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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年末恒例企画 #3】恒例!第61回グラミー賞大予想 #3 ~R&B部門~

松の内ももう遙か昔という感じですが、この週末は三連休ということで何とかこの予想ブログもぐっと進捗させたいと思っています。前回も告知しましたが、三連休明けの16日(水)には吉岡正晴さんの「ソウル・サーチン・ラウンジ」でのグラミー賞大予想トーク&DJイベントが待っていますので、それまでに何とか目処が付きますように。さ、予想第三弾はR&B部門です。


13.最優秀R&Bパフォーマンス部門

  Long As I Live Toni Braxton

◎ Summer The Carters
○ Y O Y Lalah Hathaway
× Best Part H.E.R. Featuring Daniel Caesar
  First Begun (Unplugged) PJ Morton


Toni Braxton Long As I LiveThe CartersLalah Hathaway YOYHER Best PartPJ Morton First Begun

昨年は「この部門はアフリカン・アメリカンが絡まない作品が受賞したことが一回もないので、ブルーノは強そうだけどSZA」という予想したところ、まんまとブルーノがかっさらっていってしまうという事態に。今年は5組とも王道のアフリカン・アメリカン・アーティストが勢揃いなのでそういうことで悩まなくてよさそうです(苦笑)。今年はいずれも結構強力な面子が揃っていて、過去90年代後半~2000年代の全盛期にこの部門3度受賞のトニ・ブラクストン、ジェイZビヨンセの夫婦デュオのザ・カーターズ,この部門でも2014年第56回にスナーキー・パピーとのコラボで受賞し、次のトラディショナルR&B部門では第58回59回と2年連続受賞して貫禄のレイラ・ハサウェイ、主要賞にもノミネートされていて今回のグラミーの台風の目の一つと目されるH.E.R.、そしてマルーン5のキーボード奏者で昨年今年とアルバム『Gumbo』と『Gumbo Unplugged (Live)』がR&Bアルバム部門ノミネートのPJモートンと豪華な顔ぶれ。
で本命◎ですが、レイラH.E.R.もかなり強そうなれど、グラミーでは頻繁にノミネートされて、主要賞では無冠ながらこのジャンル部門では過去に数々の受賞、このコンビでの「Drunk In Love」でこの部門2015年第57回に受賞しているザ・カーターズが順当かと。そして近年での受賞実績がピカイチのレイラが対抗○、H.E.R.+ダニエル・シーザーのフレッシュなデュエットに穴×を付けておきましょうか。実はこの「Best Part」って曲、この3曲の中では一番楽曲としては素晴らしいなあ、と個人的には思うんですダニエル・シーザーもいいパフォーマンスしてるし。なのでこの曲が取っちゃっても僕は何も文句いいません、うん。



14.最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス部門

○ Bet Aint Worth The Hand Leon Bridges
◎ Dont Fall Apart On Me Tonight Bettye LaVette
  Honest MAJOR.
× How Deep Is Your Love PJ Morton Featuring Yebba
 Made For Love Charlie Wilson Featuring Lalah Hathaway


Leon Bridges Bet Aint Worth The HandBettye LaVetteMajor HonestPJ Morton How Deep Is Your LoveCharlie Wilson

おっとこの部門には自分の個人的2018年ベストアルバムトップ10に入れたアーティストが2組も。そのリオン・ブリッジズGood Thing』もベティ・ラヴェットThings Have Changed』もかなり素晴らしいアルバムなんですが、72歳の円熟した表現力とパワフルな歌唱力と迫力でディランのナンバーをぶちかますベティ・ラヴェットの存在はやはりかなり圧倒的なものがあります。従ってここはこの遅咲きの大ベテランに敬意を表して彼女がディランの1983年のアルバム『Infidels』収録のナンバーのカバー曲に本命◎を付けたいですね。ベティのこのアルバム、最優秀アメリカーナ・アルバム部門でもノミネートされていて、どちらかでは必ず受賞する気がします
従って対抗○は、今回ややコンテンポラリーな要素も加味してぐっと広がりのあるアルバムになったリオン・ブリッジズの2作目からの「Bet Aint Worth The Hand」に。
残る穴×は、テキサス出身のソウルシンガー、MAJOR.ことメイジャー・R・ジョンソン・フィンリーも、チャーリー父さんレイラのデュエットも大いに気になるところではありますが、ここはR&Bアルバム部門に2年連続ノミネートのPJモートンの素敵なビージーズ・ナンバーのカバー曲に進呈します。



15.最優秀R&Bソング部門(作者に与えられる賞)

◎ Bood Up Ella Mai (Larrance Dopson, Joelle James, Ella Mai & Dijon McFarlane)

  Come Through And Chill Miguel Featuring J. Cole & Salaam Remi (Jermaine Cole, Miguel Pimentel & Salaam Remi)
× Feels Like Summer Childish Gambino (Donald Glover & Ludwig Goransson)
○ Focus H.E.R. (Darhyl Camper Jr., H.E.R. & Justin Love)
  Long As I Live Toni Braxton (Paul Boutin, Toni Braxton & Antonio Dixon)

Ella Mai Bood Up Miguel.jpeg Childish Gambino Feels Like Summer HER Focus Toni Braxton Long As I Live 

