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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
毎度恒例企画〜第55回グラミー賞大予想 #7
...さっきまで2部門くらい書いて、朝飯食っている間に家族がブレイカー飛ばしちゃった関係で全部原稿が消えてしまって一気にテンション下がりまくっているところ。大体原稿セーブしてない時に限ってこうなるんだけど。うーん。何とか気を取り直してアメリカン・ルーツ部門行ってみたいと思います。
23. 最優秀アメリカーナ・アルバム部門

  The Carpenter - The Avett Brothers
  From The Ground Up - John Fullbright
◯ The Lumineers - The Lumineers
☓ Babel - Mumford & Sons
◎ Slipstream - Bonnie Raitt

AvettBros_Carpenter.jpgJohnFullbright_FromTheGroundUp.jpgTheLumineers.jpgMumford&Sons_Babel.jpgBonnieRaitt_Slipstream.jpg

今年で4年目を迎えるこの部門で過去2回受賞しているリヴォン・ヘルムが、去年も貫禄で受賞後の4月に急逝してしまったので、心なしか今年のこの部門のラインアップが何となく寂しく見えてしまうのは僕だけか。去年のグラミー賞授賞式期間中に急逝したホイットニーといい、没後のロックの殿堂入りを果たしたドナ・サマーといい、ここのところ一時代の音楽シーンを支えてきた重要なミュージシャンが次々に他界しているので、何となく自分の年も感じてしまって切ない限り。とはいえ、今年のこの部門、何と言っても昨年実に7年ぶりにリリースした15作目のオリジナル・アルバム『Slipstream』がその筋では大変評判のいいボニー・レイットが頑張っているので、やはり本命◎は彼女でしょう。え?やはりこの部門は主要アルバム賞にもノミネートされてて、全米の売上も初週で60万枚売ったマムフォード・アンド・サンズか、やはり主要新人賞部門にノミネートの新進気鋭の3人組、ルミニアーズじゃないかって?いえいえ、あなた、この部門、何と言っても「アメリカーナ・アルバム」部門っていう位のもんで、たかだかちょっと話題になったくらいで、イギリスからぽっと出のお坊ちゃんフォーク・グループにアメリカ人がこの部門を渡すわけがありませんがな。ここはマムフォード・アンド・サンズには申し訳ないけど穴☓で我慢してもらうことにして、対抗◯は、昨年の今頃はまだカフェでバイトしていたとのことで、昨年12月のノミネーション発表ライブでは「信じられない!」と初々しくネイラ嬢がコメントしていた、デンバー出身のルミニアーズに進呈しましょう。残念ながら4月に予定されていた初来日は中止になっちゃったみたいだけど、ここのところ日本のラジオでも大ヒット「Ho Hey」がちょくちょくかかるようになってきて、ひょっとしてフジロックとかに急遽出演決定!なんてニュースが飛び込んで来るのでは?と楽しみですね。

24. 最優秀ブルーグラス・アルバム部門

◯ The Gospel Side Of - Dailey & Vincent
  Life Finds A Way - The Grascals
☓ Beat The Devil And Carry A Rail - Noam Pikelny
  Scratch Gravel Road - Special Consensus
◎ Nobody Knows You - Steep Canyon Rangers

Dailey&Vincent_GospelSideOf.jpgGrascals_LifeFindsAWay.jpgNoamPikelny_BeatTheDevil.jpgSpecialConsensus_ScratchGravelRoad.jpgSteepCanyonRangers_NobodyKnowsYou.jpg

さあ困った。この部門は全くわからんぞ。大体この部門は、過去ブルーグラスの女王、僕も大好きなアリソン・クラウスか、既に斯界ではベテラン的存在となったリッキー・スキャッグスケンタッキー・サンダーが過去それぞれ6回(1990/33回、1992/35回、1997/40回、2001/44回、2003/46回、そして去年2011/54回では僕の年間トップ10アルバム第3位の『Paper Airplane』での受賞)と5回(1998/41回、1999/42回、2004/47回、2006/49回、2008/51回)受賞と、完全にこの2組で独占されている部門。だから彼らがアルバムを出すと必ずノミネートされて、必ず受賞するというとっても予想の簡単な部門のはずだったのですが、今年はどちらも新譜が出ておらず、ノミネートされた誰が取っても初受賞、という混戦模様となってます。とはいっても予想はしなきゃいかんので、ええっと無理やり予想すると、本命◎は過去に2回受賞経験のある人気コメディアンのスティーヴ・マーティン(彼のバンジョー奏者としての実力は業界でも有名)との共演も過去に何度も経験のある、ノース・キャロライナの6人組、スティープ・キャニオン・レンジャーズに行ってみようかな。昨年からアリソンも所属しているラウンダー・レコードとの契約を果たしてこれからメジャーな場に出てきそうな感じもあるので。残りの予想もよーわからんけど、リッキー・スキャッグスケンタッキー・サンダーに在籍経験のあるダーリン・ヴィンセントを擁するナッシュヴィルの6人組、デイリー&ヴィンセントか、ドリー・パートンとの共演が業界で認められたきっかけになって、最近もちょくちょく共演しているグラスカルズ名前が結構面白いよね。ラスカルズ好きなんだろね)か、それとも先日CBSテレビの『David Lettermen Show』でかのスティーヴ・マーティンと共演して「Dueling Banjo」を演奏、喝采を博したという若手バンジョー奏者、ノーム・ピケルニーか、というところだけど、一応過去の受賞者との関係度を考えて、対抗◯デイリー&ヴィンセント、穴☓ノーム・ピケルニーということにしとこうかな。まあ、はっきり言って当てずっぽうなんですけどね。

