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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年始恒例企画 #3】恒例!第61回グラミー賞大予想 #5 ~カントリー部門~

この間の水曜日、1/16はこれで3年目になる新宿カブキラウンジでの吉岡正晴さんとの「ソウル・サーチン・ラウンジ」でのグラミー賞大予想トーク&DJイベントが華々しく開催されました(笑)。今回はいつもの予想トークに加えて、できるだけ多く曲をかけよう、と吉岡さんと事前打ち合わせしてた通り、前半13曲、後半13曲、間違ってかかったグレタ・ヴァン・フリートの「A Change Is Gonna Come」も含めて計27曲がかかるというこれまでにない快挙(笑)でした。やや音声のトラブルがあって残念なところもありましたが、集まった皆さんにはお楽しみ頂けたのではないかと思います。さてどれだけ予想が当たるのか?それは2/11のお楽しみということで。

では予想どんどん行きます。次はカントリー部門。


22.最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス部門

× Wouldn't It Be Great? - Loretta Lynn
  Mona Lisa And Mad Hatters - Maren Morris
◎ Butterflies - Kacey Musgraves
○ Millionaire - Chris Stapleton
  Parallel Lines - Keith Urban

Loretta Lynn Wouldnt It Be GreatMaren Morris Mona LisaKacey Musgraves ButterfliesChris Stapleton MillionaireKeith Urban Parallel Lines

毎度毎度のことですが、この部門に一定の影響があると思われる前年秋発表のCMA(全米カントリーミュージック協会)アウォード、昨年も触れたことですがここのところ年々その相関関係が薄くなってきています。そのため指標としては最近は参考程度にしかならないですが、一応その内容をおさらいしておきます。第52回CMAアウォードの結果は下記の通りです。

最優秀エンターテイナー:Keith Urban(2005年以来2回目の受賞)

最優秀男性ボーカリスト:Chris Stapleton(4年連続受賞)
*最優秀女性ボーカリスト:Carrie Underwood(2016年以来5回目の受賞)
*最優秀新人賞:Luke Combs
*最優秀ソング:"Broken Halos" by Chris Stapleton
*最優秀アルバム:"Golden Hour" by Kacey Musgraves

カントリー界でのクリス・ステイプルトンの強さは相変わらずですが、今回の目玉は何と言っても今回最優秀アルバム初受賞となったケイシー・マスグレイヴス。ファーストアルバム『Same Trailer, Different Park』(2013)からの曲「Follow Your Arrow」で2014年第48回CMAで最優秀ソングを受賞して以来のCMA受賞となります。自分のブログでも書きましたが今回の彼女のアルバムの楽曲完成度のレベルは半端無く、事実グラミー賞でも堂々最優秀アルバム部門にノミネートされているほど。今年のグラミーの少なくともカントリー部門はケイシーとクリスを中心に回るだろう、というのが自分の見立てです

それを踏まえてノミネーションを見ると、正にそのケイシーの「Butterflies」とクリスの「Millionaire」が燦然と光っている状態。生憎クリスCMA受賞となった最優秀ソング受賞曲「Broken Halos」は去年のグラミーのカントリー最優秀ソングを既に受賞ずみなので、ここはケイシーが本命◎、クリスが対抗○としておきます。

そして穴×ですが、同じくCMAをベースに考えると、最優秀エンターテイナーのキース・アーバン、と行きたいところですが、ここは御年86歳にして何と41枚目の新作Wouldn't It Be Great』をリリースした大御所、ロレッタ・リンが、自らの1985年のアルバム『Just A Woman』収録曲のセルフ・カバーのタイトル・ナンバーに。一つ気になるのは、今年「The Middle」のボーカルで主要部門にノミネートされているマレン・モリスサー・エルトンのトリビュート・アルバムに提供した「Mona Lisa And Mad Hatters」がノミネートされていること。今年のマレンはなかなかグラミーでの存在感をぐっと上げてますね


