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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年始恒例企画 #3】恒例!第61回グラミー賞大予想 #2 〜ダンス&ロック部門〜

皆様明けましておめでとうございます。もう三が日が過ぎてお屠蘇気分もどこへやら、今日から仕事という方も多いでしょうねえ。さあ、今週のうちにとっととグラミー予想少しでも進めたいと思います。ということで次はダンス部門とロック部門です。


6.最優秀ダンス・レコーディング部門

  Northern Soul - Above & Beyond Featuring Richard Bedford
× Ultimatum - Disclosure Featuring Fatoumata Diawara
○ Losing It - Fisher
◎ Electricity - Silk City & Dua Lipa Featuring Diplo & Mark Ronson
  Ghost Voices - Virtual Self

Above Beyond Northern SoulDisclosure UltimatumFisher Losing ItSilk City Dua Lipa ElectricityGhost Voices Virtual Self

今年のこの部門、去年見事に受賞したLCDサウンドシステムとか、この部門ここ10年ほど常連のスクリレックスケミカルズといった大御所アーティストたちは陰を潜め、若手のDJユニットやリミキサーたちの作品がノミネート。そして次の最優秀ダンス・アルバム部門のノミネートと一つも被ってない、と今年はこのジャンルの若手アーティスト・オンパレードの感のあるノミネーションになっています。

その中でこの部門一際光るのは、この中では実は一番大御所のシルク・シティ。実はこれ、「Uptown Funk」やエイミー・ワインハウスのプロデュースで今やつとに有名なマーク・ロンソンと、これまでもメイジャー・レイザージャックÜスクリレックスとのコラボ)といったワンタイム・ユニット名で数々のダンスヒットを放ってきたDJデュプロのデュオ・チームの名前です。そこに今年最優秀新人部門ノミネートのデュア・リパがフィーチャーされたこの「Electricity」、2003年のアメリカ東北部の大停電(この時自分はNYに住んでたんですが旅行中で帰ったら冷蔵庫の中が酷いことになっててビックリしました)をモチーフにして、デュア・リパ嬢が踊りまくるPVがなかなかいい感じのパワー・ダンス・トラック。全英では最高位4位、全米でもダンス・クラブ・チャートで1位をマークした、まあガチガチ本命◎臭いナンバーです(笑)。

これに対抗○なのは、オーストラリア出身のハウス系のプロデューサーのフィッシャーことポール・ニコラス・フィッシャーの「Losing It」。フィッシャーのアルバムは2018年の各音楽誌でもなかなか評価が高く、各誌の年間ベストアルバムリストにもちらほら顔を出します。「Losing It」は90年代後半のビッグ・サウンドなハウス・トラックを彷彿とさせるなかなかなクラブ・チューンです。そして穴×にはこの部門では過去に2015年第57回でノミネート経験のあるハワードガイローレンス兄弟ユニット、ディスクロージャーがアフリカはマリ出身の女性歌手、ファトウマタ・ディアワーラをフィーチャーした「Ultimatum」に。



7.最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム部門

◎ Singularity - Jon Hopkins
  Woman Worldwide - Justice
× Treehouse - Sofi Tukker
  Oil Of Every Pearl's Un-Insides - SOPHIE
○ Lune Rouge - TOKiMONSTA

Jon Hopkins SingularityJustice Woman WorldwideSofi Tukker TreehouseSophie Oil Of Every PearlTokimonsta Lune Rouge

この部門もフレッシュな顔ぶれがずらりと並びました。この中で自分が注目したいのは、イギリス出身の中堅エレクトロ・ミュージック・メイカーのジョン・ホプキンスの『Singularity』。過去にはブライアン・イーノコールドプレイのアルバムに参加したこともあるという、90年代後半に流行ったドラムン・ベースっぽいリズムに浮遊感たっぷりの音像系トラックでビートを作り出す、と思えば広大な自然を映像に想起させるようなアンビエント系のトラックを聴かせる、といった感じのスタイルのようです。このアルバムも各音楽誌で評価が高く、ピッチフォーク誌の年間リストでは16位に入っていて、NME(ニューミュージカルエクスプレス)誌のレビューでは100点を取ったというバズりぶり。なんで、これを本命◎に。

対抗○には、LA在住のコリアン・アメリカンの女性DJ、トキモンスタことジェニファー・リーの『Lune Rouge』へ。K-Popの世界がサウンド的にはUSの最新の音像系浮遊感たっぷり系のサウンドとヒップホップ・テイストをかなり取り入れて昨年はUSチャートにもかなり進出したのはご存知の通りですが、アンダーソン・パークらとのコラボもやっている彼女のサウンドもその当たりのスタイルを意識しながら、微妙に彼女の出自を思わせるようなエキゾチックなテイストを感じさせるサウンドを聴かせます(「ビビンパ」って曲はエレクトロニックなR&Bテイストの民族音楽ベースの楽曲って感じでなかなかクールです)。で、穴×は、一昨年の2017年第59回のダンス/レコーディング部門でもノミネートされたNYベースのデュオ、ソフィ・タッカーに。



