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Life Is A Rock - 洋楽こそ我が人生
洋楽全般について、英米ヒット・チャートに登場有無に関係なく、お気に入りの洋楽作品についての独り言やコメントをつれづれに掲載します。「新旧お宝アルバム!」「恒例グラミー賞大予想」など定期コラムが中心です。洋楽 ファンサイト、meantime(www.meantime-jp.com)のスピンオフ企画としてお楽しみ下さい。
■Billboard対抗企画:独自集計Decadeチャート発表!Part 6
昨日大掃除終わったと思ったのが甘くて、今日も朝から家族総出で大掃除。しかしおかげで気持ちよく新年を迎える体制が整いました。今夜はまったりとiPodで作った2009年ヒットミックス・プレイリストを流しながらゆったりと年越しと行きたいものです。さて独自集計デケード・チャート発表もいよいよ大詰めですが、その前に昨日のデイリー・トリビア・クイズの回答です。問題は、

2000年代で最もHot 100再登場回数が多かったトップ40ヒットは誰の何という曲だったでしょうか?

皆さん判りましたか?答えは...実はこれ2曲タイで「3回再登場、すなわち合計4回別々のチャートランを経験してトップ40入りした曲が2曲」ありました。それはこの2曲でした。

1. Chasing Pavements● - Adele (2009年最高位21位)Adele_ChasingPavements.jpg
  • 1回目:2008/11/08初登場、1週 最高位82位
  • 2回目:2008/12/20再登場、2週 最高位96位
  • 3回目:2009/01/10再登場、1週 最高位94位
  • 4回目:2009/02/21再登場、3週 最高位21位

2. That's Not My Name▲ - The Ting Tings(2009年最高位39位)TingTings_ThatsNotMyName.jpg
  • 1回目:2008/12/20初登場、1週 最高位88位
  • 2回目:2009/01/17再登場、2週 最高位96位
  • 3回目:2009/02/14再登場、17週 最高位52位
  • 4回目:2009/07/18再登場、6週 最高位39位

「ああ、そういえば」と思いついた方もいたのでは。これ以外に3回Hot 100に別に登場している曲が全部で11曲ありました。ちなみに全てのHot 100ヒットのうち、最多の再登場回数記録は、マイケル・ブブレの「Home」(2005年最高位72位)とエイミー・ワインハウス(フィーチャリング・ゴーストフェイス・キラー)の「You Know I'm No Good」(2008年最高位77位)の2曲がそれぞれ何と6回別々にHot 100に登場していました。まあ何度も何度もご苦労さん、という感じですな。

では大詰めの独自集計デケード・チャート発表、参ります。

2. Yeah!▲ - Usher Featuring Ludacris & Lil Jon
     (2004/2/28 - 5/15 12週 最高位1位)(BB誌:2位)
     (Hot 100 - 45週、Top 40 - 41週、Top 10 - 24週)

Usher_Yeah.jpg 3位の独自集計がビルボードとは大番狂わせだった反面、ここはピチッと合ってきました。2004年といえばやはりアッシャーがメガブレイクした年、そしてそのブレイクのきっかけが彼本来のマイケル・ジャクソン・フォロワー的な意匠ではなく、その前年から台頭してきたリル・ジョンの打ち出す「クランク」路線を巧みに楽曲に取り込んだばかりか、当のリル・ジョン自身もフィーチャーしたこの曲で一気にメインストリームR&Bの覇権を握った、というのが実態だったでしょうね。アウトキャストの『Speakerboxx/The Love Below』の大ヒットで幕を開けた2004年は3月以降年末まで、この「Yeah!」を皮切りに「Burn」(「Yeah!」に連続1位、8週)、「Confession Part II」(2週1位)、アリシア・キーズとのデュエット「My Boo」(6週1位)と立て続けにチャート首位を席巻し、正に年男の面目躍如たるところを示したもんでした。この年の年間チャートでは1位がこの「Yeah!」、2位が「Burn」と年間上位2位をアッシャー独占、という1964年のビートルズ以来(1位「I Want To Hold Your Hand」2位「She Loves You」)の快挙を達成。しかしこのまま続くかと思われたアッシャー天下はさほど長続きせず、2008年にヤング・ジージーを従えての「Love In This Club」で1位を取ったものの、その後のチャートアクションはジミ。最近ではジャスティン・ビーバーを発掘するなどこのままサウンドメイカーの方向に進んでいくのか?という動きも見えます。まあ功成り名を成し遂げているので、下手にレコード出してプロモーションしてツアーして、なんてことするよりも自宅の豪華なスタジオで音作りに励んでる方がいいのかもしれません。ただ間違いなく2000年代に一時代を画したアーティストであり、曲であることは評価を一にするところでしょうね。
 