25. 最優秀ブルース・アルバム部門

☓ 33 1/3 - Shemekia Copeland
◎ Locked Down - Dr. John
  Let It Burn - Ruthie Foster
  And Still I Rise - Heritage Blues Orchestra
◯ Bring It On Home - Joan Osborne

ShemekiaCopeland_3313.jpgDrJohn_LockedDown.jpgRuthiFoster_LetItBurn.jpgHeritageBluesOrchestra_AndStillIRise.jpgJoanOsborne_BringItOnHome.jpg

この部門、去年はテデスキ・トラックス・バンドが初受賞(スーザン・テデスキが合流する前のデレク・トラックス・バンド名義では2009年に受賞)したけど、伝統的には正統派のブルース・ミュージシャン中心の受賞となっている部門。そんな中、まだブルース部門がトラディショナルとコンテンポラリーの2部門体制だった頃にそれぞれで1回ずつ受賞(1992/35回、2008/51回)してたのがニューオーリンズの怪人、Dr.ジョン。なので今回も彼が本命◎でくるのが妥当な線かな。もう一人ノミネーションで目を引いたのが、90年代のロック・ファンには1995年の大ヒット「One Of Us」が記憶に新しいジョーン・オズボーン。デビューした1995年度/38回のグラミーでは主要4部門を含む6部門に華々しくノミネートされていたのだけど、受賞はシール、アラニス、フーティーズに持っていかれ、その後「あの人は今」状態だったんだけど、その間実はアメリカン・ルーツ・ミュージック関係の活動を活発にやっていて、2002年にはモータウン・レコードのバック・ミュージシャンとして名高いファンク・ブラザーズとツアーしたり、2005年ころにはジャム・バンドで有名なフィッシュフィル・レッシュ&フレンズと頻繁に共演したりなどして実はその筋では着実に活動を進めていたみたい。昨年は「One Of Us」があの『グリー』でもカバーされるなど、注目がまた集まり始めている中でのこのノミネーション。十分受賞の可能性ありということで対抗◯をつけましょう。本当に取れば1995年デビュー以来の初受賞ということでちょっといい話なので。穴はそのDr.ジョンスティーヴ・クロッパーがプロデュース、先のブルース・フェスティバルでは、ブルースの女王ココ・テイラーの娘さんから「Koko Taylor Crown」を授与されたという若干33歳の若手黒人ブルース女性シンガー、シェメキア・コープランドに。

26. 最優秀フォーク・アルバム部門

  Leaving Eden - Carolina Chocolate Drops
◎ Election Special - Ry Cooder
  Hambone's Meditations - Luther Dickinson
◯ The Goat Rodeo Sessions - Yo-Yo Ma, Stuart Duncan, Edgar Meyer & Chris Thile
☓ This One's For Him: A Tribute To Guy Clark - Various Artists

CarolinaChocolateDrops_LeavingEden.jpgRyCooder_ElectionSpecial.jpgLutherDickinson_HambonesMeditations.jpgYoYoMa_GoatRodeoSessions.jpgThisOnesForHim_TributeToGuyClark.jpg

このメンツで何と言っても目を引くのが、昨年の大統領選挙でのオバマミット・ロムニーの二人(特に後者)をひりりと風刺的に歌っている『Election Special』を昨年リリースして相変わらずの作風を維持しているライ・クーダー。実は彼、グラミー過去に様々な部門(トロピカル・ラテンとかポップ・インストゥルメンタルとか)で6回も受賞しているグラミー常連組の一人なので、今回の作品も風刺の効いた歌詞がニヤリとさせられる楽曲といい、パフォーマンス自体も含め十分本命◎の貫禄ある作品ですね。ところでええ?と思ったのはこの部門に何とチェロで有名なヨーヨー・マがノミネートされていること。彼は2009年にオバマ大統領President Committee on Arts and Humanitiesのメンバーに指名されているということで最近のアメリカ音楽文化の継承活動には結構活発に関与している模様。一方このアルバム『The Goat Rodeo Sessions』は、ブルーグラス・バンドのニッケル・クリーク(彼らも結構いいバンドです)のマンドリン奏者、クリス・サイルを始めとするブルーグラスのベテラン・ミュージシャンとコラボして、クラシックとブルーグラスのマッシュアップをやってる作品みたい。ふーん結構面白そうだよね。一度聴いてみてもいいかも。ということで知名度も含め対抗◯ということで。穴☓はロドニー・クロウェル、エミルー・ハリス、ヴィンス・ギル、クリス・クリストファーソン、ウィリー・ネルソン、ロン・セクススミス(!)といった錚々たるメンツが1970年代から90年代にかけてナッシュヴィルで様々なミュージシャンに曲を提供した巨人ガイ・クラークの曲をカバーしている2枚組トリビュート作に敬意を表して。

さて、もう少し。残りは午後にアップします。(つづく)


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