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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
【年末恒例企画#1】2019年ビルボードHot 100年間チャート予想(Part 3, 10-6位)

昨日の朝起きてみたら既にビルボード誌が今年の年間チャートを発表した模様で、メールのタイトルを見ると1位はやっぱりなーんも面白くない結果になってるようでちょっと今年はプライベートの関係で出遅れてしまってこの予想ブログも残念なことになっちゃいましたが、ビルボードビルボード、僕の予想は予想ということで(おいおいw)最後まで発表したいと思います(^^)

ということでいよいよトップ10の予想です。


10. Dancing With A Stranger ▲2 - Sam Smith & Normani

Hot 100 - 45週、Top 40 - 41週、Top 10 - 8週)
2019.4.27-5.4 & 5.25付 最高位7位

Dancing With A Stranger

去年の今頃はカリードとのデュエットで映画『Love, Simon』の挿入歌「Love Lies」をヒットさせてた元フィフス・ハーモニーノーマニ嬢、今度はサム・スミスとのタッグのこの曲をまたまたUK3位、全米7位の大ヒットに、そしてHot 100 45週というロングヒットの関係で年間でも(ビルボードは知らんがw)予想トップ10に送り込んで来ました。

何せ歌の巧い二人なので、今風の打ち込み音数の少ないシンプルな楽曲アレンジでもゴージャスなポップソングに仕上がってますが、楽曲構成が今時あんまりないAメロ+サビのみ、というシンプルさなんで、例えばこれ、洋カラとかで歌うと意外とこの重厚さを出すのは難しいかも。サムの前作『Thrill Of It All』(2017)で「Too Good At Goodbyes」(UK1位、全米5位)を一緒に書いてプロデュースしてたスターゲイトサム、ノーマニの共作です。

ノーマニ
もそろそろコラボじゃなくてピンでヒット出さないとジリ貧になりかねないな、と思ってたら今年は初めてのピンヒット「Motivation」が出ましたが、やはりノーマニ一人ではパワー不足なのか、最高位33位に終わってます。いずれにしてもこの曲、そしてサム・スミスのこの間のカルヴィン・スミスとの曲も、2人のそれぞれのアルバム未収録なので、年明けにはこの2人の新作(ノーマニはソロデビューアルバム)が出るんでしょうな。サム201557回グラミーでアルバム以外の主要3部門を総なめして以来一度もノミネートすらされてなくて(今回のこの曲も無視されてます)何だかちょっとパワーがダウンしたような感じもあり2020年は3年ぶりの新作でも出してドカーンと花火を打ち上げて欲しいもんです。


9. 7 Rings - Ariana Grande

Hot 100 - 33週、Top 40 - 32週、Top 10 - 16週、Top 5 -14週)
2019.2.2-3.2 & 3.23-4.6付 1位8週

7 rings 

さあアリアナのもう1曲のNo.1ヒットがここに入ってきてます。シンセ音とチキチキハイハットのトラップ・ポップ風なトラックに乗って最初の数小節が映画/ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の有名曲「私のお気に入り(My Favorite Things」をそのままのメロディで歌い直すという、おそらく彼女のファンの世代には「どっかで聴いたことあるメロディ」的な受け方したと思われますね。そういうこともあってか、これまでのアリアナの曲では一番ヒップホップ寄り(というかまんまトラップ・ポップ)で途中アリアナが歌うんじゃなくてラップっぽくやってる、という彼女としてはやや異色の曲ながらThank U, Next」に続く初登場1位を記録。そこから途中2週間「Shallow」とジョナス兄弟の「Sucker」に1位を抜かれながらトータル81位という、彼女にとっての最大のヒットに

この曲のリリースに先立って、アリアナがこのタイトルを使ったタトゥーを公開したんだけど、日本びいきのアリアナが日本語で「七輪」(笑)と入れちゃったという笑えない話がありました。しかもこれに対するネット上の日本人達からの心ない突っ込みで、彼女が日本語勉強してたのをやめた、なんてニュースが伝わって来てて「突っ込んだ連中も母国語でないことについての誤りに対して容赦なく突っ込み過ぎてて、何だかなあ」と思ってたのですが、その後リリースされたこの曲のPVを見ると、オープニングに品川ナンバーの車は登場するし、タイトルも今度は正しく「七つの指輪」と正しい日本語表記になってたのでちょっと安心しましたね。やっぱ日本に興味ある人に日本や日本人を嫌いになって欲しくないし、と言う気持ちは個人的に強かったりするんで。