 そして1位は.....(ドラムロール、プリーズ)

1. We Belong Together▲ - Mariah Carey

      (2005/6/4 - 25 & 7/9 - 9/10 14週 最高位1位)(BB誌:1位)
      (Hot 100 - 43週、Top 40 - 35週、Top 10 - 23週)

MariahCarey_WeBelongTogether.jpg ...ということで、デケード1位はビルボード選出と同じく、マライア・キャリーの「We Belong Together」でした。2位の「Yeah!」と比較すると、Hot 100週数、Top 40週数、Top 10週数とすべての滞在期間データでは「Yeah!」が勝っているものの、やはり12週1位と14週1位の差は大きかったか。それよりも何よりも2000年代初頭、ソニー・ミュージック社長のトミー・モットーラとの離婚、その後の奇行を中心としたタブロイド・スキャンダルなどで一時はそのアーティストとしての活動もフェイドアウトか?と思われた時期もあったことを思うと、やはり2005年発表の事実上のカムバック作『The Emancipation of Mimi』の素晴らしい出来と、そこからのセカンド・シングルとなったこの「We Belong Together」の大ヒットはエクセレントの一言。彼女の完全復活を決定づけたこの曲の大ヒットにより、その後も『E=MC2』(2008)、そして今年の『Memoirs Of An Imperfect Angel』といった充実した作品を相次いで発表しており、デビュー以来その活動を見守っている僕としては頼もしい限りだ。去年にはえらい年下のニック・キャノンと再婚、来日時にMスタに出演して放送の中でノロケてたくらいなので、彼女の現在の充実ぶりは本物なんでしょうね。思えば1990年代における最大のヒット曲もやはりマライアボーイズIIメンの「One Sweet Day」(1996年16週間1位)だったわけであり、このデケード1位で、マライアは2デケイド連続で最大ヒットを飛ばすという、あのビートルズもできなかった偉業を成し遂げたということで。そんなに凄みのあるアーティストではないんだけど、やはりアーティスト・パワーの持続性というか均質性がとても高いアーティスト、といって差し支えないでしょうな。ホイットニーといい、ブリトニーといい、一度どん底からはい上がって来た女は強しというところでしょうか。ちなみに過去10週以上のNo.1が全部で25曲ありますが、「One Sweet Day」の16週が最長、「We Belong Together」の14週ホイットニーI Will Always Love You」(1992)、ボーイズIIメンI'll Make Love To You」(1994)、ロス・デル・リオMacarena (Bayside Boys Mix)」(1996)、エルトン・ジョンCandle In The Wind 1997」(1997)そしてBEPI Gotta Feeling」(2009)と並んで同率歴代2位の成績です。当然2005年の年間チャートも、グウェン・ステファニの「Hollaback Girl」を押さえて堂々1位、翌年のグラミーでもこの曲で最優秀R&Bソング賞、最優秀女性R&Bボーカル賞、アルバム『The Emancipation Of Mimi』で最優秀コンテンポラリーR&Bアルバム賞3部門を獲得、デビューした1990年以来の受賞でカムバックに花を添えたのも記憶に新しいところですね。ということで1位ですのでゆっくりPVをご覧下さい。


ということでお送りしてきた独自集計デケード・チャート、いかがでしたか。上位はジェイソン・ムラーズ以外は(笑)ほぼビルボードの集計と同じでしたが、言い換えればこれら上位の曲は間違いなく2000年代のアメリカ・メインストリームのポピュラー音楽を代表する曲たちだったということ。そして今日は大晦日。除夜の鐘を聴きながら、紅白もいいですが、デケードの曲を聴きながら年越しそばをすする、というのも乙な年越しではないでしょうかね。

というわけで2010年もよろしくお願いします。年明け最初の企画は、2009年マイ・ベスト10アルバムの発表です。お楽しみに!
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コメント
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No title
Adele,The Ting Tingsの両者
なるほどです。
ただ、後者は苦手なので、持っていません。

Mariahは、2ディケイド連続は素晴らしい記録ですね。
流石ですね。
ところで、いつからフェロモンムンムンなジャケで押す様になったんでしょうか?
彼女、たわわ過ぎやしませんか?
2010/01/04 (月) 16:41:36 | URL | bojdoog #79D/WHSg[ 編集 ]
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