23.最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス部門

  Shoot Me Straight - Brothers Osborne
× Tequila - Dan + Shay
  When Someone Stops Loving You - Little Big Town
○ Dear Hate - Maren Morris Featuring Vince Gill
◎ Meant To Be - Bebe Rexha & Florida Geogia Line

Brothers Osborne Shoot Me StraightDan _ Shay TequilaLittle Big Town When SomeoneMaren Morris Dear HateBebe Rexha FGL Meant To Be

そのCMAの賞の中で「Musical Event Of The Year」、つまりその年話題になったアーティストの共演による楽曲に与えられる賞なのですが、今年のグラミーのこの部門には、そのCMAの「Musical Event Of The Year」にノミネートされた2曲が燦然と輝いてます。

一つは2018年を代表するポップ・クロスオーバー・ヒットともなり、Hot 100でも最高位2位で年間チャートでも堂々3位、カントリー・ソング・チャートでは昨年のサム・ハントBody Like A Back Road」の34週という記録を抜いて何と50週連続1位というお化けヒットとなった「Meant To Be」グラミー新人賞部門にもノミネートの若手女性エレクトロ・ポップ・シンガーのビービー・レクサと、ジャンル越えのコラボはお手の物、過去にもネリーバックストリート・ボーイズとかとも共演経験のあるカントリー・デュオのフロリダ・ジョージア・ラインの共演です。そしてもう一つは、こちらはROYにもノミネートされているポップヒット「The Middle」でキャッチーなエレクトロ・ポップナンバーでのボーカルを聴かせているマレン・モリスが大御所ヴィンス・ギル(最近ではイーグルスに加入してますが)とのデュエットで、2017年10月ラス・ヴェガスでのカントリー・ミュージック・フェアの観客を狙った銃乱射事件のことを歌った「Dear Hate」。ちなみに当のCMAではこのどちらも受賞していません(笑)。

この2曲を見比べてしまうと、もちろん「Dear Hate」も話題を集めた楽曲ではあるのですが、何と言っても50週連続1位の「Meant To Be」にはかなわんだろう、ということでこちらが本命◎。「Dear Hate」は対抗○にしておきます。

穴×は去年この部門、テイラー・スウィフト作の曲で獲得したリトル・ビッグ・タウン、ではなくて、2018年ポップ・チャートでも大きく「Tequila」のヒット(最高位21位)でクロスオーバー・ブレイクした、ダン・スマイヤーズシェイ・ムーニーのデュオ、ダン+シェイに。


24.最優秀カントリー・ソング部門(作者に与えられる賞)

  Break Up In The End - Cole Swindell (Jessie Jo Dillon, Chase McGill & Jon Nite)
○ Dear Hate - Maren Morris Featuring Vince Gill (Tom Douglas, David Hodges & Maren Morris)
  I Lived It - Blake Shelton (Rhett Atkins, Ross Copperman, Ashley Gorley & Ben Hayslip)
◎ Space Cowboy - Kacey Musgraves (Luke Laird, Shane McAnally & Kacey Musgraves)
× Tequila - Dan + Shay (Nicolle Galyon, Jordan Reynolds & Dan Smyers)
  When Someone Stops Loving You - Little Big Town (Hillary Lindsey, Chase McGill & Lori McKenna)

Cole Swindell Break Up In The EndMaren Morris Dear HateBlake Shelton I Lived ItKacey Musgraves Space CowboyDan _ Shay TequilaLittle Big Town When Someone