さて、この曲、トラップポップ意匠を強く出したということもアリアナには新しい試みですが、歌詞の内容も「お揃いの7つのダイヤの指輪を買って6人の友達(bitches)にあげたの」とか「ティファニーで朝食、シャンパンボトル」なんて何だかブリンブリンの内容の歌詞ってのもここんとこのアリアナっぽくないな、と最初感じてました。ただ彼女のコメントによるとこの歌は「女性を勇気づけるための歌」とのことなんで、別に彼女の軸がぶれてるわけではなさそう。ただエンパワーメントを「お金で買えるもので解決できる」っていう表現されちゃうとちょっととまどうのは事実ですな。あと、一点気になるのは、これだけの大ヒットなのにこの曲、RIAAのゴールド・プラチナ認定を未だに受けてないこと。ということはチャートのポイントの多くはストリーミングってことなんだろうなあ。


8. Talk ▲2 - Khalid

Hot 100 - 41週、Top 40 - 35週、Top 10 - 19週、Top 5 -13週)
2019.6.8-22 & 7.13付 最高位3位

Khalid Talk

さて個人的には待望の(笑)カリードの今年のもう1曲のヒット「Talk」が予想では年間8位にランクイン。アルバム『Free Spirit』から「Better」に続くシングルとしてリリースされたこの曲、「Better」同様、ここんとこ続いてた他のアーティストとのコラボとか、映画のタイインとかそういう要素なしにカリードの「うた」だけ勝負してるのもいいとこだけど、何たってこの曲の楽曲としての魅力とカリードの歌唱が素晴らしいの一言に尽きるね。「Can we just talk?」っていう最初の歌い出しで間違いなくつかまれる。なかなか最初の歌い出しだけで惚れ込める曲ってそうそうないと思う。トラック的にもシンプルな打込みとクラッピングだけで余計なことを一切してないし、何よりカリードが、好きになった相手に対する純粋な気持ちを切々と歌う歌詞の中にswearing wordsf**kとかb***hとかd**nとかあの手の言葉ね)が一切ないというのもとても新鮮、純粋に曲だけで酔えるそんな曲。そういう歌を21歳で歌えちゃうカリードってやつもやっぱりただもんじゃないわ。そしてこの曲、カリードとあのディスクロージャーローレンス兄弟との共作というのを知って、カリードR&Bの魅力たっぷりのメロディと、ディスクロージャーの創り出すシンプルで素敵な打込みビートの化学変化がこの曲の魅力を創り出してるんだなあ、と納得。

チャート的には2/2344位で初登場の後一旦55位まで下がっちゃうんだけど、そこからジリジリ巻き返して4/641→40位という地味なアクションでトップ40入り。ああこんなにいい曲なのにこの曲、20位台どまりかなあ、と思っていたら4/2039→18位にジャンプアップ。更に5/4には見事8位でトップ10入り、その後トップ1019週滞在して、最高位3位を合計4週間マークするという、今時のHot 100ヒットらしくないチャートアクションで立派な大ヒットに

そしてこの曲の人気はR&Bソング・チャートで存分に結果を出していて、この前の151位の「Better」と1位を交代する格好でその後181位を独走。つまり2019年のR&Bソング・チャートの1位の6割はカリードが独占した(後はクリス・ブラウンドレイクの「No Guidance9週、リゾの「Good As Hell5週<12/5付現在>)格好。今回のグラミーではレコード・オブ・ジ・イヤーにノミネートされてるけど、むしろソング・オブ・ジ・イヤーノミネートが妥当だったんじゃないかと思うROYも競争厳しいけど、カリードどういうわけかR&B部門には一切ノミネートされてないので、ここで取ってくれると嬉しいけどなあ。無理かなあ。