8.最優秀ロック・パフォーマンス部門

○ Four Out Of Five - Arctic Monkeys
× When Bad Does Good - Chris Cornell
  Made An America - The Fever 333
◎ Highway Tune - Greta Van Fleet
  Uncomfortable - Halestorm


Arctic Monkeys Four Out Of FIveChris Cornell When Bad Does GoddFever 333 Made An AmericaGreta Van Fleet Highway TuneHalestorm Uncomfortable

さてさて歴史的に毎年必ず1曲は2曲「うーんこれ、ロック部門?」っていうノミネートがあるこの部門ですが、ことしはがっちりとしたロック本道のノミニーが揃いました。その中でもやっぱり光ってるのは、去年そのツェッペリンを彷彿とさせるパフォーマンス・スタイルで、当のジミー・ペイジロバート・プラントが絶賛したという、ミシガン州出身のキズカ3兄弟+従兄弟のダニー・ワグナーの4人組、グレタ・ファン・フリート。去年サマソニにブッキングされながら来日ドタキャン、今月その仕切り直しで初来日を果たすこのグループ、取りあえずYouTubeとかで聴いて下さい、クラシック・ロックのファンなら絶対ぶっ飛ぶから。今回グラミー賞最優秀新人賞部門にも見事ノミネートされた彼ら、ここでノミネートされた彼らのデビューシングルでもある「Highway Tune」でのボーカルのジョッシュ君(ギターのジェイク君と双子w)のパフォーマンスは殆どロバプラが憑いているといってもいいくらい。間違いなく僕的には本命◎です。ひさびさの王道ロック、場外満塁ホームラン!という感じです。もちろん僕は来日公演、見に行きますよ。

そしてこの部門では過去2回ノミネート経験のあるUKのアークティック・モンキーズ。90年代後半から2000年代にかけてのストレートなロック・スタイルに比べて、昨年リリースの新作『Tranquility Base Hotel + Casino』は何だかラウンジ・ミュージックになっちゃったような「大人の」サウンドになって、従来のストレートなロックスタイルのファンを戸惑わせたものですが、今回このアルバムの各音楽誌の評価は「Q」誌年間1位、「Mojo」「NME」誌年間2位と極めて高いのです(ちなみにロッキングオン誌では年間7位w、ミュージック・マガジン誌ではイギリス部門堂々年間1位でした)。この独特のクールなスタイルを聴かせる「Four Out Of Five」もどこかボウイを思わせるロックのダンディズムを表現してますね~ということで対抗○。穴×は一昨年秋に自殺?で他界したクリス・コーネルが去年に続いて今年もノミネートされてるのでこちらに進呈。ところでどうでもいいけど、久しぶりに出てきたラップコア・バンド、フィーヴァー333まるであのリンプ・ビズキットを彷彿させてPV見てて凄く懐かしくなりました。ご興味ある方、YouTubeでどうぞ(^^)


9.最優秀メタル・パフォーマンス部門

  Condemned To The Gallows - Between The Buried And Me

× Honeycomb - Deafheaven
◎ Electric Messiah - High On Fire
  Betrayer - Trivium
○ On My Teeth - Underoath


Between The Buried and MeDeafheaven.jpgHigh On FireTriuvium.jpgUnderoath On My Teeth

さあ今年もやって参りましたさっぱりわからん部門(笑)。そしてまた今年のノミニーは全て初ノミネートというから余計わからん。順番にいくと、「埋葬者と僕の間」っていういかにもおどろおどろしいグループ名のBTBAMはノース・キャロライナ出身の5人組、デフヘヴンはサンフランシスコをベースにした5人組、ハイ・オン・ファイヤはオークランド出身のスリーピース・バンド、トリヴィアムはフロリダはオーランド出身の4人組、そしてアンダーオースはフロリダはタンパ出身の6人組、と今回はオールアメリカンでノミニーが占められてます

はっきり言って気分での予想ですが、本命◎はハイ・オン・ファイヤ、対抗○はアンダーオース、そして穴×はデフヘヴンにしました。全く根拠はないです(笑)。強いて言えば、ハイ・オン・ファイヤのこの曲、ブラック・サバス以来の伝統的なスタイルを忠実になぞってる感じだった(ジャケは思いっきり趣味悪いですがw)のと、アンダーオースはちょっとエレクトロ入ってるあたりが「あ、ちょっと工夫してるやん」った感じだったくらい。デフヘヴンは...聴いてるだけで疲れました(笑)