2018年のCMAの最優秀ソング部門は、対象期間の違いから去年グラミーのこの部門を受賞したクリス・ステイプルトンの「Broken Halos」なので、今年のこの部門はCMAは関係なさそう。ノミネート曲でもダブっているのはダン+シェイの「Tequila」のみとなっています。そしてこの部門でも光っているのは、ケイシーとマレン・モリス+ヴィンス・ギルの「Dear Hate」。しかし今回カントリー部門は何だかんだ言って、ケイシー祭りという風に見ているので、ここはケイシーの「Space Cowboy」を本命◎に推します。自分から離れていこうとする彼氏に対して「カウボーイくん、自分のスペースを持ってていいのよ/わたしはあなたを柵で囲ったりしない/あなたの自慢の名馬に乗って行きなさい/またそのうち会うでしょう/私は自分の場所を知ってるし、そこにはあなたはいないの」と訣別の言葉をかける、という曲です。タイトルが言葉遊びになってて、軽やかなメロディも相まってケイシーの魅力が引き立っているそんな楽曲

そして対抗○はここでもマレン・モリス+ヴィンス・ギルの「Dear Hate」に。「拝啓 憎悪の権化さん/あなたはセルマの黒人公民権大行進の時はニヤニヤしてた/ダラスでは弾丸が命中してジャッキーが叫んだ時/あなたはあのツインタワーを空から引きずり下ろした/でも悪いわね、最後は愛が勝つのよ」というストレートな歌詞がシンプルなアコギの弾き語りに乗せて切々と歌われるこの曲は、アメリカの多くのファン達の心には結構響くと思うので、この曲が受賞する可能性も結構あると思ってます

穴×はここで唯一CMAのノミネーションと重なったダン+シェイの「Tequila」に付けておきます。


25.最優秀カントリー・アルバム部門

× Unapologetically - Kelsea Ballerini
  Port Saint Joe - Brothers Osborne
  Girl Going Nowhere - Ashley McBryde
◎ Golden Hour - Kacey Musgraves
○ From A Room: Volume 2 - Chris Stapleton

Kelsea Ballerini UnapologeticallyBrothers Osborne Port Saint JoeAshley Mcbryde Girl Going NowhereKacey Musgraves Golden HourChris Stapleton From A Room Vol 2

と、ここまでカントリー部門をカバーしてきましたが、一つ納得が行かないのは、主要部門の新人賞部門でカントリー界からノミネートされているルーク・コムズとマーゴ・プライスがこの部門では影も形もないこと。特にマーゴについてはあのホワイト・ストライプスジャック・ホワイトの肝いりで彼のレーベル、Third Manからデビュー、2018年リリースされたセカンドアルバム『All American Made』は音楽誌、特にロック系のメディアからも評判が高く、アルバムの出来もよかったので、このアルバム部門くらいにはノミネートされても罰は当たらないのになあ、とデビューからのファンとしては思うのでありました。

さてこの部門のノミネートを見ると、やはり昨秋のCMAアウォードでもクリス・ステイプルトンをガッチリ押さえて受賞したケイシーの『Golden Hour』が本命◎ということになりますね。CMAでこの部門、クリスが『From A Room: Volume 2』でノミネートされたと聞いた時から「ああ、こりゃ去年の『Volume 1』に続いて2年連続受賞になるんだろうなあ」と思っていたのでケイシー受賞の報は嬉しい驚きでした。なので、クリスは去年グラミーのこの部門を取ってますが、今回のケイシーの本命は堅いと思います。受賞すれば2014年第56回、テイラー・スウィフトの『Red』を押さえてデビュー・アルバム『Same Trailer Diferent Park』で受賞して以来2回目の受賞となります

従って対抗○はクリス・ステイプルトン。クリスは2016年第58回、当時ブレイク作となった『Traveller』と昨年第60回『Volume 1』で受賞していますので、今回取ればここ4年で3回目の受賞ということになります。

穴×は一昨年第59回の新人賞部門で、今年「The Middle」や「Dear Hate」でノミネートされまくりのマレン・モリスと並んでカントリー界からノミネートされたケルシー・バレリーニのアルバムに。



さて予想もあと残るところ17部門。この後はアメリカーナ部門に行きますのでお楽しみに。
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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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