いやー、ここはアガる部門!というのも何と言ってもSOY部門にもノミネートで、自分的にもイチオシのエラ・メイちゃんの「Boo'd Up」がいるから。やっぱり何と言ってもこの曲、ソウルR&B好きに取っては2018年を代表する曲だからね。いろんなところで言われているけど、90年代のR&Bルネッサンス時代の楽曲スタイルの意匠をベースに正に正統派のスタイルで攻めてくるこの曲、R&Bソング・チャートでも去年トータル13週間1位を確保、あのブルーノ・マーズカーディBのキラー・チューン「Finesse」の12週を上回る名実ともに昨年のR&Bシーンを代表する曲。なのでここは文句なしの本命◎でしょう。
難しいのは対抗○なんだけど、ここはやはりこちらも主要部門の最優秀アルバム部門にノミネートのH.E.R.のこちらも70年代以来脈々とつながっているR&Bシンガーソングライター達の系譜をしっかり受け継いでいる素晴らしい楽曲「Focus」で決まりですね。本来であればミゲルJ.コールサラーム・レミと組んだ「Come Through And Chill」なんてかなり凄いR&Bイベントなんだけど、それをサラリと上回ってしまうH.E.R.の楽曲とパフォーマンスも素晴らしいです。

穴×は本来であれば昨年同様こいつもグラミーの台風の目になってしかるべきなチャイルディッシュ・ガンビーノの「Feels Like Summer」で。




16.最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム部門

◎ Everything Is Love - The Carters
  The Kids Are Alright - Chloe X Halle
  Chris Dave And The Drumhedz - Chris Dave And The Drumhedz
× War & Leisure - Miguel
○ Ventriloquism - Meshell Ndegeocello


The CartersChloe Halle The Kids Are AlrightChris Dave and The DrumhedzMiguel.jpegMeshell Ndegeocello Ventriloquism

さあ昨年この部門は、カリードやらチャイルディッシュ・ガンビーノやらSZAやら、時のアーティスト達が満載の中、何だか昔に比べると気が抜けたような作品をここのところ出してるウィークンドが何故か取ってしまって「あれえ?」って感じだったんですが、今年はどうか。実は個人的に一番取って欲しいのは、カマシサンダーキャット同様、LAのジャズシーンの最先端で活躍してるクリス・デイヴの初リーダー作。でもちょっとこのメンツの中では地味だと思うので印は付けてません。
一方予想的に本命◎を付けたのは、やはりグラミー・ダーリンのビヨンセ+ジェイZ夫妻のユニット、ザ・カーターズですかねえ。このアルバムは各音楽誌でもそこそこ評判は悪くないようですが、正直このアルバム、メインのアルバム部門でもノミネートされるのではと個人的には思っていたので、ここではさすがに取るでしょう、ということで本命。
対抗○は、それに劣らず各音楽誌での評価が圧倒的に高い、ミシェル・ンデゲオチェロの意欲的なカバーアルバムに。いやいやプリンスやらジョージ・クリントンやらTLCやらシャーデーやらリサリサやら、そのカバー曲の選曲センスにノックアウトされただけでなく、そのパフォーマンスも素晴らしいこのアルバムザ・カーターズを押さえてこの部門取っても全くおかしくない、そんな力作ですねえ。
そして穴×は、世が世ならこの部門で楽々受賞してもおかしくない、ミゲル君の素敵なアルバムに。


17.最優秀R&Bアルバム部門

  Sex & Cigarettes - Toni Braxton
○ Good Thing - Leon Bridges
× Honestly - Lalah Hathaway
◎ H.E.R. - H.E.R.
  Gumbo Unplugged (Live) - PJ Morton


Toni Braxton Sex CigarettesLeon Bridges Good ThingLalah Hathaway HonestlyHER.jpgPJ Morton Gumbo Unplugged

2018年はここ近年では一番ブラック・ミュージックを聴いた量が多かったなあ、というのが個人的な実感で。自分の年間ナンバーワンアルバムは白人のトム・ミッシュだけどあれも完璧ブルーアイドだしね。で、この部門のノミニーを見ると、トニブラ以外のアルバムは全部買ってて、どれも好きなアルバムばっかり(^^)
昨年は他のR&B部門も含めてブルーノ・マーズに席巻されてしまったのだけど、今年はブラック本来のアーティストの復権みたいな感じでちょっと嬉しい。その中でやはり本命◎は今年のグラミーの台風の目の一つになるだろうH.E.R.のアルバムかな。このアルバムはもともとそれまでにEPでリリースされていた2枚のアルバムを正規版のアルバムとしてまとめた、ということなんで楽曲の粒揃い度が半端ないです
そしてそれにも増して劣らないのがリオン・ブリッジズのアルバム。これが対抗○です。自分のブログ「新旧お宝アルバム!」でも取り上げたこのアルバム、とにかくサム・クックオーティスのイメージに軒を借りていたファーストに比べると、地に足がついたアルバム作りで、楽曲の幅もクラシックなものから今時のR&Bのスタイルを意識したものまで幅広いし、リオンのパフォーマンスもとってもソリッド。もともと歌が巧い人なのでアルバムのコンセプトと楽曲が良ければ文句なし。穴×はR&B分野全般での実績ではいうことのないレイラ姐さんの今回はちょっと今風のR&Bにも色目を使った「Honestly」に進呈しておきましょう。



さてさて、この三連休中にこの予想ブログ、ぐいぐいと進めて行きたいと思ってますので乞うご期待。では!

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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