10.最優秀ロック・ソング部門(作者に与えられる賞)

◎ Black Smoke Rising - Greta Van Fleet (Jacob Thomas Kiszka, Joshua Michael Kiszka, Samule Francis Kiszka & Daniel Robert Wagner)
○ Jumpsuit - twenty one pilot (Tyler Joseph)
  Mantra - Bring Me The Horizon (Jordan Fish, Matthew Kean, Lee Malia, Matthew Nicholls & Olivia Sykes)
× Masseduction - St. Vincent (Jack Antonoff & Annie Clark)
  Rats - Ghost (Tom Delgety & A Ghoul Writer)


Greta Van Fleet Black Smoke RisingTwenty One Pilots JumpsuitBring Me The Horizon MantraSt Vincent MasseducitonGhost Rats

うーん今回のロック部門のノミネーションはようわからんなあ。この最大の部門のノミニー5組中、他のロック部門にノミネートされてるのがグレタ・ヴァン・フリートだけで、他の4組はここで忽然と登場しているという不可解さ。これだったら本命◎は、主要4賞にもノミネートされてるグレタ・ヴァン・フリートしかないやん!というのが人情というもの。

それでも敢えて対抗○を選ぶと、一昨年大ブレイクしてこの部門にも第59回に「Heathens」がノミネートされてたトウェンティ・ワン・パイロッツかなあ。そして穴×は個人的にも一昨年の年間アルバムトップ20のリストに入れてた、セント・ヴィンセントことアニー・クラーク嬢の「Masseduction」に。このアルバム、あまりスポットが当てられてないけど、かなりの出来だと思うんだけど。



11.最優秀ロック・アルバム部門

○ Rainier Fog - Alice In Chains
  M A N I A - Fall Out Boy
  Prequelle - Ghost
◎ From The Fires - Greta Van Fleet
× Pacific Daydream - Weezer


Alice In Chains Rainier FogFall Out Boy ManiaGhost PrequelleGreta Van Fleet From The FiresWeezer Pacific Daydream

それにしても、ロック・ソング部門にもノミネートされてたこのゴーストってバンド、何でこんなに評価高いのかな?スウェーデンのメタルバンドで、メンバーの殆どが同じコスチュームでプロセティック・マスクで顔を隠して身分を明らかにしてないっていうバンドらしいんだけど。ま、どうでもいいや。

さて、自分の今回のロック部門の予想は「グレタ・ヴァン・フリート、ノミネート部門総取り」というもの。だって、他のノミニーと比べても「来てる感」のレベルが全く違うんですもんね。なのでここでも、「Highway Tune」を含む彼らの2枚目のEP『From The Fire』が本命◎です。

対抗は今や90年代のグランジ・ブームから活躍してるメジャーなバンドの中で唯一活動を続けるアリス・イン・チェインズの新作『Rainier Fog』に。やっぱり一昨年のクリス・コーネルの死はシアトル・エリアのロック・アーティストの間にはいろんな影響があったんだろうなあ、と思わせる彼らの新作でしたね。

で、穴×はマイペースで日本人の嫁さんと一緒に日本在住で音楽活動に勤しむリヴァース・クオモ率いるウィーザーのアルバム。日本語のアルバムとかも出してて真面目なんだか不真面目なんだか判らんリヴァースですが、このアルバム、僕も買いましたが結構良かったですよ(^^)



12.最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム部門

× Tranquility Bass Hotel + Casino - Arctic Monkeys
◎ Colors - Beck
  Utopia - Björk
  American Utopia - David Byrne
○ Masseduction - St. Vincent


Arctic Monkeys Tranquility Base hotel Beck ColorsBjork UtopiaDavid Byrne American UtopiaSt Vincent Masseduction

今年も去年に続いてこのオルタナ部門のノミネート作品はいずれも劣らぬ好盤が並んでて予想は結構難しい。でも、ここは今回主要部門でパスされているけども、4年前の第57回では最優秀アルバム賞部門で、ビヨンセ、エド・シーラン、サム・スミスという強豪を押さえて見事『Morning Phase』で受賞したことでグラミー・ダーリンだということが判ったベックに本命◎を。対抗○は、その同じ第57回でこの部門を受賞していて、今回のアルバムも先ほどコメントしたとおり、なかなか素晴らしい出来だと思うセント・ヴィンセントの『Masseduction』。そして穴×は今回の作品で新境地を確立したアークティック・モンキーズに。



さて第2弾予想ブログ、いかがでしたか。来週からはいよいよ新年始動ということで残りの予想も引き続きアップしますのでお楽しみに。
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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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