主要部門から漏れているアリアナがやはりここは取ってくるだろう、ということで本命◎。そして新人賞部門から何故かこれも名前が漏れていたカミラ・カベロの「Havana (Live)」。何でわざわざライヴバージョンなのかな(笑)という疑問が大きく残りますが、実はこの部門では過去にも、ファレル・ウィリアムスの「Happy」のライヴ・バージョンが2015年第57回で、アデルの「Set The Fire To The Rain」のライヴ・バージョンが2013年第55回で受賞しているという、ライヴ・バージョンが有利な部門(ってどんなんやw)。なので、彼女の新人賞もれも踏まえて対抗○。そしてこちらも場合によってはアルバム部門ノミネートもあり得たベックの『Colors』に穴×を付けておきます。



2.最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門

  Fall In Line - Christina Aguilera Featuring Demi Lovato
  Don't Go Breaking My Heart - Backstreet Boys
× 'S Wonderful - Tony Bennett & Diana Krall
◎ Shallow - Lady Gaga & Bradley Cooper
  Girls Like You - Maroon 5 Featuring Cardi B
  Say Something - Justin Timberlake Featuring Chris Stapleton
○ The Middle - Zedd, Maren Morris & Grey

Christina Aguilera Fall In LineBSB Dont Go BreakingTony Bennett Diana KrallGaga Cooper ShallowMaroon 5 Cardi B Girls Like YouJustin Timberlake C Stapleton Say SomethingZedd Maren Morris The Middle

さて、主要4部門のノミネーション多様化のあおりなのか、この部門は今年多めの7作ノミネート。5部門でノミネートが収まらなかったのは、1997年第39回の6作ノミネート以来、7作ノミネーションは史上初となります。内容的にみると「わざわざ7作にする必要があったのか?」と思う、アギレラバックストリート・ボーイズなんかもありますが、ここでやはり本命◎視せざるを得ないのはガガ+クーパーの「Shallow」なんでしょうなあ。ここ数年は強い作品は、主要賞とジャンル賞の両方を持って行ってしまう、というのがやや傾向なので、ここも「Shallow」が行ってしまうのではないかと。それを阻止する可能性があるのは、やはりROYSOYにノミネートのゼッド/マレン・モリス/グレイの3アーティストによる「The Middle」。主要賞でもそうなんですが、「Shallow」がいなかったらその楽曲のキャッチーさとマレン嬢の歌唱力の力強さで、軽々グラミーを持っていく力のある作品だと思うのですが、今回は相手が悪い。というので対抗○。穴×はなぜかこのポップ部門に登場したトニー・ベネット御大。後述するトラディショナル部門ではぶっちぎりの本命の彼とダイアナ・クラールのこの曲、ちょっと不気味なので穴をつけときます。




3.最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム部門

× The Emancipation Procrastination - Christian Scott aTunde Adjuah
◎ Steve Gadd Band - Steve Gadd Band
  Modern Love - Julian Lage
○ Laid Black - Marcus Miller
  Protocol 4 - Simon Phillips

Christian Scott Emancipation ProcrastinationSteve Gadd BandJulian Lage Modern LoveMarcus Miller Laid BlackSimon Phillips Protocol 4

すいません、正直言って最初のクリスチャン・スコット、知りません(汗)。ニューオーリンズ出身の若手ジャズ・トランペッターらしく、バイオを読むとなかなかバークリー出身の新進気鋭のジャズ・ミュージシャンという、何年か前にいきなり出てきて新人賞を取ったエスペランザ・スポールディングスとよく似た感じなので、何となく穴×を付けてみました。音をちょっと聴いてみると意外とオーセンティックなスタイルのプレイヤーのようです。

で、本命◎ですが、これはよく知ってるというだけでスティーヴ・ガッド・バンド(笑)ジミー・ジョンソンマイケル・ランドーといったどちらかというとロック系のギタリスト達をフィーチャーした、やや硬派なフュージョン、といった感じのアルバム。そして対抗○は、これもよく知ってるということと、年末年始を日本で過ごす模様のマーカス・ミラー(笑)ブルーノート移籍第1弾となるこのアルバムは、ルーサーの相棒だったあのマーカスではなく、ジャズ・ミュージシャン・マーカスといった感じでよりファンキーなグルーヴを聴かせる新境地のアルバムのようです。



4.最優秀ポップ・ボーカル・アルバム部門

× Camila - Camila Cabello
  Meaning Of Life - Kelly Clarkson
○ Sweetener - Ariana Grande
  Shawn Mendes - Shawn Mendes
  Beautiful Trauma - Pink
◎ Reputation - Taylor Swift

Camila Cabello CamilaKelly Clarkson Meaning of LifeAriana Grande SweetenerShawn Mendes AlbumPink Beautiful TraumaTaylor Swift Reputation

そしてこのポップ・ボーカル・アルバム部門。今回テイラーはこの部門だけのノミネートという異例な状態なので、まあ順当ならテイラーが本命◎ということになります。対抗○としては、こちらも今回グラミー主要部門から漏れてしまっているアリアナの大ヒットアルバムに。そして穴×はこちらも新人賞部門もれのカミラ・カベロ、と何だかこの部門、主要部門に漏れた残念賞部門みたいになってしまいました(笑)。その主要部門のSOYにノミネートの黒一点、ショーン・メンデスくんもいるのですが、この顔ぶれの中ではいかにも陰が薄い...



5.最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム部門

◎ Love Is Here To Stay - Tony Bennett & Diana Krall
○ My Way - Willie Nelson
× Nat "King" Cole & Me - Gregory Porter
  Standards (Deluxe) - Seal
  The Music...The Mem'ries...The Magic! - Barbra Streisand

Tony Bennett Diana KrallWillie Nelson My WayGregory Porter Nat King Cole and MeSeal StandardsBarbra Streisand The Music

何と言ってもこの部門では過去16回のノミネートで14勝2敗と圧倒的な強さを誇っているトニー・ベネット御大。その2敗を食らったマイケル・ブブレは今回ノミネートされていないとなると、もうこれ、自動的に本命◎。ましてやダイアナ・クラールとの取り合わせですから取りあえず無敵ですね。対抗○は迷うところですが、昨年第59回でディランや今回ノミネートのバーブラを押さえて見事受賞のウィリー・ネルソン御大のシナトラ・トリビュート・アルバムに。そして同じトリビュート・アルバムということで、若き重鎮ジャズ・シンガー、グレゴリー・ポーターによるナット・キング・コールのトリビュート作に穴×を付けておきましょう。


さていよいよ明日は元旦。皆さんもいいお正月をお迎え下さい。この続きは新年に。
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