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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■2011年My Best Albumsカウントダウンその1

■2011年My Best Albums - #10


ええ、皆様、明けましておめでとうございます。なんて、もう今日で松の内も終わりになって新年のご挨拶でもないですね。今回確認してみたら、何と去年9月以降初めてのアップになってしまってました。このブログの場合、間が空くことは結構過去もあったのですが、去年は仕事の方で怒濤の一年だったもので...でも先週でもって仕事の方もいろんな意味で一段落付いて、しばらくはちょっと余裕があるのでここで年末年始恒例のお題を一気にこなそうと思ってます。よろしくお付き合いのほどを。

MusicMagazine.jpgということで、その第一弾、去年は何故か飛んでしまっていた、年間My Best Albumsのカウントダウンをキックオフしたいと思います。とはいえ、去年がそう言うわけで公私ともに怒濤の一年だっただけに、年末になるまで殆どアルバムを買う余裕がなくて、12月に慌てて気になっていた作品、話題になっていた作品あれこれを買いあさって突貫で聴いたので、ちょっと作品の聞き込み度という点では例年に比べやや薄くなっているかもしれません。今年も年末恒例で『ミュージック・マガジン』誌の年末号を買ったのですが、今年のかの誌のチャートはアメリカがグラミー賞の最優秀アルバム部門にもノミネートのボン・イヴェールと、イギリスがアデルと、意外と意外性のない選出で海外各誌の選出に比べるとおもしろみがなかった、というのが正直なところでして。アメリカの10位に今は化石と化したレッチリが入ってたりとか、イギリス部門の3位にコールドプレイが入っていたりとか、こういう一般音楽誌とあまり変わらない選出をされると、わざわざこの雑誌を買う必然性がないなあ、と思った次第。でもイギリス部門のジェイムス・ブレイクとか、ラップ部門のドレイクなど、年内に聴けなくて、年明けに聴いて結構はまっているアルバムもあったので、やはり今年はちゃんとその年のアルバムはその年に聞こう、と思った次第でした。

というところで昨年の僕の10位から参ります。

My Top 10 Albums of 2011
#10: Ceremonials - Florence + The Machine (Universal Republic)

Florence+TheMachine_Ceremonials.jpgフローレンス・ウェルチ率いるフローレンス+ザ・マシーンはこの2年ほどでいろんな意味でシーンにおける存在感を高めてきたな、というのが僕の感触。2009年のデビュー作『Lungs』とUKでのブリット・アウォードの2年連続受賞、そして2010年にあの人気TVドラマ『Glee』でもいち早くカバー対象となった「Dog Days Are Over」のアメリカでのヒットなどで一気に英米両方のメディアでも注目される新進アーティストとしての位置を確立、2010年のグラミー賞新人賞にもノミネートされるなど、デビューからの表舞台への進出のスピードはかなり速いモノがあった。その2010年の活躍を評価されたか、2011年2月のグラミー賞授賞式では、ジェニファー・ハドソンらの実力者たちと並んでアレサ・トリビュートのパフォーマーの一人として登場、力が入りすぎて音を外すなどしながらもR&Bへの憧憬をめいっぱい感じさせる微笑ましいフローレンスのパフォーマンスが、僕的には彼女への好感度をぐっと上げたのでした。

で、去年の11月にドロップされたこのアルバム、ジャケからして前作以上にシアトリカルな展開が予想されたのだけど、冒頭のFlorence.jpgOnly If For A Night」からいきなりその予想を全く裏切らない、ケイト・ブッシュやかくあらん、という感じの重たいながらも迫力満点のグルーヴで持って行く感じの曲でいきなりアルバム全体のトーンをセット。続く「Shake It Up」は一転してキャッチーなリフメロで、大陸的なノリでアゲアゲに(といってもマイナー調だが)持って行く、アメリカのFMとかでも受けの良さそうな曲で更に聞く者をぐいぐいと作品の中に引っ張り込んでくる力強さがある佳曲。その後もいかにもイギリス的な陰の部分を持ち、ケイト・ブッシュやビョークに影響を受けたというフローレンスらしいパフォーマンス・スタイルが、実は根底に流れるR&B的要素をそこここに感じさせる楽曲と相まって聞いていて大変心地よい。「Breaking Down」や「Lover To Lover」なんて、フィラデルフィア・ソウルやアトランティック・ソウルが80年代のデヴィッド・ボウイーチャイナ・クライシス当たりを通過してるような感じの不思議な楽曲に仕上がってていいねえ。とにかくうまく表現できないが、このアルバム、深いところで結構僕の音楽的ツボを突いてくれていて、年末の超忙しい時期に毎朝の通勤時、一日をキックオフするのにちょうどいい感じで僕を刺激してくれた、ありがたいアルバムだったのです。

残念ながら本作からはまだ英米共に大きなヒットシングルは生まれていないが、既にUKでは初登場ナンバーワンを記錄。ビルボードのアルバムチャートでも最高位6位を記錄、ロック・アルバム・チャートでも年末から年始にかけて通算2週間トップを取るなど、アメリカにおける人気と存在間も着実に築いているようだ。去年の感謝祭の週にはあの『サタデイ・ナイト・ライブ』にも出演して全米のお茶の間への露出も充分。そんな中で発表された本作は『Lungs』で世間の耳目を集めたフローレンスが、より楽曲の完成度と、シーンにおける存在感を確立したという意味では注目に値する佳作だと思う。折しも、2/1には初来日を果たし、赤坂ブリッツで一夜限りのライブを行う。過去にライブで、自分の好きなR&B系やヒップホップ系のアーティストの曲をカバーしたことの多いフローレンス(昨年BBCのライブではドレイクの「Take Care」をやったそうな!)、自作のパフォーマンスと共にどんなカバーを、どんなステージを見せてくれるか楽しみだ。もちろん私は行って来ます。

続きもまたアップします。乞うご期待。
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