7. Happier ▲5 - Marshmello & Bastille

Hot 100 - 39週、Top 40 - 39週、Top 10 - 21週、Top 5 -6週)
2019.2.16位 最高位2位

Marshmello Bastille Happier

出ました怪人マシュメロ(笑)。しかしHot 100史上かぶり物でこれだけ次から次にヒットを飛ばしたアーティストもいないよね。明らかにこのかぶり物スタイルはデッドマウスの影響だと思うんだけど、今やマシュメロEDMやエレクトロのシーンに止まらず、ほとんどのヒットがポップやカントリーなど他のジャンルのアーティストとのコラボというのも異色。ある意味2010年代のポップスターの一類型を見せてくれてる、そんな存在かも。

で、この「Happier」。2014年に「Pompeii」の大ヒット(全米5位、UK2位)を放ったグループ、バスティーユとのコラボで、曲はもともとバスティーユ2人がジャスティン・ビーバー用に書いていた原案をたまたま知り合ったマシュメロと意気投合して自分達の曲としてリリースすることにしたらしい。この曲も、今回このブログの予想に登場してきた「Talk」とか「Dancing With A Stranger」同様、シンプルなメロディでややメランコリックな曲調ながら、歌詞は「君にハッピーになってもらいたいんだ/君の気持ちをよくしてあげたいんだよ」とひたすら繰り返すという、とてもアップビートな内容。それが多分多くの人の琴線に触れたのか、この曲英米両方のチャートで最高位2位を記録Hot 100では一旦3位で最高位を付けながらその後15週間トップ10内をうろうろしながら2/16付で突如2位にジャンプアップするという、ロングヒットに。

そしてロングヒットというと、この曲ヤバいです(笑)。実はダンス・エレクトロニック・ソング・チャートでは、リリース直後の昨年9/29付で1位になってから、何と今に至るまで1位を独走中、12/5付現在で驚きの631位を継続中なんですわ。

でもねえ、この曲のメッセージと、このPV見たらこの曲嫌いになる人、いないと思うな。このPVもヤバいです。多分自分が年取ってきて涙腺がもろくなってるからだけじゃない、と思う。是非見て下さい。


6. Sucker ▲2 - Jonas Brothers

Hot 100 - 38週、Top 40 - 38週、Top 10 - 22週、Top 5 -9週)
2019.3.16付 1位1週

Jonas Bros Sucker

2006年にデビューしたジョナス・ブラザーズが、メンバーのソロ活動後突然グループ解散したのが2013年。その後、ソロでやってたニックは「Jealous」(20157位)「Chains」(同13位)「Close (Featuring Tove Lo)」(201614位)とパラパラとヒットを飛ばし、ジョーDNCEを結成して「Cake By The Ocean」(20159位)をヒットさせてたりしてたけど、何となく地味な状況で、このままソロ活動で先細りしていくのかな、と思ってた。ところが昨年末突如再結成を発表、リリースしたこのシングルが何と彼ら初の1位、しかも初登場1位ですわ。やっぱジョナスのファンって彼らの復活を待ってた人が多かったんだろうなあ。

曲は「僕は君にメロメロなんだ(Im a sucker for you)」というストレートなラブソングで、アップテンポなギター・ロックポップといった、特段目新しさはないんだけど、やっぱこの曲の持つストレートでポジティブなメッセージも受けたと思うカリードの「Talk」やマシュメロ/バスティーユの「Happier」もそうだけど、今年の大ヒットってこういうポジティヴなメッセージのものが多いような気がして、これもトランプ政権を取り巻くネガティブな風潮に救いを求めるオーディエンス心理みたいなものがかなり影響してるのかもしれないな、と思ったりしてます。

そしてこの曲もPVがポイントで、登場する美しい女性達は全てジョナス3兄弟の実の奥さん達だというからなかなか微笑ましいというか、心温まるというか。やっぱこういうのにファン(特に女性ファン)はキュンと来るんでしょうなあ。オジサンから見ててもいいなあ、と思うんだから。この曲の後、3兄弟好調で、6月リリースのアルバム『Happiness Begins』もめでたく解散時期を挟んで3作連続の初登場1初週売上も357,000枚と2019年第2位の初週売上1位はテイラーの「Lover」の679,000枚)を記録、完全復活に華を添えたのでした。


さて、本チャンの年間チャートはもう発表されちゃってますが、この「予想」、最後まで行きますので今少しお付き合いを。

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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